2024/10/18 のログ
ご案内:「常世寮/女子寮 部屋」に神姬さんが現れました。
ご案内:「常世寮/女子寮 部屋」にイヴさんが現れました。
■イヴ >
「えーっと…ココであってるのかな…? あってるよね」
女子寮、とある部屋の前にちんまい子狐がドアを見上げている。
大きな狐耳と、ふわふわの狐尻尾をゆらゆらとちょっと不安げに揺らしながら。
こんこん、と二回ノックをしてみる。
連絡は事前にしてあるけど、はじめて来るのでちょっとどきどき。
あたりからの視線は少しだけ気になる。
女子寮の中で、男の子だし、やっぱり狐さんは珍しいのかもしれない。
何あの女の子可愛い~
どこの子かしら、なんて聞こえてくるけど自分のこととは思わない。
■神姬 >
「んへへ、まだかなっ、まだかなっ」
ベッドの上に、旦那様お気に入りの尻尾用ブラシと、綺麗な髪を梳かす櫛。
ついでに最近、天井から実ったふわふわモチモチの抱き心地抜群の木の実を用意して、世界で一番だい好きな旦那様を待っているのです。
二人でいろんなお勉強をしに、異世界渡りをしたものの。
一緒に居るとずーっといちゃいちゃ、きゃいきゃいしてしまうので、普段はでぇとも我慢しているのです。
その代わり、お部屋が大変な事になるくらい、研究を楽しんじゃっていますが。
「……あっ、イヴくんかなっ?」
こんこん、と優しいノックの音。
ベッドから飛び降りて、床を這いまわる蔓や根を器用に避けて玄関にかけていきます。
「はぁーい――」
なんて声を掛けながら扉が開くと、その瞬間、寮の廊下に甘い匂いがぶわーっと漂います。
周りの女の子たちは、『えっ、あの子の友達? 初めて見たー』などと言いつつ、興味津々な様子ですね。
「わぁーい!
イヴくんだぁ~!」
そう言いながら、ノータイムで旦那様を抱きしめちゃうでしょう。
周囲の女子から『くん!?』と驚きの声が上がったとかなんとか。
■イヴ >
ドアが開けばぶわっと甘い香り。
「わふっ。元気そうで何より…」
開幕でむぎゅうっと抱きしめられて、嬉しげに紅眼を細めて尻尾ぱたぱた…。
柔らかいお嫁さんの感触にとっても落ち着いてしまうけど、
さすがに周りの視線も気になってしまって…。
「と、とりあえずお部屋はいろ? 神姫」
そう声をかけつつ、開かれたドアから甘い香り流れ出す室内を眺め見れば…なかなかすごいお部屋になっていそうな雰囲気。
■神姬 >
「えへへっ、元気だよーっ!
んぅ~っイヴくんも、元気だぁ~」
ぎゅっと抱きしめて、声を聴けば、旦那様が元気なのだってわかるのです。
とはいえ、いつまでもそうしていては、寮の廊下に甘い匂いが充満しちゃいます。
「うんっ、こっちこっち!
あっ足元気を付けてね?」
ドアを開けて旦那様をお招きします。
部屋に入れば、一面植物だらけ。
無事なのはキッチンと浴室など水回りと、ベッドの上くらいなものでした。
「ちょっとまってね、換気扇つけるねー」
旦那様をお迎えしたら、ちょっとだけキッチンに寄って、換気扇を動かします。
とっても強力でほぼ無音の素敵な換気扇は、眩暈がしそうなほどに充満してた甘い匂いを、ほどほどにしてくれました。
「えっへへ~っ。
どうかな、どうかな?
色んな薬草とか毒草をいっぱい研究してるの~!」
旦那様とは違う意味で勉強熱心なのでした。
褒めてほしそうですが、ちょっとじゃなくやりすぎてますねえ。
旦那様が床を歩くのに転ばないと良いのですが。
■イヴ >
ふわふわ良い心地、ずっとこうしてたいけど、まずはお部屋に入ろう。
案内されるままにお邪魔しまーすと中に入れば、わあ、すごい…。
見たことのある植物や見たことのない花でいっぱい。
目いっぱいに立ち込めてる甘い匂いも、お花が発しているのかな?
