2024/08/08 のログ
ご案内:「堅磐寮 部屋」に能守重高さんが現れました。
ご案内:「堅磐寮 部屋」にアーヴァリティさんが現れました。
■能守重高 > 堅磐寮の一人用部屋を使っているとある女子。
部屋の真ん中でちゃぶ台の上に硯と墨と水が入った徳利と和紙を用意して
何やら文字をさらさらと描いて新聞紙の上にそれをそっと置くと
乾いている新聞紙をその上に挟み込むように置いての繰り返し作業をずっと続けていた。
壁には使い込まれた火薬の入っていない銃火器が所狭しと飾られていて、
本棚には辞書や学業に必要な諸々が揃えられ、クローゼットには衣装などが整理整頓の元入っている。
凡そ女子力足りていない部屋の内装があるが、今日は数少ない友人が来たいそうなのでそれまでの間
式神増産をせっせと行っているところでありました。
「さてそろそろ参りますか」
一旦増産を辞めるとちゃぶ台の上にあった諸々の道具たちがすっと姿を晦まし、代わりに置かれたのは茶菓子の饅頭セット。
お茶は来たら出す名目なのでまだ出していない、彼女が来るまでの間ちゃぶ台の前で座りなおそう。
■アーヴァリティ > 「えっと、ここかな~?」
今日は久しぶりにしげたかさんに会える!
と言っても相談が目的…とはいえ!気分はとてもいい!
にしても、なんで女子寮でも男子寮でもないんだろう?
そこも見た目通りじゃないのかな?うーん謎の多い人。
「よしっ。これを押せばいいだよね。」
確かインターホンってやつだ。ドアの横のボタンを押したら~独特な音だー。
「こんにちはー!しげたかさんの部屋であってますかー!」
ちょっと大きな声で名前を呼ぶ!
部屋があってるならいる筈!
■能守重高 > インターホンの音が部屋の中に響く。
よいせとは言わずにすくと腰を上げると扉なんてすぐそこなので
時間もそうかからずに廊下と部屋とを隔てる扉の鍵をオフにし、
扉を軋まずに彼女を出迎えるべく開く。日本の扉は確か外開きのはず。
「ヨウコソ、アーヴァリティ。さぁ、はいって。ちょっと狭いけど」
1人用の部屋なので2人になっても大丈夫だけど、
1人用の部屋はそう広くはない、壁に掛かっている銃火器が壁を圧迫する勢いで下がっているから余計に。
彼女を招き入れてからゆっくりと扉の鍵を閉めます。
彼女の座る場所には座布団を置いているし、こちらにも同じ色の座布団が敷いてある。
純和風ではないけどどことなく和風感のある内装でした。
「座って。何か飲みたいものありますか?水とお茶と紅茶とコーヒーと…あるけど」
■アーヴァリティ > 「しげたかさん久しぶり!」
ドアが開いて出てきたのはしげたかさん!
抱きつこうかと思ったけど我慢我慢。
えへえへ。
「お邪魔しますー!
おーーーーー!武器がいっぱいだ!」
この辺のマナーとか授業で習っててよかったー!
しげたかさんの部屋は、口には出さないけど結構狭い感じ。
というより凄い!武器がいっぱいだ。全部しげたかさんが使うのかな?
おっと、口が開いてる。
「ありがとうございます!紅茶とコーヒー飲んだことがないからオススメをお願いします!」
敷いてあるクッション(座布団)に…どう座ろうかな?
えーっと…膝立てて座っておけばとりあえず大丈夫かな?
紅茶とコーヒー。どんな飲み物なんだろう。わくわく。
■能守重高 > 重高は見た目にそぐわず海外で育った時期もあるので
ハグやチークキスで挨拶されたりしたら返すくらいの度胸はまだある。
日本ではそのようなスキンシップで挨拶をするのはお勧めされないと聞いたから控えるようになって幾年か。
彼女を招き入れてから一人用の台所といっても簡単な自炊スペースに
小さな冷蔵庫と言う類のスペースだけど、彼女から帰って来た声に少し考えて。
「コーヒー初デビューですかあ。
いつも飲んでいる紅茶にしておきますね、
コーヒーはメジャーじゃない銘種になりますけど。
冷たいよりは温かいのを入れますか…」
常時沸かしている電気ポットと綺麗なコーヒーカップを二つ用意し
コーヒーと紅茶をそれぞれ入れていく。
カチャカチャと手慣れた様子で淹れてからトレイに、
湯気が立ったコーヒーが入ったカップとコーヒーではない紅茶が入ったカップを乗せてちゃぶ台にいる彼女の目の前に置く。
「こちらが、スリランカの紅茶、ウバという品種。かつての世界三大紅茶の一つっていうフレーズだったって。
で、こちらがプエルトリコっていうコーヒー どちらも知る人が知るお勧めの飲み物。どうぞ。」
ミルクと砂糖の入った小瓶も添えたい。
彼女に差出すものが出し終えれば、それぞれの飲み物のお代わり用の紅茶だったらポットなりを置いたり、
自分が飲むのは冷えた水だったりと。数分だけ忙しなかったけど落ち着くのはすぐそこ。
座布団の上には綺麗に正座をして座ってしまいました。
■アーヴァリティ > 「ありがとうございます!
