2025/02/22 のログ
ご案内:「常世寮/男子寮 ロビー」にリョーガ パレコルタさんが現れました。
リョーガ パレコルタ >
『…どうするかねい。』

リョーガはロビーの一角で悩んでいた。
テーブルに多くのチョコレートの箱を並べて。
これは全てバレンタインデーに貰ったものだったから。

『いやご好意は嬉しいんだけどねい?
俺独りぽっちでこれは多いってもんがあるんだよねい。
…どうするかねい…』

チョコの小山の前に、肩を落としていた。

リョーガ パレコルタ > いやそもそも何故他の女子生徒達にあんなにポイポイ渡されたのか。
自分なんかより絶対良い人はいただろう。
それ以前に何故自分がモテるとされているのか。

『…難儀だよい…』

そう窓の外からを遠く見つめる。
それもその筈でバレンタインのお返し…そう。
ホワイトデーが待っているのだから。

『…実家に金でも…いや…でもねい。』

うんうん唸りながら。

リョーガ パレコルタ >
『…誰かこれを受け取ってくれる人はいないもんかねぃ…』

と、自分のオモイカネ8を開く。
然程連絡先を交換しないタチなのでここでもそれが裏目に出る。
だって必要最低限しかいないのだから。

『センセー達は…まあ忙しいから出ないよねい。
かずさんは…絶対チョコよりドーナツがいいだろうしねい。
…』

やはり遠くを見た。

リョーガ パレコルタ >
『…!!』

右手の指をパッチンと鳴らす。

『冷蔵庫に入れといて、ご自由にしとくかねい。
それならちまちま誰かしらが食べるだろうしよい。』

よ、っと動く影でチョコの小山を抱えながら。
そのまま影の手にチョコを持たせたまま。
キッチンかロビーの冷蔵庫へと向かうのであった…。

ご案内:「常世寮/男子寮 ロビー」からリョーガ パレコルタさんが去りました。