2024/10/19 のログ
イヴ >  
イヴの脳内に浮かんでくる、ドヤ顔でダブルピースしてるママ狐の顔。
同性だと母狐の偉大さがよりわかるとか、そういうのなのかもしれない。
…た、多分。

「玉兰のもそうだし、木兰のもそうだけど~」

女子寮(ここ)の住人さんに迷惑かけちゃいけないから、ほどほどに…ね?」

うちの家族だけで話が済むなら、良いけれど。
…あんまりよくはないけど、内々に済むから良いということにする。

「わふっ!? もぉ、いきなり…」

くすぐったそうに、大きな狐耳をぱたぱた…。

「そんなことして、ボクのこととろとろにしたいの?」

とっても気持ちよくて、骨抜きにはなりそうだけども!

神姬 >  
「はぁ~い」

 えへへ、と笑ってお返事。
 耳から口を離して、楽しそうにくすくす笑っちゃいます。
 こんな戯れ合いが、やっぱり何よりも幸せに感じちゃうのです。

「ほえ?
 ん~……」

 ツヤツヤにした尻尾の付け根をやんわりマッサージ。
 尻尾の付け根は凝りやすいと、お義母様に教わったのです。

「いっつも、とろとろにされちゃうの、偶のほうだよ?」

 なんて、いつもそうだよね?
 とばかりに、情事のお話をしちゃうあたり、二人きりだと羞恥心がお仕事をしない……普段からあまり働いていませんが。
 とはいえ、娘達が出来るのが早かった事もあり、夫婦になっても、あんまり経験が無いままのお嫁さんは、いつも旦那さんにふにゃふにゃにされちゃうのです。
 

イヴ >  
素直にお返事してくれるお嫁さんに、もうちょっと身を寄せて。
よりお互いの感触や体温がしっかり伝わる密着距離感。

「ふふ、今日はお泊りしていけるから、
 久しぶりにシェンジィの可愛いカオ、いっぱい見たいな~♡」

そんな甘え声。

少年にしか見えない子狐なのに、女の子の扱いは心得たもの。
どうにも母狐の教育らしいが、詳しいことはきっと伏せたほうが良い。

「最近お料理もしてるんだよね?
 晩ごはんの手料理なんか、期待しちゃおうかな♪」

ボクもお手伝いするね♪
なんて付け加えて、甘い甘い香りの漂うお部屋で過ごす一日のはじまりです。

神姬 >  
「んにゅっ」

 モチモチの謎の実と一緒に、小さな旦那様をぎゅっと抱きしめちゃいます。
 すりすりと、旦那様の頭に頬ずりして、すぅーっと鼻先をくっつけて、たっぷり愛しい匂いを吸っちゃいます。

「んふふ~、でもイヴくん、すぐに疲れちゃうし~。
 先にへにゃへにゃになっちゃうのはイヴくんだと思うなぁ~?」

 むふふーと、体力には特に自信のあるお嫁さんは、夜通し戦う準備はばっちりなのです。
 序盤に旦那様にふにゃふにゃにされちゃうか、持久戦で旦那様がへにゃへにゃになっちゃうか。
 ちょっとしたピンク色の火花が散ったり散らなかったり。

「ほえ、うんっ、してるけどー……」

 うーん、とちょっと考えて。

「……すーっごく体力増強できる薬膳にする?」

 そんな、さらっと普通の会話のように聞くあたり。
 三人目が出来るのも、そんなに遠い話じゃないのかもしれません。
 

イヴ >  
「うーん、ほどほどのにしてもらおうかな…!」

…なんかその薬膳を食べたらすごいことになりそう。

将来的には筋肉もりもりのイケタフガイになりたいと思う子狐ですが、
今はその夢はまだまだ遠そうに見えるような、もやしっこ。

「親子丼にしようよ親子丼♪
 食材足りなかったら、一緒に買物いこー♡」

すりすり、ふわふわ。
ばっちりお手入れしてもらった尻尾をぱたぱたさせて、今日はたっぷり丸一日、お嫁さんと一緒に過ごすのでした。
周りから見えなくてもしっかり夫婦。夜はより近い距離で、お互いを求めあったのかもしれません──。

ご案内:「常世寮/女子寮 部屋」から神姬さんが去りました。
ご案内:「常世寮/女子寮 部屋」からイヴさんが去りました。
ご案内:「常世寮/女子寮 大浴場」に大麦 初さんが現れました。
大麦 初 > 思うこと……

その女子は目を閉じ浴槽に浸かっていた。
独り考えている。

「(この島に渡ってきて一週間くらい…そろそろバイトとか部活とか委員会のことを考えねばならぬ。
実家からの仕送りはあるにはあるが、いい感じに遊んだり、女学生の欲望を満たすにはまだ足りん)」

