堅磐寮(かきわりょう)は学園公営の学生寮である。
男子寮/女子寮との違いは入寮するのに「性」は無関係であるということ。
異邦人の中には「両性」「無性」など「地球」における男女の性別とは認識が異なる、あるいはそういった区別を持たない者も少なくないため、この寮が作られた。
「地球」人の男女も当然性に関係なく同じ寮内で住むことが出来、同性異性にかかわらずルームシェアを行うことが可能。
家賃がほぼ無料。
ロビー、食堂、大浴場などなど、まさに寮というような設備が用意されている。。
部屋はキッチン、ユニットバスなどが備え付けられている。特に学園側から監査があるわけでもないので部屋を好きなように改造している生徒もいるという。
一人部屋から二人部屋、など部屋の種類は豊富。
参加者(0):ROM(1)
Time:08:07:58 更新
ご案内:「堅磐寮 マトの部屋」から風花 優希さんが去りました。
ご案内:「堅磐寮 マトの部屋」からマトさんが去りました。
■マト >
「… まぁ、期待はしてたけどね」
ふふ、と目を細めて
「うん、そうしてくれると助かるな、ボクもそうするからさ」
んっ、と甘く口づけて、ケーキより甘い味に息を吐く
そのままその体を愛しい相手に身を委ねながら――
世は更けていく事だろう。
■風花 優希 >
「その格好してるキミが言ってもな」
結局はどっちもどっち。
お互いにまあ、そういう事なのは違いなく。
「クーリングオフする時期は、もう過ぎてるさ。
……だからもらうよ、遠慮なくね」
正面からその唇を淡く塞いで。
そのまま押し倒すかのように折り重なる。
そうして二人の聖夜は、甘い色と共に過ぎていくのだ。
■マト >
「… 」
似合ってる、と言う言葉に目を細めつつも、続く言葉に顔を赤くして
「… えっち」
何て呟きつつも、少し期待を込めた色が瞳には籠っていて。
「うん、でもボクもまぁ、そのつもりだったし、いいよ?優希が欲しいだけ
ボクを貰ってね、その代わり… 返品は不可だから、なんてね」
何て悪戯っぽくいいつつ、抱き寄せられるままに、唇を強請る事だろう。
■風花 優希 >
「うん、よく似合ってるよ」
チョーカーを付けた姿に微笑みながらそう零す。
「いいさ、無いなら無いでもらえるものはあるんだし」
ぎゅっとハグする彼女を抱き返し、少し抱えるように引き寄せて。
「これからたっぷり、マトをもらえばいいんだしね」
■マト >
「お守りかぁ、確かに、優希とずっと一緒にいれるわけでもないものね
ふふ、そっか… えへへ… 」
暫くにやにやと見てから
「… よし」
チョーカーをそっとつけて、似合う?と笑いかけて見せたりして。
「むー、しかし、之ならボクも用意しておくべきだったね
来年は絶対用意するから、今から楽しみにしておいて?」
「だから… 今はこれをプレゼント代わりに、って事で♪」
ぎゅー、っとお礼のハグを優希に対してしてくるだろう、何時もより更に肌面積が多いミニスカサンタ姿で抱き着いてくるため… 体温を直に感じるかも
■風花 優希 >
「半分は手作りだから、そうでもないよ。
…まぁ、ちょっとしたお守りみたいなものかな」
魔除けの魔術が施されている、程度のもの。
宝石そのものは、穴の探索やら封印やらをしてる最中に拾ったものだ。
「装飾にするなら、やっぱりそれかなって。
気に入ってくれたならよかったよ」
■マト >
「それなら遠慮なく… 」
中身を覗き込めば、出てきたのは宝石のついたチョーカー
「わ、綺麗な… チョーカーだよね、宝石がついてる…
これ、高くなかったかい?宝石って高いイメージがあるけど」
何てちょっとだけ心配しつつも、嬉しい気持ちは隠せずに。