「うわー、すごいね…」
研究に精を出しているっていうのは聞いてたけどこんなになんて。
大丈夫?お部屋こんなんにしてて怒られない?ちょっとだけ不安。
足元に気をつけつつ、奥へ。
「ふふ、なんか植物園に来たみたい」
色とりどりの植物、どうやらお嫁さんも研究が楽しくってこうなってしまったみたいだ。
「ボクについてきちゃった時はどうしようかと思ったけど、
楽しく過ごせてそうで安心したよ」
にっこり。
社会経験のためにと男子寮で過ごしているせいで、
いつも一緒に過ごしていた頃よりお互いが会う時間は格段に少なくって、
寂しい思いもさせてるのが少し…なんて思っていたのでした。
だからこうして、定期的にはお互い会うようにしているのだけど。
■神姬 >
「ふふ~ん、すごいでしょー!」
ちょっと驚かせちゃってますが、本人は自慢げです。
なお、お部屋の事は怒られちゃいましたが、同時に諦められちゃったりもしたのでした。
部屋の外に出さないお約束で、なんとかお許しがでたりだとか。
「しょくぶつえんっ!
いつか行ってみたいなぁ~。
どこかにあるかなぁ?」
ほとんど引きこもり生活のお嫁さんは、興味があってもあんまり外に出ないのです。
お外は気になる物もいっぱいですが、怖い物もいっぱいで、通学するのもドキドキはらはらなのでした。
「えへへっ、いっぱいけんきゅー出来て楽しいよ!
イヴくんも、遊びに来てくれるもんっ」
嬉しそうにしながら、キッチンから両手にコップを持って、器用な足取りでテーブルに。
そのままベッドにぽすん、と座ります。
「イヴくん、こっちこっちー!」
はやく来てと言わんばかりに、自分の隣をぽすぽす、と叩いてベッドに誘います。
その様子は、普段より三割増しくらいで楽しそうです。
■イヴ >
「農業区、だったかな?
この島すっごく広いから調べてみたらありそうかも」
神姫が行きたいと言うなら調べてみて、一緒に行ってみるのもいいかなあ…なんて思いながら。
可愛いお嫁さんはどこか引き籠もり気質。
お花や草木の研究に勤しんでいる様子は、出会ったあの頃を思い出す。
色とりどりの花に彩られた、空の庭。
「急かさなくても、ちゃんと宿泊許可なんかももらってきてるから、ほら」
にこにこと笑みを浮かべながら入場証を見せる。
正式に家族ということで、こんな許可だって降りちゃったりする。
楽しげに急かす様子のお嫁さんの横へ、その小さなお尻をぽすんと降ろして。
並ぶと、夫婦にもかかわらず姉と弟みたいなサイズ感。
■神姬 >
「ほぇ~、のーぎょーく?
そんなところもあるんだぁ」
人見知りこそしないものの、原理が分からない物には、興味半分、怖い半分なので、お出かけはあまりしないのでした。
寮のお庭にも、十分、色んな草花がありますからね。
なので、この島の事も、学園と通学路くらいしかよく知らないままなのでした。
「ほえ?」
旦那様が見せてくれた許可証は、確かに委員会の、寮監さんのサイン付き。
ぽやん、としてた表情が、ふわっと花咲きます。
「やったぁ~!
えっへへ~、イヴくんとお泊りだぁ~!」
そう言って、出会った頃――旦那さんとお嫁さんになると決めた頃と変わらないような調子で、無邪気に旦那様に抱き着いちゃいます。
体格に対して軽すぎるお嫁さんは、力いっぱいに抱き着くのですが。
きっと小さい旦那様でも受け止められちゃう事でしょう。
「――あっ、そうだ!」
そして、にこにこのまま、ちょこまかとせわしなく、旦那様を放すと、テーブルに置いたコップを楽しそうに差し出します。
コップの中には、薄茶色の透明なお湯が入っていて、ほんのり甘い香りがします。
「あのねっ、急に寒くなったから、あったかくなる薬湯つくってみたの!