大麦 初 > そのような情報をいかにして知るべきか。
バイトはおそらく情報誌などがあろう。
だが、部活や委員会となれば、自分は新参とはいえ転入者。
時期的に新入生などのように誰かが丁寧に紹介してくれるわけもなく…

学校のサイトとかでさがすべきであろうか。

「実質やらずともよかろう。
しかし、そのような学園生活に誉はあるのか」

かっと目を見開いた。
大麦 初はひとり上手であった。

大麦 初 > 「誉は風呂で死にましたー」

ばしゃばしゃと水面を叩く。
誉が死んだような学園生活であっても、自分なら割と面白おかしく生きていけるだろう。
せっかくの一人暮らし。
寮生活っていうのもなんだか新鮮。
色々退屈になったら、このまえいった廃墟とかお散歩してもいいかもしれない。

人生は冒険だ。

大麦 初 > 「なんにしたって遊ぶためには、少なくともバイトはしなきゃ」

この辺どんなバイトがあるだろうか。
簡単で短時間で高収入でやってて楽しいバイト。
なめてんのか。

とはいえ、適当にコンビニとかショップ店員とかやったら
異能ギャングとか異能不良とか湧いてでそうだし、正直こわい。
なんかあったら爆発させりゃーいいやともならないし。
店への弁償とかもっと怖い。

大麦 初 > なんなら女子寮でバイトとかないだろうか?
この大浴場のそうじとか、シャンプーとかボディソープの補充とか。
いうなれば銭湯のバイト的なあれ。
寮内ならやべーやつ率も激減だ!

「私頭いいかもしれん」

取らぬたぬきのなんとやら。
家の手伝いじゃあるまいに。そんなことがなりたつなら
苦学生なんか存在しないわけである。
一人で使ってるからといって大浴場でさわがしくしてる程度には世間を舐めていた。

大麦 初 > 「もしそれがダメでも
商店街とか渋谷とか歓楽街とか、いろいろあるしなんとかなるでしょー」

うぁっはっはっは。
こういうやつが後々だめになる。
大麦 初はひとり上手である。
つまり、とてもポジティブだ。
自己肯定感の化身だからこそ、一人でいてもあまりつらくない。

こういうやつがたいていやらかす。

大浴場のエコーにのせて、適当な笑い声が響く。

ご案内:「常世寮/女子寮 大浴場」に鶴博 波都さんが現れました。
鶴博 波都 >  
「今日の運転も疲れました。」

 運行を終えて大浴場へと直行。
 さくさくと掛け湯をしてからシャワーを浴びて、洗身を始める赤いミディアムショートの鉄道委員、つるはく はと。
 どこにでもいる一般鉄道委員の少女である。

「ライ麦畑でフルーツと~れ~た~♪」

 たのしそうに何かのフレーズを口ずさみながら身体を洗っている。
 

大麦 初 > 「むっ、ひとのけはい」

笑い声を潜めて脱衣所への扉をガン見する。
赤い髪の少女。
まぁ、ここで少女以外の人が入ってきたら大いに問題なのだが。
体を洗いながら、聞いたことのある感じの歌を歌っている。

「ムギムギ」

つい合いの手を入れてしまった。

鶴博 波都 >  
「にゃんにゃん常世のライ麦畑♪」

 言葉とともに浴場へとイン。
 合いの手にほんのりエキサイティングなテンションを感じながら、
 一緒の浴場に浸かる。

「かぽーん。あ、こんばんわです。
 大浴場の付いてる寮って、なんだかホテルみたいで贅沢ですよね。」

 そのまま自然に声を掛けた。
 合いの手で会話が出来てしまっていると思っているので、聞き逃されちゃう時のことは考えていない。
 

大麦 初 > 「こんばんはー」

大浴場にインしてきた少女に挨拶。
ひとり上手ではあるが、挨拶ができないわけではないのだ。
えらいぞ初。

「あ、わかりますー。
私ホテル止まったことないんですけどねー。
テレビとかで昔見た気がしますー」

合いの手を勝手に入れたがわがスルーするわけにもいかない。
合いの手だけいれて言葉をかわさないとかスゴイシツレイになるし、転入してきたばかりのうちにムラハチにされるわけにもいかないのだ。

鶴博 波都 >    
「誠園のホテルとか、たまにCMとかやってますよね。
 あとはバラエティーの特集とか……」

 とは言ったものの、あんまり覚えていない。
 CMや特集の端っこが脳裏に過った程度だ。

「……あっ。そういえばついつい話しちゃったけど、初めましてですね。」

 そしてよくよく考えると、今話している子は知らない顔だ。
 ついつい会話を続けてしまったけど、名前も知らない子ですから。
 見たことないも子ですから。自己紹介をすることにしました。

