2026/02/15 のログ
妃淵 >  
「そっか、じゃあ」

斬鬼丸から取り上げたチョコレートの箱。
そこから1つチョコをとって自分の口へ。

甘い、甘い中にほろ苦い。
やっぱ焦げた味、少しだけするよな。

「アイズもいないし」

「…ま、猫が見てたって、別にいいか」

横にいる少年へとしなだれかかる。
口の中には融け始めたチョコ。
自然、顔を寄せれば甘い香りが漂う。

「───明日までゆっくりしようぜ」

そのまま、甘い口吻を寄せる。
別に、急にそんな気分になったわけでもない。
なんとなく二人、並んで側にいると違いの体温が欲しくなる。──それだけ。

斬鬼丸 > 「ん…ゆっくりできるかな」

できないかも。
唇を重ねて味わうチョコ。
これも1個分になるのかな?

そして、これもいつも通りのような?
お願いは、意外と控えめなのかなと思いつつ体を寄せていく。

妃淵 >  
なんとなく、特別なチョコを用意したから特別なことをして。
それで特別な夜になったりするかなと思わなかったわけでもない。
ただの勢いと思いつきのインスタントプラン。

まあ、こんな素直な相手だとこうなっちゃうか、という学びはあった。

「ちゃんと甘いじゃん」

苦みもあるけど。
ぺろりとチョコレートの残る舌先で唇を舐める。

「いいじゃん。たまには、ゆっくり楽しむってのも」

ビター…とは少し違う苦みだけど、ほんのりとした大人気分。
ローテーブルの上の照明のリモコンを手にとって、ピ…という電子音。電気が消える。薄暗く。
急に落ちた照明に驚いた猫がピンと耳を立てる。
そんなこともお構いなく。

薄い絹擦れの音とともに、いつも通りの時間が訪れる。
…ただ、その日は「お願い」ならぬ…「命令」は多かった、か───、

ご案内:「堅磐寮 部屋」から斬鬼丸さんが去りました。
ご案内:「堅磐寮 部屋」から妃淵さんが去りました。