2025/04/17 のログ
ご案内:「浜辺」に武知一実さんが現れました。
■武知一実 >
今度暇になった時は釣りに行こう。
そう思ったので、釣りに来た。
天気は良好、波は穏やか。潮の流れは……正直よく分からん。
釣果を求めてと言うよりは、単にぼーっとしていられる大義名分を得たかったので、こうして釣竿片手に防波堤で突っ立ってるだけで満足だ。
……もしかすると、他にも暇を持て余した奴とか居るかもしれねえし。
「……ま、今ンとこオレしか居ねえけどな……」
暖かくなってきたとはいえまだまだ春。海水浴には少し気が早い。
しかもここは浜辺と言えど遊泳向きではないし、どっちかと言えば防波堤だ。
……物好きか散歩好きか釣り人しか来なくても、何も文句は言えねえってもんだ。
ご案内:「浜辺」にスノウさんが現れました。
■スノウ > いい天気、海の音も心地いい。...でも熱い。
とても暑い。...この世界に来てからずっと言ってるような。
私の知らない物があるらしく、ここに来てみた。
そう、海である。正確には違うかもしれないが。
「海...綺麗。...あ、誰かいる。」
水着もないし、他の人からみたら厚着だから違和感あるかな。
特に用事があった訳でもないけど...挨拶位はしよう。
その人影に声をかけるために近づいてみる事にした。
■武知一実 >
「はー……春なんだな、そういや」
そう、春だ。オレが常世島に来た時も春だった。
その後夏が来て、秋になり、冬が過ぎて、また春になった。
つまるところ、オレがこの島に来て一年が経ったということで。
「……早ェもんだな」
色々あったような、そうでもねェような。
少なくとも、色んな奴には会ったな、と海面を眺めながらぼんやりと思う。
さて、ここからもう一年はどんな事があって、どんな奴と知り合うんだろうか。
……そして一年後、オレはこんな風に釣り糸垂らして振り返るんだろうか。まあ、一年経ってみなきゃ分からねえが。
「……あン?」
そんな最中、微かに人の気配がした。
どうせ何も掛からない浮きから、気配のする方へと目を向ける。
……見覚えのある特徴的な影があった。
「……ああ、アンタか。スノウ、っつったっけ?」
■スノウ > 「何か考え事かな、もう少し様子を...」
なんて少し離れてみようとしてみたが、気づいたみたいで。
何しているんだろうか...と考えながら。彼に一礼する。
「...また、会いましたね。スノウです。」
名前を覚えていてくれたんだな、と思いつつ。
今やっていることに関して気になっているようで、覗いている。
クーラーボックスを落とさないように近くに置いて近づく。
■武知一実 >
「おう、こないだの公園ぶりだな」
獣みたいな耳と尻尾、見紛う筈もねェ。
あん時ゃうずめの方が話し相手として適役っぽかったから任せたから、あんまり言葉を交わしたわけじゃ無かったが。
一礼をするスノウへと、ひらひら手を振って見せ。
「……ンだよ、そんなに面白いか?」
釣りをしてる奴が珍しいのか、それとも釣りそのものが珍しいのか。
いかにも興味深そうにオレ――というか、オレの手元の釣竿を覗き込むスノウへと声を掛ける。
「釣りだ、釣り。知らねえのか?」
■スノウ > 「...あらためて、お久しぶりです。」
獣耳をピコピコさせたり揺らしたりして反応する。
尻尾も少し動いているかもしれない。本人は無自覚のようだ。
それに加えて練習していた笑顔も見せてみる。
「私、人がしてる事、詳しくないので...興味があって。
面白いかと言われたらそうなのかもしれないです...?」
面白いと言う感情がいまいち分からないが、多分そうなのだろう。
海がゆれて自分の姿が見えた時、少しびっくりしたが...。
「知らないです...。なんかの遊びだったりします...?」
棒に糸を垂らしてるくらいの認識しかない...なんだろうこれ。
■武知一実 >
「久し振りってほど空いてねえ気もすっけどな。
ま、どうやらあの後何事も無かったみてえで何よりだ」
確かうずめと氷か何かを買いにコンビニだか行ったんだったよな。
スノウはそのまま現地でうずめと別れて、公園に置きっぱにしてたギターを回収にうずめだけ戻って来たわけだけど。
どうやら無事に目的は達してたらしい。いや、疑ってた訳じゃねえが、改めて何事も無かったそうなところを見るとちょっと安心したっつーか。
「人がしてる事……ふぅん、訳アリか、アンタも。
まあ興味があんなら見てりゃ良いさ、邪魔にもならねえしな」
オレだって初めて見た時はしばらくまじまじと観察したもんだ。