スンスン…んー、落ち着く匂いだ~」
それぞれうどんのだしを濃くしたみたいなのと、薄くしたみたいな色をしてるなー。
しげたかさんはまだ準備してるみたいだし、今のうちに匂いを嗅いでみよう。
薄い方もといウバの紅茶はなんだか落ち着く匂い。心なしか表情もほぐれるような。
それでいて…なんだろう?緑茶みたいな…違うんだけど似た雰囲気がある。
香ばしくていい匂い!
「こっちは…ん”~」
んぐぅ。不意打ちだぁ。プエルトリコのコーヒーはちょっと刺激的な匂い!
初めての匂いに毛が逆立つような気分になる。んぐぐ…
あ、でも分かってればいい匂い。独特だけど癖になる~スンスン。
「迎え入れる側は大変なんだなあ」
しげたかさんが色々準備してる。
ボク一人来ただけでこんなに色々してくれるなんて。
ありがたい話だ。うんうん。
しげたかさんが準備終わるまで待ってよう。すん。
■能守重高 > 「色々と買える時に纏めて購入するんですよね。
あ、どうぞどうぞ飲んでって。おかわりはここに置きました」
紅茶とコーヒーのお代わりセット諸々がちゃぶ台の上に鎮座。
紅茶の茶葉は意外と大量に購入してはちびちびと飲むタイプ。
他にあるんでしょう?と言われた時に備えて未開封の茶葉もある。
コーヒーは集中用に購入しただけで自ら購入したものではなくほぼ贈り物。
コーヒーに関しては重高にそんなに知識はない。
「コーヒーは匂いと苦みと味に慣れるまでが戸惑いますけど。
自分に合う豆に巡り合うまでが違う意味での楽しみといいますか」
落ち着いたところで重高は冷えた水の入ったコップを一口飲み
落ち着いたくらいです。 彼女が存分にコーヒーと紅茶を味わってもらってから相談なりを受けたい次第。
■アーヴァリティ > 「はい!いただきます…!」
飲んでも良いとの事なので…!
どっちから行こうかな…多分コーヒーから行くと口がコーヒーになる気がするから紅茶から!
コーヒーはちょっとだけ怖いけど、こっちはそれほど。
どきどき…ごくり。
「ん~しぶい~」
順番間違えたかもしれない。
コーヒーの匂い程のインパクトはなかったけど、それでも結構渋くて引き締まる感じがする!
緑茶っぽい雰囲気の正体は多分これだなぁ~。
でも、渋みの中に甘みとか香ばしさがあって…匂いを嗅いでるような感じの味わい。
ん~味わい深い。激辛とか濃い目のだしとはまた違った種類の味わい方が出来るね。
ごくり。ん~しぶしぶ。
「…」
紅茶を半分ぐらい飲んで、お次はコーヒーのターンです。
匂いからして絶対癖が強い!!身構えておこう。吹き出したりしたら大変だ。
ドキドキ…ごくり。
「ん”~」
匂い通りの味わい。表情が引き締まる。
苦い!!!渋い!!あ、でもなんだか味わい深い…けど苦い!!!
激辛とは違った強い刺激を感じる!!んがが。
何とか飲み込んだけど口内に残る香り。
でも、癖になる感じがする。美味しいかと言われれば微妙だけど…ごくり。
うん、この苦みは中々…ハマるかもしれない。
ごくごく。
「苦いけど癖になる感じがします!
お金稼いだら色々試してみます!」
したいことが増えていく。
それ以前に契約もあるし、うどんのお返しもある。
むむ、大変だ。
「それで、そのお金を稼ぐ事について相談したいんです」
カップを置いて後味を楽しみつつ、切り出そう。
「今は援助受けれてるけど、そのうち終わるみたいだし、やっぱり食べれるものも少なすぎて
自分で稼ぎたいんです!何かいい方法とかないですかしげたかさん!」
熱意はあります!
