2024/09/26 のログ
ご案内:「常世寮/男子寮 部屋」にジャスパーさんが現れました。
■ジャスパー > 男子寮の一室
「ぶぇっくしゅ…っ!」
布団にくるまって、ずびずびと鼻を啜るジャスパー
熱も多少あるし、少し大人しくしておこう
とはいえ…ぼーっとする…
薬も飲んだし、ゆっくり寝よう
<想像してごらん、目を閉じたら理想の女のコがそこにいるかい?>
ぼんやりとした頭に反響するのは、ヴォーカリストだと言っていた美人の言葉
■ジャスパー > <……これでキミは、恋に恋してしまったね>
その通りだ
美人やかわいい子と会った時に過剰にはしゃいで…ある種『壁』を作ってしまうのは―――
(……グラビアとか以上に魅力的に見える…おんなのこたちが…)
げほ、ごほ
薬が効くまでもう少し
■ジャスパー > 反響する、反響する
頭の中でぐわんぐわん
<扉の鍵を開けてくれるひとを、見つけられるとイイな>
そんなの、俺には眩しすぎる
なんてネガティブな思考になるのも、風邪特有である
(はは、鍵なんて大したもんじゃない。びびってただけさ)
ちょっと認められたら弾けたくなる。隠しきれていない
ああ、いやだいやだ
女子に嫌われがちなのはわかってるくせに
どこかで幻想だと思っていても手を伸ばしたくなる
■ジャスパー > >
(ただ…)
<ホレちゃったコのまえホンバンでもそれくらい堂々とやってほしいモンだ>
(そーだな。これからもし…)
身を焦がすような炎に、出会ったなら
せめて、堂々としよう
焼かれて、恥ずかしくて、悶えようとも
■ジャスパー > ――ネガティブな思考は終わりだ
後は眠れば、きっと快復しているだろう
馬鹿は風邪を引かないという。ということはつまり、少しは馬鹿ではなくなったのか
なんてことを考えつつ…ずびびび、と鼻を啜って、浅い眠りについた
看病してほしい影などは…まだ浮かばなかったが、少しだけ笑顔で
ご案内:「常世寮/男子寮 部屋」からジャスパーさんが去りました。