2024/06/01 のログ
夜合 音夢 >  
「(ぽりぽり……)私は3年だけど、あんまり先輩後輩とか気にしなくていいよ」

まだ17だし、と呟いて添えつつ。
今日から同じ部屋で暮らしていくのだから、堅苦しいのはナシがいい。
その分こちらも自由にさせてもらう……というのが相部屋に応じる上で提示した条件でもあった。
猫じゃらしに鼻をくすぐられ、くしゃみをする瑠音の姿に微笑を浮かべたあと、小さく挙手をして。

「……そろそろツッコんでもいいかな。なんでバニー?」

第一印象の話をするなら、うずめと名乗った少女の服装はインパクトが強すぎる。
ここに来るまでの道中もなんか噂されていた気がするし。
別に不満があるわけじゃないし、何を着ても自由だとは思うけれど、ただ疑問だった。

久能 やえ > (あ、音夢ちゃん先輩だったんだ。
……今度からさん付けにしとこ)

3年生にちゃん付けは不敬すぎた。
怒られる前に修正をしようと思いつつ。

そして自分も思っている、なぜバニーなのかを突っ込んでくれたことに感謝しながらお部屋の机に、買ってきたおやつ(ドーナツとプリンとイチゴタルト)を並べていく。

都姫うずめ > 「あっ、お菓子を並べてる…!
 どうしようかな…手持ちで渡せるものはないから、今度みんなにごちそうするね、豚バラのたれ焼きとか…。
 なにかいろいろ料理を持ち合ってパーティするのもいいかも」
もらったお菓子を眺めながら何度も頷く。
この4人なら、きっと同じ食卓を囲んでもすごく楽しくなるに違いない。

「ん、わたし? なんでバニーかって…」
自分に水を向けられて、きょとんとした表情を浮かべる。
垂れたうさみみを両手でふにふにと持ち上げるようにアピールした。
特に意味はないけれど。

「うーん、そうだね……? えっ、可愛いから…?」
自分にとっては『なんで呼吸するの』ぐらいの質問だった。
半文疑問形で答えてから、ううむと唸る。

黒羽 瑠音 >   
「…… りょーかいです!音夢さん、あ、それ美味しい?」

ぽりぽりと継続して食べてくれている音夢さん
気に入ってくれたかな?とちょっと嬉しくなりつつじゃらしを仕舞う
そして放たれる言葉に、視線はそのままうずめさんのほうを向いた

「かわいいから……確かにうさちゃんは可愛いよね」

実際似合っているし、うさみみを持ち上げる仕草に此方もほっこりしちゃう
それでいて料理も得意だなんて、もしや超人か……?

「料理得意なんですか?私は……お母さんの手伝いなら、少し」

なお私の得意料理はおにぎりと浅漬けである、卵焼きは焦がしがち

「あ、やえさんのお菓子も美味しそう!私も他の奴だしますねっ」

お菓子パーティの流れに便乗すべく、此方もジュースを取り出す
やえさんに並んでテーブルの上を彩っていき、即席女子会の用意は直ぐに完了だ

夜合 音夢 >  
「私、料理とかできないけど……(ぽりぽり)」

食事は基本的にコンビニで買ったパンやおにぎり。
それに、食卓を囲む機会なんて沢山あるだろうにわざわざ……と思わなくもないけれど。
楽しそうに想像を膨らませる姿を見れば、水を差すのも野暮かと口を噤む。
お菓子や食材、既製品の買い出しくらいなら任せてほしい。

「ん……おいしいよ」

素直な感想に余計な装飾は不要。
それだけ伝えて、同じく視線はうずめの方へ向く。

「……まぁ、かわいいっていうのは分かる。
 実際よく似合ってると思うし」

耳だけなら自分も真似できないことはない。
ウサギの霊なら喚ぶのはそこまで難しくないし―――
そんな事を考えながら、テーブルに並べられていくデザートを眺めた。

久能 やえ > 「瑠音ちゃんもおやつだしてだして!
今日はパーティにしちゃお~♪」

きっとご飯が入らなくなっちゃうかもしれないけどそんな先のことは考えない。
今を楽しむべく、それに全力投球だ。

「私もそんなに料理は得意じゃないけどねぇ。
今お勉強中って感じではあるけど」

そういいながら。
私も私も、と音夢のお口にドーナツを突っ込もうとする。
餌付け体験。

都姫うずめ > 「そうでしょ! 自信があるもん」
瞳を輝かせて答える。その一瞬だけ、全身に輝きが満ちた…ように見えたかもしれない。
「料理が得意っていっても…あの、白米に合うやつばっかりだよ。
 レバニラとか、ニラ玉とか…あとピリ辛の炒め物とか…」
思い返して見れば、やたら体力を使うようなご飯ばっかりな気がする。
考え事をしながら、久能さんの買ってきてくれたおやつに
両手を合わせていただくことにした。 いちごタルトをつまむ。
おいしい。 思わずうっとりと目を細め、満足げに唸った。

「うん…美味しい…! いいね…」
しみじみと答えるくらいに美味しい。大満足だった。

夜合 音夢 >  
「むぐっ」

適当に荷物を置いて腰を下ろしたところで、まだトマト味の残る口内にドーナツを押し込まれた。
ドーナツの幅ぶん拡がった口いっぱいに素朴な甘みが満ちていく。
自分より歳も背も低い女子に餌付けされる図である。

