学園公営の男子寮。なお寮は公営私営含めて他にもいくつか存在している。
家賃がほぼ無料なので、最新の設備とは言えないもののそれなりの設備が揃っている。
ロビー、食堂、大浴場などなど、まさに寮というような設備である。
部屋はキッチン、ユニットバスなどが備え付けられている。特に学園側から監査があるわけでもないので部屋を好きなように改造している生徒もいるという。
一人部屋から二人部屋、など部屋の種類は豊富。
女子寮との設備の差が存在しており、このような処遇は現代の価値観に合わないのではないかと入寮者の一部からは是正せよとの声があげられている。
参加者(0):ROM(1)
Time:02:39:07 更新
ご案内:「常世寮/男子寮 部屋」からジャスパーさんが去りました。
■ジャスパー > ――ネガティブな思考は終わりだ
後は眠れば、きっと快復しているだろう
馬鹿は風邪を引かないという。ということはつまり、少しは馬鹿ではなくなったのか
なんてことを考えつつ…ずびびび、と鼻を啜って、浅い眠りについた
看病してほしい影などは…まだ浮かばなかったが、少しだけ笑顔で
■ジャスパー > >
(ただ…)
<ホレちゃったコのまえホンバンでもそれくらい堂々とやってほしいモンだ>
(そーだな。これからもし…)
身を焦がすような炎に、出会ったなら
せめて、堂々としよう
焼かれて、恥ずかしくて、悶えようとも
■ジャスパー > 反響する、反響する
頭の中でぐわんぐわん
<扉の鍵を開けてくれるひとを、見つけられるとイイな>
そんなの、俺には眩しすぎる
なんてネガティブな思考になるのも、風邪特有である
(はは、鍵なんて大したもんじゃない。びびってただけさ)
ちょっと認められたら弾けたくなる。隠しきれていない
ああ、いやだいやだ
女子に嫌われがちなのはわかってるくせに
どこかで幻想だと思っていても手を伸ばしたくなる
■ジャスパー > <……これでキミは、恋に恋してしまったね>
その通りだ
美人やかわいい子と会った時に過剰にはしゃいで…ある種『壁』を作ってしまうのは―――
(……グラビアとか以上に魅力的に見える…おんなのこたちが…)
げほ、ごほ
薬が効くまでもう少し
■ジャスパー > 男子寮の一室
「ぶぇっくしゅ…っ!」
布団にくるまって、ずびずびと鼻を啜るジャスパー
熱も多少あるし、少し大人しくしておこう
とはいえ…ぼーっとする…
薬も飲んだし、ゆっくり寝よう
<想像してごらん、目を閉じたら理想の女のコがそこにいるかい?>
ぼんやりとした頭に反響するのは、ヴォーカリストだと言っていた美人の言葉
ご案内:「常世寮/男子寮 部屋」にジャスパーさんが現れました。
ご案内:「常世寮/男子寮 ロビー」から佐藤 亨さんが去りました。
■佐藤 亨 > 立ち止まり、窓の外の星たちを見て、
「じゃあ、戻って早く今日は寝よ。母さん、おやすみなさい。」
と、言って部屋に戻った。
■佐藤 亨 > 「とうとうこの学園での生活が始まるか。。母さん、俺の成長見ててくれよ。」
ロビーの窓には自分の姿が映り、自分は泣いているように見えた。
「やばい、涙が、、こんな男、醜いよな。母さん。」
と涙をハンカチで拭き取ると、ふと思い出した。母さんが教えてくれた、運命を決めるコイントス。今やってみよう。何に賭けるかーー。
「じゃあ、俺の人生の運命、賭けてみる。表だといいな。」
と、ひょいっと左腕でトスをし、床にコインが落ちた。ーー裏だった。
「はっ、やっぱり俺の人生はダメになるんだろうか。」
と、部屋に戻ろうとした。
ご案内:「常世寮/男子寮 ロビー」に佐藤 亨さんが現れました。
ご案内:「常世寮/男子寮 部屋」からリョーガ・パレコルタさんが去りました。
■リョーガ・パレコルタ > 『────だから俺には人を殺めれないんだねい』
そう薄明の灯を消すと。
その夜明けを待つように、窓際から空を眺め出すのである。
その彼の瞳には、何が映るのか。
■リョーガ・パレコルタ > 『…ま、たまにゃノってみるのも一興かよい。
…ずっと縁の下の力持ちなだけでは居られないからねい。』
自身のない左腕に手を添えて。
───本当は事故なんかでは無い理由で失ったその腕を。
『…あいつとの約束は、守りたいもんで。』
■リョーガ・パレコルタ > 『…』
夜明にも近い時間。
1人部屋にて机上の薄明灯を灯し。
ある手紙を見つめていた。
『…なるほどねい…』
それは公安委員会のある部署からのお誘いの手紙。
とはいえ内容は図書委員としての仕事は阻害しないものであったが。