2024/12/19 のログ
ご案内:「常世寮/女子寮 部屋」に黒羽 瑠音さんが現れました。
■黒羽 瑠音 > 「ふぅ~~… 緊張、するなぁ」
メールの送信先を見ながら、大きく、大きくため息をついて
■黒羽 瑠音 >
「プレゼント、よし、行きたい場所のチェック、よし…
うぅ、之じゃまるでデートプランを選んでるみたいだよぉ」
まぁ、ある意味近いものではあるんだけど。
「先生に… 出来る限り、楽しんで貰わないとね、なんせ… 」
… 正直、今でも信じたくない事だけど、焔城先生はあんな嘘をつく人じゃないって、私は思ってる。
だから… 余命半月、と言うのはきっと嘘ではない、んだろう
「… でも、嘘だと思いたいよ… 」
言っていても、しょうがない、どうしようもない、私に【治す】為に出来る事なんてない。
■黒羽 瑠音 >
「… 私の異能が、もっと… 人を助けられるものだったら」
何て、無い物ねだりにしかならないのだけど。
「いけないいけない、私がうだうだしててもしょうがないもん、ね」
だから、せめて… 私が出来る限りで、先生に恩返しをしたい、と思ったんだもの。
■黒羽 瑠音 >
「… 私の、異能」
先生に対して、壱さんに対して使った時の、何時もとは違う【挙動】
… 出来れば、先生にも、私の異能が役に立つ日が来るまで…
「いてほしかった、んだけどな」
あの贈り物は、最後まで大事にしてくれるんだろうか、なんて考えるのは、私の我儘だよね。
「先生に… そうだ、先生が幸せであってくれるように… 私がしっかり、『エスコート』しないと!
デート… なんて初めてだけど、悔いが無いように、ねっ」
「取りあえず集合場所の場所だけ送ればいいよね… よし」
■黒羽 瑠音 >
「えーと、学生通りの、ツリーのイルミネーション前… と」
ぴ、ぴ、ぴっ、と手早く時間を含めて先生にメールを打って、送信。
ただそれだけなのに、思わず『祈って』しまっていた。
「… 先生を幸せにしてあげられますように… 何て」
神頼みじゃなくて、まずは自分を信じてあげないと、ね。
「よし、頑張れ私!取りあえず当日はメイクもしっかりやらないと… そのために色々貰って来たし!」
日は暮れて、時は過ぎて、半月何て、本当に一瞬だ。
――どうか、その中の一日一日を、悔いなく… 過ごせますように。
頑張れ、私!
ご案内:「常世寮/女子寮 部屋」から黒羽 瑠音さんが去りました。