「(……まぶしいな)」

好きなものを好きと自信を持って言える姿に目を細める。
いや、なんか物理的にも眩しかった気がするけれど。

黒羽 瑠音 >   
「そういうご飯は私も好きですっ、食べ過ぎるとちょっとお腹怖いけど…」

あれ、一瞬後光が差したような……もしかして神様?超人じゃなくて神様?
あり得るかもしれない、常世学園って色んな存在がいるらしいし

「わぁ… ルームメイトとパーティ、凄いわくわくするかも!」

初めての場所で初めての経験、之はとってもいい思い出になりそう
母さんたちもこのことを話せばきっと安心してくれるよね

「最近のお気に入りなんだ、さくっと食べれるし持ち歩きやすいし」

音夢さんの評価に勝手に手ごたえを感じて心の中でガッツポーズ
そのまま追加のドーナツを向けられている音夢さんを見ていると口元が緩んだ
そして流れでタルトを一口、おぉ… 美味しい、とっても美味しい

「しあわせ…」

そんな気の抜けた声が零れた

久能 やえ > 「うずめちゃんも瑠音ちゃんも、たくさん食べてね~!
このイチゴタルトとか常世渋谷にあるお店で結構お高いやつだから美味しいんだよ。

…あっ、どうせなら宅配ピザとかも頼んじゃおうかな…。
こういう時のためにバイトしてると言っても過言じゃないし……」

どうせならもうこのままいろんなものを頼んで好きに食べられる状態にした方がみんな幸せなのではないだろうか。
そして私も幸せになれると思う。

そう考えていたら自然とスマホを耳に近づけて、どこかに電話し始めた久能がいた。

ご案内:「常世寮/女子寮 部屋」から久能 やえさんが去りました。
都姫うずめ > 「じゃあ今度作るね。 彩りはともかく…たまにはお腹いっぱい食べる会があってもいいよ、うん!」
黒羽さんに力強く頷く。 女子もお腹いっぱい食べるときが必要なのだ、たまには。

「久能さんもありがとうね、そんないいのを分けてもらえて…。
 おっ、ピザもいいね…。 なんだかわたし、めっちゃ腹ペコみたいだな」
食べ物の話が出るたびに嬉しく反応している事に気づいて、ちょっとだけ恥ずかしげに唸った。

「ようし、せっかくだから今日はルームメイト結成記念パーティといこう!」
おー!と元気よく拳を突き上げる。
なにせすごく素敵な仲間と美味しいお菓子があるのだ。テンションが上がらないわけがなかった。

黒羽 瑠音 >   
「あ、おかまいなくー!」

やえさんにそう言いながらも心の中はウキウキだ
折角だから此処はお言葉に甘えて全力で楽しんじゃおう!

「いいと思います、私も何だかどんどんお腹すいてきちゃったし」
「いいですね結成記念!おー!あ、ジュースついじゃうよ~」

取りあえず手元に用意したオレンジジュースを皆のコップについで
そうだ、此処は折角だからお約束は欠かせないよね

「じゃあ、折角だから乾杯しましょう乾杯、かんぱーい!」

勢いで乾杯の音頭までとりながらグラスを当てに行く
上昇し続けるテンションにちょっとだけハイになってるみたい

夜合 音夢 >  
甘いものを頬張って、ごちそうに思いを馳せて、他愛のない話で笑い合って。
そんな、なんてことない光景を『幸せ』と呼ぶのなら、まさに今がそれなのだろう。
どこか輪の外から眺めるような気持ちでルームメイト達を見つめる。
まだ少し、自分がそちら側にいていいものか迷いがあった。

「もごもご……ごくん。
 色々頼むのはいいけど、全員で食べきれる量にしなよ?」

申し訳程度に先輩ぶってみても、一度火が点いてしまえば止まらない。
ま、後の事は後で考えればいいか……と思考を放棄して楽しむことにした。
なみなみとジュースの注がれたグラスを軽く掲げ、ふっと笑みを溢す。

―――この後、一発芸と称してうさみみを生やした(ウサギの霊を憑依させた)とかなんとか。

ご案内:「常世寮/女子寮 部屋」から夜合 音夢さんが去りました。
都姫うずめ > 「4人もいれば、大丈夫大丈夫! ピザは冷蔵すれば少し保つしね。
 でも、お菓子は持たないから四人で分けておかないとだし」
いそいそと4人分しっかり分けつつ、にっこりと笑いかけた。
みんながグラスを掲げるのに応えるように、自分もグラスを掲げる。
「乾杯! これからよろしくね!」
年齢云々ではなく、ルームメイトだ。それがすごく嬉しくて、
元気の良い明るい声が出た。

かくして、出会った初日に4人で歓談に耽るのでありました。

ご案内:「常世寮/女子寮 部屋」から都姫うずめさんが去りました。
黒羽 瑠音 >   
「はーい、でもでも、今の勢いを大事にしたいんです!」

だからちょーっとだけはしゃいじゃいますね、と笑って
グラスをぶつけ合いながら此処に来てよかったな、と改めて思う
二日目でそう思うのはちょっと早すぎるかもしれないけれど……
ルームメイトの人たちの顔を見たら、そんな事ないって確信できた

「よし、じゃあ黒羽瑠音、特技披露しちゃいます!」

こうして初めての邂逅は大成功に終わって
その後瑠音が異能でバジルトマト味をパクチー味に変えるなどのハプニング?もありましたが
皆仲良く最初の邂逅を終える事が出来たのでした、今後の学園生活が楽しみですね。

ご案内:「常世寮/女子寮 部屋」から黒羽 瑠音さんが去りました。