コーヒーもう一口。ん”~にがっ。
■能守重高 > 彼女がコーヒーと紅茶をそれぞれ味わって貰っている間、
重高はじっと彼女を観察に入ってしまう、どちらが好みになるのか知りたいため。
紅茶自体日本茶との違いは発酵を不完全にするか完全にの違い。
茶葉はどちらも同じというから制作の違いって恐ろしいと思ったのは幼少期。
プエルトリコというマイナーな豆ではなく、ブルーマウンテンなどを出すべきだったかを考えていました。
キリマンジャロもお勧めの一つであります。最近気になる豆はハワイ・コナだったり
しますがそこまでコーヒー狂いではないのでどこまでコーヒーにはまるか瀬戸際を考え…意識が戻ってきました。
「常世で豆を購入する場合は、街にある百貨店や商店街の専門店を攻めるかですね、
異邦人街にある専門店もお勧めしておきます。マイナーな味を求めるのならぜひ。」
色々と散歩をしてきた身なので、そこそこ聞かれれば応えられるはず。
ああ、質問が来ました是が相談内容でしたか!さあこい!
「自分で稼ぐ。何が出来るかによりますね。
自分の腕に自信があるのならば バイトをしてお金を稼ぐ。
今だと飲食業の求人バイトはたくさんありますしこれは一年中あると言っていいです。
他には転移荒野とかで魔物なりを討伐して素材を集めそれでお金を稼ぐ。
重高の場合は翻訳とか通訳のバイトが不定期なのと魔物狩りのバイトを週2回の割合でやってますね。
学生の身分なので如何に学業とバランスを保つかですが、話を元に戻しますが、
アーヴァリティは、頭を使うのと体を使うのとどちらが強いですか?」
まずは選択肢を決めましょうか、とちゃぶ台の上に肘をつき理知的に彼女に質問を向けたい。
■アーヴァリティ > 「今度見に行きますっ!」
どこで何が買えるか。そういうこともまだ全然分かっていない。
授業では常識は教えてくれても、コーヒー豆がどこで売っているかは教えてくれないからね。
まあ、生活に必要なものではないだろうしね。
というか豆?どうやって飲み物にするんだろう。不思議だなあ。
「ほわー。戦うこともお金になるんだ」
飲食業はうどん屋とか学食の料理してる人もそうなのかな?
それよりも、戦うことがお金になるなんて!ぐむむ、この前の鳥野郎も売ればお金になったのかな?
惜しい事をしたぁ。
他にもいろいろあるみたいだけど、翻訳と通訳はボクには無理だね!
「えーっと…うーん。」
頭か、体か。
正直どっちも強みとは言えない。
ただ、あの姿でなら体は動かせる。そっちなら、ありかもしれない。
とはいえ…
「…体かなー。」
バレなければいいのです。
幸いあの姿と今の姿だと見た目が結構違うみたいだし、よっぽどな事をしなければ…
うん、大丈夫だろう。
体が強い。そういった少女はただの少女である。
見た目相応の身体能力で、魔法こそ使えど、一つのみである。
これまでのすべての行動にも人間から外れた所は一切ない。多少挙動不審だったかもしれないが、少女は完全にただの外見相応のひ弱な女の子だ。
■能守重高 > 「取り合えず、こちらがコーヒー豆と紅茶が買えそうなお店のリストです。
時間を作ってお店巡りをして買うのを前提ならば試飲も出来ると思います。
勢いとその場のノリでごり押ししましょう。」
手作り感満載のお店リスト表(A4サイズ)の紙を彼女の目の前に置く。
折り畳められているので見たい時に広げればいい。
豆は買う際にそのまま焙煎されたものを購入するか、挽いて粉にしてもらうかの選択ができるはず。
自分で豆を挽きたいんだというこだわりの人がいるので豆で買うのも一定数いる。
最低限お湯とカップとドリッパーつけてフィルターに粉を入れて
濾して飲む方法が割と簡単にコーヒーを味わえる方法なのでそれは後程教えましょう。
「戦って稼ぐのが手っ取り早いですね。
魔物の体は骨や皮膚や目玉や魔石やら素材や薬の元になります。
最近は色々と賑やかなので戦って稼ぐのは一番お勧めします。」
飲食業では学食の手伝いのバイトも含まれます。
あと委員会に属してそれらのお勤めで稼ぐのもありますが圧倒的に
戦って素材集めたりの方が稼げる。戦わなくても素材集めだけでも充分。
「体なら圧倒的に 戦って稼ぐことですね。
匿名で稼ぐ場合には仮面をつけて動くのもお勧めですね。
変装とか…私は変化も出来ますけど…ここだけの秘密ですよ。
あまり派手に動くと公安とか風紀委員会とか出てきちゃうので注意です。
それらを惑わせるのに人の範囲内で稼ぐといいですよ。」
そういえば…彼女と初めて遭遇した時に妙な姿から人になっていた気がする。
姿が変えられるのは羨ましいが、あまり派手に動いてしまうとよからぬものが来るので、
それらを呼ばぬように稼ぐのですよ、と助言として締めくくりたい。
■アーヴァリティ > 「おおおぉ!しげたかさんありがとー!大好き!」
いいものもらっちゃった!もらったんだよね?