そしたらね、甘い匂いなのにね、すっご~~~く苦いのができちゃった!」
なんて、なぜだか、とぉ~っても得意げにお話しします。
その困った薬湯が、旦那様に差し出したコップと、自分で持ってるコップに入っているのは、間違いない事でしょう。
そして、お嫁さんは、わくわくキラキラとした目で旦那様を見つめちゃうのです。
■イヴ >
「ふふー、もっと色々なところ、一緒に行ってみようか?
ボクもまだ全然行っていない場所、あるし」
あんまり外にでていないみたい、ということを感づけば、そう提案。
ようやくこの島の生活にも慣れてきたし、二人の時間を増やしても全然良さそう、と。
むぎゅうっと抱きしめられればちっちゃなお手々でお嫁さんの頭をなでなで。
すべやかな髪の感触が心地yいい。宝物を触るみたいに、とっても優しく。
「?」
あっそうだ、なんて声と共にコップに注がれた液体を見せられる。
立ち昇る湯気と甘い香り。なんだろう?
「なぁに?美味しそうな匂い───…に、苦いの?」
お子様舌なので苦いのは結構…かなり苦手。
とってもわくわくキラキラした眼で見られてる…。
『いーい?女の子は壊れないよう大切に扱って、鳴かせても良いけど、泣かせてはいけないのよ~』
母狐の教えが頭の中にエコーしている…気がする。
ちっちゃな狐でも男の子、ぐっと覚悟を決めて…ぐい~~~!っと一気にコップを呷った。
「うええ~~、甘い匂いするけどやっぱり苦い~~~」
でもやっぱりダメでした。ほんのり涙目。
■神姬 >
「わっ、いくいくー!
えへへ、こういうのを、でぇと、って言うんだよね?」
へにゃっと、嬉しそうなでれっとした笑顔です。
大好きな旦那様に、でぇとに誘ってもらえたのがとっても嬉しいのです。
出会った頃から、小さいのにしっかり手を握って、手を引いてくれる素敵な旦那様なのです。
「んふぅ~♪」
撫でられてご機嫌なのも束の間。
さて、旦那様の試練のお時間です。
「――あわわ、いっきに飲んじゃった!」
頑張りすぎちゃった旦那様に、ちょっとしたイタズラ心を出したお嫁さんの方が目を丸くしちゃいます。
もちろん、旦那様が苦いのが苦手なのはよーくわかってるのです。
「ほわわわわ!?
ごめんねイヴくんっ!
あのね、あのね、ほんとはこれにね、ここの花を……」
そう言って、壁を覆っていた草花から、黒々とした花を摘んで、コップに沈めます。
「このお花のね、蜜を混ぜると、とーっても甘くて、身体がぽかぽかになるの!
えと、その、こんどはイタズラじゃないから、ちゃんと甘い、よ?」
そう言いながら、とってもしゅん、とした様子でそぉっとコップを差し出します。
中の薬湯からは、とっても酸っぱい匂いがお鼻にツ~ンときちゃうかもしれません。
■イヴ >
「それじゃ、色々行き先を考えておくね」
喜んでくれたその顔が可愛らしくて、ちゃんと自分が守らなきゃと思えてくる。
まだまだ小さいけれどしっかり心根は男の子。
「一気にいかないと無理かと思って~……。
ああ、なるほどぉ…そういう仕掛けだったんだね…!」
ちょっと勇気を見せすぎてしまった。
お嫁さんのためなら無理もするし頑張れちゃう子狐でした。
ちょっとした悪戯なんて、なんてこともない。
「こくこく…。ふわぁ…ほんとだ甘いね…」
匂いは独特だけど、お嫁さんの言う通り苦さが消えてさっぱりとした甘さ。
それでいて少し冷え始めた時期、ぽかぽかとする身体が心地よい。
思わず嬉しげに尻尾をゆらゆらさせて。
■神姬 >
「ほわ……よかったぁ」
旦那様の様子に、ちょっと涙目で安心です。
怒られるかな、じゃなくて、困らせたり泣かせたりしないかな、という心配ですが。
旦那様がほんとに怒る時は、ほんとに大事な時だけ。
そう例えば、神姬の父に神姬を娶ると立ち向かってくれた時とか、なのです。
「えへへ、ふしぎだよねー。
――あっ、それとね、これ!