「つるはく はとって言います、鉄道委員をやっている二年生です。
 漢字で書くと鶴(つる)に博識の博(はく)、波の都で波都(はと)です。」
 
 自己紹介は大事。
 小学生の頃に読んだ道徳の教科書にもそう書いてあった気がする。
  

大麦 初 > 「私転入してきたばっかなんで、この辺のローカルCMとかはしらないんですけどねー。
むしろ学園都市なのにホテルとかあるんですか?」

利用者あまりにも少なそう。
でも、全国でやってるCMも入ってるようでちょっと安心。
社会から完全に隔絶された場所でない証拠だ。

「そうですね!私は大麦 初です。
えーと、植物の大麦に初めてのはつってかいて、ういってよみます。
るつはくはとさん、ですねー。
はじめましてー」

初めて合う人だし、センパイかどうかもまだわからないのでよそ行き言葉。
こちらも軽く会釈。
深くお辞儀すると頭をお湯につけてしまう。

鶴博 波都 >   
「意外とありますよ。ビジネス向けも多いですけれど、この前なんか委員会合同の慰安旅行なんてのもあって──。」

 もしかしたら島の外でがんばっている所が宣伝目的で入っているのかも。
 常世島での『宣伝』は卒業生が島の外で活躍した時の認知度にもつながる。多分。
 それはそれとして、はとちゃんは『この前の委員会の慰安合同旅行たのしかったなぁ』、ぐらいの意識。

 いちおう、鉄道委員としてえんやこらと人を運ぶ事が多かったので、
 著名や宿泊施設や旅行先などはちゃっかり頭に入っている。

「るつ、じゃなくてつる。です!
 それで……ういちゃんですね。大麦に初だとだいばくはつと読めそうですね。」

 間違えられたことから何かが紐づいたのか、思いついた様に手を叩いて口を開く。

「わたしも、実は似たような感じで名前を間違えられることがあるんです。
 ほら、鶴ってかくって読めるから、鶴に博で、かくばく──あちちっ。」

 そこまで言ったところで、うっかり湯船の温度を調節するための熱い湯を出す部分に身体が当たってしまった。
 なにかの冗句を言い切るまえに、少し熱そうな悲鳴があがる。


大麦 初 > 「委員会の…慰安旅行…?」

会社じゃあるまいに、そんなことあるのだろうか?
レクリエーションとか合宿的なあれだろうか?
慰安旅行って言うと、なんかおっさんたちがやってるイメージしかなかったのであった。

学園の委員会がそんなに過酷なものだということなど
知らないのもまた仕方のないことである。

「あ、すいませーん、噛んじゃいました。
そう、ういちゃんです。
最近転入してきたばっかで友達もいなくてー。
話しかけてくれてなんか嬉しいですよー。
たしかに、だいばくはつともよめますねー…はとさんは…
かくばくはつ!」

裏読みを使っていたら死んでいた。
あくまで名前の力を引き出す異能。
他人の名前の持つ力をコントロールできるわけではないのだ。

鶴博 波都 >   
「はい。委員会のお仕事ってお給料や単位が出る位たいへんなんです。
 横のつながりもだいじー、みたいな感じの思惑の福利厚生でもあったと思います。
 宴会場でごはんたべてカラオケとかでみんなで盛り上がってました!」

 委員会の活動は、鉄道委員も含めて社会の縮図。
 警察や役所や鉄道会社がするようなことを、学生が担っている。
 会社に相当すると言えば、そうなのかも。

「そう、かくばくはつ!
 ときどき揶揄ってそう呼ばれることもあるんです。
 だいばくはつとかくばくはつがここに揃っちゃいましたね!」

 きゃっきゃっ。

 異能のことは露知らず。
 そもそもはとちゃん自身が異能に目覚めたばかりなので、
 自分や他人の異能そのものを意識することは少ない。
 
 熱湯のアンブッシュの方がよほど身近な出来事。
 湯船の給湯口からそっと身体をずらした。


大麦 初 > 「え!?委員会って給料出るんですか!?
派遣委員とか正委員とかで待遇も違ったり?
委員会やってればバイトもしなくて良さそーですねー。
ってか、ほんとになんか会社っぽいですね」

宴会場とかカラオケとか…合宿というよりもガチ目に社員旅行っぽい。
だが、そうなるとブラック委員会とかもあるんだろうか?
風紀とかかなりブラックそうである、イメージだが。