だから少しだけスノウの気持ちは分からなくもない。まあ、同じかどうかまでは分からんけどさ。
「これな、釣り、っつって魚の飯を針に引っ掛けて食わせて、引っ掛かった魚を釣り上げるってもんだ。
……遊び、かどうかは知らねえが、まあ色んな側面があらぁな」
レジャーだったりスポーツだったり、本当に色々だ。
食料調達の手段でもあるし、まあ、今回のオレのこれは、ただの暇潰しなんだが。
■スノウ > 「はい。...とりあえず何とかなりました。
私、暑いの苦手で。...心配かけちゃいましたか?」
あの時全く時間が無くて、もう少し居たかったから。
今日はオーバーなくらい持って来たので嫌でも一緒にいる。
「...訳アリ?あ...そ、そうかも...しれないです。
こういうの...人間観察って言うんでしょうか。」
何か見抜かれたような気がするけど、別に悪い気はしない。
...安易に話すのも良くないだろう、聞かれたらでいいしね。
「魚ですか。...液体に浸かっているものしか見たことないです。
こういう場所で捕獲するんですね...へー...。」
私の知ってる魚と全然違うような...メモを取ろう。
興味津々で海を見つつ...かずみんの方も見る。
むしろそちらの方を見ている様な気がしなくもないかも...。
■武知一実 >
「そいつぁ何よりだ。
……いや、別に。どうにかなっちまうほどなら、そもそも校舎から公園まで来ねえだろ」
一応、一人でコンビニまで行ったわけじゃねえしな、仮にも風紀と一緒だったってんだから、心配する方が野暮ってもんだろ。
にしても暑いのが苦手、な……今はまだ良いけど、これから苦労しそうな。
「ま、根掘り葉掘り聞く気はねーよ。
人間観察なんて大層なもんじゃねえが、ま、喧嘩ばっかりしてると嫌でも他人の事見るようになんのさ」
とはいえ大抵は不良やら半グレやらそういう奴相手にする事ばっかりだが。
あんまりああだこうだ考察されんのが嫌な奴だって居るだろうし、ほどほどにしてんだけどよ。
「まあ、大抵の魚は液体に浸ってるわな。
捕獲っても、オレァ素人だし獲れるかどうかは半々……の更に半ってとこだ」
今回は全くかかる気がしない。
まあ、こんな真昼間っから釣り糸垂らして釣れるもんなんてたかが知れてるしな。
見られてるような気がして、横目でスノウを見る。興味の矛先がどこに向いてるかまで気にする気は無いが、
オレなんかを見てるくらいなら釣り糸の先を眺めてる方が良いと思うんだが。
■スノウ > 「それもそうですね...」
そこまでは耐えれているから...その後が問題だったり?
もっと暑くなるらしいし、これからどうしようかな...。
「私は聞かれて困る事、あんまりないです。
そもそも話せる内容がないので...分からないんですよね。」
そう言って少しだけ視線を外してさらっと喋っていく。
「そう言われれば...珍しくないんでしょうか。
私も野宿の時はお肉取るの大変でしたし...同じくらいでしょうか。」
そんなにかからない物なんだろうか、この釣りって。
私もやってみようとは思ったけど...難しそうだよね。
「...かずみん、さ...さんはいらないんでしたっけ。
私、もっとお話聞きたいなって思って。」
折角知り合い...になってると思うから色々聞いてみたい。
もう少し隣に座ってみようと近づいてみる。
■武知一実 >
「ま、何か対策考えンなら、早い方が良いぜ」
本格的に夏が来る前に、一度梅雨に入って肌寒くなる時がある。
来る暑さに対策するなら、その時が最後のチャンスだろう。
「話せる内容……ねえ。
まあ、中身のある話をしなきゃ死んじまうって訳じゃねえんだからよ、その辺は適当で良いんじゃねえか?」
世間話に生い立ちなんて関係ないしな。
それを言い出したらオレだって大概碌なもんじゃねえ。
「野宿なんてしてたのか。そりゃご苦労なこった。
……まあ、肉を採ろうとするよりは簡単かもしれねえが、ま、こんなんは慣れだ慣れ」
一度覚えちまえばどうって事は無いしな。
ただ、掛かるのを待つ間が退屈で性に合わねえって奴は少なくないらしい。
「あァ?別に吸気にすりゃ良いんじゃねェか、さんでも様でも好きにすりゃ良い。かずみんって付いてりゃ良い
……話を聞きてェったって、オレも話せる事なんざそうある訳じゃねーぞ?」
まあ答えられる範囲で答えはするが。
釣りの片手間だから、それを念頭において貰えてりゃ何だって構いやしねえ。
■スノウ > 「魔術で冷凍する位しか出来なさそうですけど...