昨日、おちてきた木の実!」
懐かしく、そして恋や愛という気持ちを知った頃を思い出して、なんだかくすぐったくなっちゃいます。
なので、照れ隠しにふわふわモチモチのクッションサイズの丸っこい実を旦那様に押し付けちゃいます。
むにゅっとして、抱き心地抜群の謎の実ですが、少なくとも、突然爆発したり、牙をむいて旦那様の尻尾を齧ったりはしなさそうです。
「あとね、ほらいつものセットー!」
そう言って、両手にブラシと櫛をスタンバイです。
もぞもぞ、ベッドの上をうごうごして、旦那様を後ろからやんわり抱っこして包んじゃいます。
■イヴ >
悪戯を仕掛けてみたり
涙目になったり
ころころ表情の変わる可愛らしいお嫁さん
可愛い女の子が困っ地たら、男の子として守らないと
思い返せば勇気を出せて本当に良かった、とも思う
でなけえれば、こんな"先"はなかったのだから
「わ、なにこれー。これ木の実なの?」
もちっと押し付けられた…木の実?
なんだかむにむにすると妙に落ち着く妙触感。
へぇーとそれに気を取られていると、じゃんっとその手に取り出して見せてくれるのはブラッシングのセットだ。
「わ、毛繕いしてくれるの?
こっちにきてからあんまりなかったから、嬉しい!」
やったー、と幼気に喜んで、ぱったぱった、尻尾を振っちゃって。
■神姬 >
「こっちに来るときに、ちゃんともってきたんだよ~!
えへへ、イヴくん、けづくろい大好きだもんね」
小さな旦那様に尽くしたくなっちゃうのは、きっとほんとはとっても頼れると知ってるからなのでしょう。
かわいくて優しいだけじゃない、初めての恋を教えてくれた大切なヒトなのです。
――このヒトの子供を産みたい、そう思ったのをつい昨日の事のように思い出せます。
「ん~ぅ、たぶん、きのみ?
昨日おふとんでごろごろしてたらね、落ちて来たの」
そう言って天井を示すと、そこには小さなクルミ色の丸い実が幾つも成っています。
いくつかはちょっと大きく、きっと育ちのよかった実が落ちて来たのでしょう。
……なお、お嫁さんもなんの実かよくわかってないのです。
なぜなら。
「あのねっ、お花を色々組み合せてたらね、急にぶわ~~~っ!
ってなって、こんなに育っちゃったの。
暑かった時は、青いお花が咲いてたんだよ~」
面白そうだったから、という理由で強引に掛け合わせた結果だからでした。
なにができるかわからないのに、とりあえず混ぜてみる、そんなところは出会った頃から変わらないのでした。
きゃっきゃ、と普通の女の子がオシャレやスイーツの話をするかのように、思いつき実験のお話をする困ったお嫁さんなのです。
「あっでも大丈夫だよ!
前みたいに、突然、イヴくんを食べようとしたり、急に足が生えたりとかしないから!
ちゃんと確認したよ!」
むふーっ、と自慢げです。
これまでに無数の怪奇植物を生み出してきたお嫁さんなので、もしかしたら確認漏れがあるかもしれませんが。
とりあえずは、安全、らしいですね?