「まるで火薬庫みたいですねー。
ここで爆発したら、女子寮吹っ飛んじゃいそうですけど。
あ、でもみんな異能持ってるならばくはつしてもなんとかなるかも?」

異能者は超人ではあるがそれほど万能ではない。
大爆発はともかく、核爆発は耐えられる人間はほとんどいないだろう。

「私名前のパワーを引き出せる異能持ってるんですよー。
はとさんだと…ツルとはとを操れる能力かもしれませんねー」

鶴博 波都 >   
「出る所は出ますよ。風紀や公安は警察さんで、生活委員はふくしのおしごと?で、鉄道委員は通勤ラッシュと戦います!
 あとはお祭りを計画する式典委員会とかですね!やりがいのあるお仕事です!」

 自分の所属する委員会以外はまだ言うほど知らない。
 連携などをすることはあるが、単位や給与事情などは未知の世界。

 はとちゃんの仕事っぷりは自ら引き受けていることであるが、
 だいぶブラック寄りである。他の鉄道委員は恐らく適所適材でもっとホワイト。
 日夜ロボットを作っている部署などははとちゃんよりブラックかもしれない。

「常世学園の女子寮ですから意外と耐えちゃうかもしれませんね。
 みんなの異能はあんまり知らないけれど、核を抑える異能とかはあってもおかしくなさそう……」
 
 さすが常世学園だ。なんともないです。
 そんな感じに耐えきってしまう女子寮の大浴場を想起するはとちゃん。
 異能に関しては、ピンポイントだけどその位できるひとが居てもおかしくなさそう。
 そう思ってうんうんと頷いた。
 
「名前のパワーを引き出す……ういちゃんの異能は格好いいです!
 つるやはとがいっぱい出てきたら、手品師さんになれるかなー……あ、晩御飯は唐揚げにしよ。」

 大量のつるやはとが出てくるイメージを想起。
 そしてそのまま食欲と今夜の献立に繋がった。

「私は物資確保?って異能みたいです。
 物資を確保したり、物資がいつの間にか増えたりする異能みたいです!最近覚醒しました!」

大麦 初 > 「公安委員…なんかすごく物騒な委員あるんですね。
あと、鉄道委員??てつ、どう?鉄道愛好会とかではなく?」

公安ってたしか国家の安全と秩序を守る的なやつじゃなかったっけ?
異能ヤンキーのせいだろうか?
異能ヤンキー組織とかあるんだろうか??
あと、鉄道委員ってなんだ?電車の資格とか、学生が取れるのだろうか?
免許制とかなんだろうか?電車の免許ってなんだ?
教習所とかあるのだろうか??
?ばっかだな?

「え、なんですかそれ…限定的すぎて怖いっす。
異能ってすごいんですねー、まじで」

こんな島に集められるのもまた仕方のないことなのかもしれない。
もしかして…隔離政策!?
そんな嫌な考えが頭をよぎった。

「引き出すだけなんで、人の名前の持つ力を自分が使えるわけじゃないんですけどねー。
手品は…異能者がいっぱいだとあんま需要なさそうですよね。
唐揚げには困らないかもしれないけど…。
はとちゃんの異能は、なんかすごい便利っぽいかも」

鳩の唐揚げって美味しいんだろうか?
物資確保の異能なら、唐揚げも確保できるんだろうか?
お湯に浸かりながら思うこと…

鶴博 波都 >  
「ちなみに、公安委員は普通の学生が使う免許も発行してくれます。」
「そしてその通り鉄道委員です。鉄道とか乗り物を運転します!」

 16歳以上なら能力さえあれば免許は発行されるし、
 能力さえあれば鉄道委員として特別な車両や運転も任されるのが常世学園。

 2年生として順応している鶴博 波都にとっては当然のことであり、
 大麦 初が疑問符を浮かべていることに中々気付けない。

「よくわかりませんけど、異能っていっぱいあるみたいです。
 私も最近知ったばっかりですけれど……ものすごく限定的な異能もあるって聞いた気がします?」

 疑問符が付くような口ぶりなのは自分でも自信がないから。
 鉄道委員としては常世島に馴染み切ったはとちゃんであるが、
 異能に関しては一年生も良い所なのである。

「タネなし手品がいっぱいですからね。うーん、唐揚げになってくれないかな……でも可哀そうかな……
 すごい便利な気がしたんですけど……コントロールもあんまり効かないので自由自在には増えないんですよね。」

 気づいたら増えていたり、持っているものが減らない。
 そう言えば最近はジュースやあんぱんの補充の機会が減った気がする。
 からあげも確保しておけば無限に食べられるのかな。

 ちゃぽん。
 少しずつのぼせながら、自分の異能がコントロール出来てない事を自覚して呟く。
 
「もうちょっとコントロール、できるようになりたいなー。
 ういちゃんみたいにコントロールできるようになりたいです。」