しげたかさんには何から何までお世話になりっぱなし。
ちゃんとお返ししないと。何がいいかな、何がいいかな。
「ふむふむ…」
確かに、ボクのお家に住んでた悪魔の首を使ってる冒険者を見たことがある。
何かの爪みたいなのを使ってるのも見た気がする。
なるほどーお金になるのか…ボクも倒されてたらお金になってたのかな?
「秘密了解です!
えっと、実はボクもそうで…変身?出来るんだよ
あ、秘密でお願いします!」
風紀委員会怖いね。
しげたかさんならきっと秘密にしてくれる。してくれるよね!
やっぱり見つかったりすると討伐対象になってしまったりするみたい。
ボクの予感は的中してた。
ボクの前の姿は…こっちに来た時はもう人になってたし、まだ誰にも見られてないよね?
中間の姿はもう見られちゃったけど。誰にも話さないでいてくれてるといいな。
「やっぱり狩りをするなら転移荒野とかがいいの?
ボクも前転移荒野で襲われたし、そういう遭遇を狙うのがいいのかな?」
■能守重高 > 「ん、私も大好きですよ」
常世島に来た時に同じことをされたのでそれを今回彼女にしたのだ。
使える情報は求める人に差し出す度量を持ってしたい。
世話はしたが帰ってくる前提で全くしていなかった、
聞かれたら多分こう答える『お返しは誰かほかに困っていたら助けてあげて』と。
「この世界にきてもその点全く変わっていなくてびっくり」
魔物とか怪物とか遭遇したし討伐しているし、
エルフさんを遠くで見かけたりこの前神様に遭遇してしまいました!
神様って実際にいるんだ、と軽い衝撃を覚えた先々週の出来事。
なのでうっかり知り合いが討伐されたとかは聞きたくないので秘密にするつもりだ。
「秘密…じゃあ重高の秘密を一つ。
私の秘めた種族は 竜です。アーヴァリティとちょっと違うけど変化できるよ。
これでお互いに対等になるはず。秘密に絶対にしましょうね…」
風紀委員会にかつて属していたので恐ろしさは知っている。
あまり派手に動くと実体験として討伐対象に指定されてしまう。
自分も人ではないので彼女で2人目になるけどお互いに秘密にしてくれると嬉しい。
「狩りというか転移荒野と落第街方面に黄泉の穴っていう危ない場所があるのだけど、
そこに 異世界とか異次元に繋がる<門>が時々繋がってしまって
その<門>から異邦人とか魔物とか怪物とかが来ちゃうんですよ。
自然を装って狩りをするのなら、転移荒野一択。え、襲われたの?」
え、襲われ済???と腰が浮きかけたけど座りなおす。
■アーヴァリティ > 「やったー!」
そんなこと言われたら照れちゃうよ~も~しげたかさん~~!
心中賑やかなのだ。
「へー!名前は聞いたことあるけど見た事はないなー!
それじゃお返しにボクからももう一個…
ボクはね、お家、じゃなくてダンジョンのボスだったんだ。
だから何も知らないんだ。ダンジョンの中の事はよく知ってるんだけどね」
竜。ボクのお家にも居なかったけど、たまに冒険者が竜の素材からできた武器を持っていた。
だから、ボクの知る竜は強い武器の素材になるってだけ。でもきっと強いんだろうなとは思うけどね。
「ちなみにそのダンジョンもこっちに来てるよ。
良かったら遊びに来てね」
ふふふ。ボクのダンジョンは難しいぞ。
「あ、うん。でっかい鳥に襲われたんだよー
頭が良くて厄介な敵だった!
でも最後は脳天貫いて倒したよ!
いやー前より弱くなっちゃってて…中々強敵だった!」
あの鳥野郎との戦いはこの世界でのボクの最初の勝利を飾った華々しい戦い!
ふふ、しげたかさんにも見せたかったな。ボクの勝利の瞬間を。
しげたかさんはちょっと焦ってるみたいだけど大丈夫、その程度でやられるボクじゃないよ!