「とゆーわけで!
えへへ、旦那様はモチモチと薬湯でのんびりして~?
久しぶりに、偶が尻尾も髪もツヤツヤにしちゃう~!」
そう言いながら、早速、尻尾の毛先からちょっとずつブラッシングし始めるのです。
ゆっくり優しく、時々見つかる絡み毛は、ブラシに収納されたミニハサミを出撃させて、適度にちょっきん。
不揃いな毛先も整えながら、しっかりふわふわの尻尾を整えていっちゃいます。
■イヴ >
「ふふ、やっぱりシェンジィの毛繕いがないと落ち着かないかな~♡」
そんな、ちょっと甘えたようなことも口にしつつ、
ぎゅっと抱えたモチモチの実の心地よさも相まって、ついつい背中を彼女に預けてしまって。
「………」
相変わらずの好奇心と実験意欲。
お部屋の中で怪奇植物が生まれたりしませんように。
あんまりにも楽しそうにしているから、口にはせずにただ祈る子狐でした。
「ぅー……ん~……♡」
ブラッシングがはじまれば、蕩けたような心地よさ気な声。
お嫁さんの慣れた手つきが心地よくって、夢心地…。
■神姬 >
「えへ~、イヴくんの毛づくろいなら、世界で二番目にじょーずだもん!」
もちろん、一番は義母さんです。
なにしろお師匠様ですから。
「……あ~っ」
ちょっとだけ出来た間。
それがいつも、旦那様がちょっと困った時の間だと、いつの間にか学習しちゃっているのです。
……まあ、それだけ困らせる事をしてるという事なのですが。
「イヴくん、また偶が変なのそだてたーって思ってる~」
ちょっとだけ拗ねた口調で言ってみるのです。
もちろん困らせちゃった事はそれなりに――ほどほどに?
沢山かもしれませんが、ある自覚はありますが。
「これはねー、かがくのはってんにはかかせない、とーといぎせーなのだよー」
と、慣れない言い回しをしながら、頑固な毛玉をちょっきん。
腕の中に抱っこするようにしながら、器用に尻尾を整えるのは、お師匠様譲りの秘伝の技だったりする――のかもしれません。
■イヴ >
「謙遜~。シェンジィのもママのと同じくらい気持ちいいよ~♡」
もふもふもちもち。
抱っこされながらの毛繕い。
柔らかいお嫁さんの感触を堪能しながらのご満悦タイムだ。
「だって、女子寮のお部屋でヘンなの育てちゃったらタイヘンだよ…?
それ、とんでもない怪物作っちゃった博士とかが言いそうなヤツ~」
そんなことをいいつつも、口元はくすくすと思わず笑いが零れてしまう。
こんな無邪気な彼女のことが大好きなのだ。
整えられていくふわふわ尻尾は見事に毛並みもつやめいて、魔性のもふもふになってゆく…。
■神姬 >
「イエ、オカアサマニハカナイマセン」
急に片言になるお嫁さん。
お師匠様は、と~~っても優しいですが、とてもじゃありませんが敵う気がしないのでした。
「む~~ぅ。
ヘンなのって、例えばどんなのー?
前に作った、玉兰を丸のみにしたお花とか?」
玉兰とは双子の娘の片方です。
なお、そんな丸のみにしたお花から、蜜だらけになりながら表情一つ変えず、ピースサインで出てくるくらい逞しい娘でした。
「木兰がイタズラしてみんなで蔓に掴まった食虫花とか?」
そして木兰はもう一方の娘です。
家族と二人の乳母も巻き込んで、大騒ぎになったトンデモ実験植物などもいたりしました。
もちろん、この通り、みんな無事でしたが。
「ん~、それとも~……」
尻尾の根元から優しくブラシを掛けながら、可愛らしい耳をはむ、と食むようにしながら。
「イヴくんがとろとろになっちゃった、あまぁ~い蜜のお花とか?」
と、吐息交じりに戯れちゃいます。