「この形… きっと氷の結晶だよね?ボクと優希にぴったりだ… えへへ」
ふにゃり、と顔が緩んで嬉しそうに体をそわそわと。
■風花 優希 >
「そりゃあ当然。クリスマスだし。
それに、いろいろもらってばっかりだしね」
こういう時にお返ししておかないと、彼氏としての面子と言うものもある。
プレゼントをそのまま渡して、開けていいよと二つ返事。
「何にするか迷ったけど、まぁ、いつでも使えるのにしたよ」
包装を梳けば、現れるのは小さな箱。
その中にきっとプレゼントの本命が入っているのだろう。
箱まで開ければそこにあるのは…
氷の結晶のような宝石の装飾のついた、チョーカーであった。
■マト >
「優希にはこのくらい真正面から言わないと、って事は学習してきたからね」
ふふん、と謎に得意げ
「なるほどなぁ… というか、この島は年齢的には子供が多いんだよね、ならプレゼントも一杯… 」
そこまでいって、差し出されるものにきょとん、と
「… え、用意してくれてたの?本当に?」
普通に二人でケーキを食べて、テレビを見て… 一緒に寝て、という流れだと思っていた所で。
しっかりとラッピングされたプレゼントに、思わずぽっ、と頬が染まる。
「… わぁ… 」
そのまま、小さく息を漏らしつつ受け取ろうとするだろうか、開けていい?と聞きながら。
■風花 優希 >
「また恥ずかしげもなくそういうことを…」
満更でもないと思ってしまうあたり、既にだいぶ侵食されているのは分かっているが。
「ま、子供を祝福するためのお祝い、って事だよ。
本場だとそれこそ生誕祭、って言うしね」
日本で言えばお正月。
子供でなくても祝うのは当然の日だ。
「というわけで、サンタさんからあるかは分からないけど…はい、ボクのほうからプレゼント」
そっと、水色の包装に包まれた小さな包みを差し出した。
■マト >
「ふふ、優希の隅から隅まで、ボクが浸食してあげるよ、なんてね?」
また悪戯っぽく笑って。
「成程… そして、ボクたちは互いにその聖人の真似をして、クリスマスを祝う訳だ、素敵な催しだね」
「―― ボクにも?どうだろう、一応悪い子にしてるつもりはないけれど…… 」
夜更かしとかもしてるし、いい『子』かどうかっていうと… ちょっとだけ自信無いかも、何て言いつつも。
「でも、貰えるなら嬉しいかな、この世界の一員になれたって実感も沸きそうだし」
何てはにかむように笑って見せたり。
■風花 優希 >
「そのうちお昼ごはんがお弁当にすり替わる日も近いかな、これは」
ただでさえ男子寮を空けてこちらに来る日が増えているというのに。
いい加減、同室者には色々と気が付かれていそうである。
「貧しい家の娘を見たサンタ…の元になった人が、真夜中に窓から金かを投げ入れて…だったかな。
そういう逸話があってね、クリスマスには子供にプレゼントを寝てる間にくれる…なんて伝承になったのさ」
そう語りつつ、また一口。
しっとりとした甘さが広がっていく。
「マトにも来るかもしれないよ、プレゼント」
■マト >
「ま、どうせなら頑張って… いい気持ちで新年を迎えたいよね、ボクにとって初めての新年!」
何だかんだやる気はあるらしい、腕組みするジェスチャー。
それもきっと、あなたが隣にいるからだろう。
「優希に作ってあげるために料理もガンガン練習してるからね
そのうちお弁当も作ってあげようかな?」
濃厚なクリームの甘さに舌鼓、ん~~♪と笑顔が広がって。
「プレゼントがどうこう… ってのは知ってたけど、聖人… ふむ、つまり偉いヒトって事だね?
だけど子供にプレゼントを配って回るなんて、とっても勤勉なヒトなんだ」
へぇ~~、と感心したように