いっそのこと、大きいボトルでも背負った方がいいのかなぁ...」
彼の言う通り、時期的にかなりまずいようだ。
こればっかりは...前の世界の方が良かったのかもしれないけど。
雪、降ってくれないかな...なんて出来ないか。
「...適当、ですか?そっか、別に、いいんだ...。」
難しく考える必要は確かになかった。
楽しく過ごすのに、そこまでの話はしなくていいんだ。
私、まだ夢を見ている感覚だったんだろうか...。優しい人だ。
「転移荒野でしたっけ。...あそこで野宿してて。
じっと待ってるのは好きですよ。別に飽きませんから。」
それにしてもピクリとも動かないようだけど、いいんだろうか。
「じゃあその...かずみん。...さん。...んん、難しい...。
私の知ってる事、殆どないから、何か聞きたいだけです。」
私は特に聞くことはないけど、話の内容は好き。
ニコニコしながら期待して話すのを待っているようだ。
■武知一実 >
「まー、こればっかりはオレから何か助言出来る様な事も見つからねえな。
何かいい方法があるってンなら、オレが知りてえくらいだし」
去年の夏の暑さは本当に参った。
海や川に行って水浴びでも出来りゃ良いんだろうが、生憎そういうわけにもいかねえからな。
「ああ、適当で良ンだよ。大抵の奴ァ適当に喋って来るしな」
オレ自身、会話に中身は求めないクチだ。
別に中身のある会話をする気がねえ、って訳じゃねえが無理してやるもんでもねえだろ、ってスタンス。
「へえ、あんな物騒なとこでよく野宿なんて考えたな……でもまあ、全く出来ねえって訳でもなさそうが。
なら一つ覚えてみる……あ、アンタ虫は平気か?昆虫じゃなくて、うねうねしてる系の」
なら釣りの一つでも教えようかとも思ったが、大抵の女子は餌で断念すると聞いた。
勿論疑似餌という手もあるが、生憎と今の持ち合わせは無ェ。
「まあ楽な様に呼べよ、あんま気にはしねえから。
……何か聞きたい、って言われてもな。せめて方向性くらいは示してくれ。フリートークって奴は得意じゃねえんだ」
オレもどっちかと言えば聞き専な部類に入ると思う。
これと言って特段話すネタを常に持ち合わせてる訳じゃねえし、知り合ってもまだ日も浅い相手なら尚更だ。
■スノウ > 「こうやって一緒に話す時間、増やしたいから。
もっと聞きまわってみないと分からないかも、だね...。」
いっそのこと氷漬けになってしまおうか。
「...野宿だけは慣れてるんだけど、ここ知らない土地だったから、
暑くて本当にダメになりそうだった。...氷変えよう。
...虫?...このくらいだったら大丈夫かも、しれない。」
この場所の気温位ならまだ大丈夫なんだけど、なんて思いながら。
ああ、こういうの...ちょっとうねってる奴だっけ...。
あっちにもいたような気がするし同じかな。...大丈夫そう。
そう思いながら大量の氷が入ったクーラーボックスを開けて。
腕に冷やしながら話していく。
「...じゃあその、私の事怖くないのかな、とか。
そう、その、見た目の話とかしようかなって...。
こんな大きな腕見ても驚いてない人が多くて、普通なのかなって。」
確かに私から何か話題を出すべきだったかもしれない...。
でも私から提供できることもあまりないので、純粋に聞いてみる。