2024/07/27 のログ
ご案内:「常世神社」に能守重高さんが現れました。
■能守重高 > 夏真っ盛りの常世の社。日差しはあつく雲はなく青空の下、
鎮守の森の木々の狭間にて胡坐をかいて座り込む怪異ならぬ人影が一つ。
片手で印を結び 真言を唱える。
続けて日本語ではない言語でもって祈りの言葉をすらすらと口にする。
「इच्छा」
「अत्र अन्यस्मिन् लोके प्रार्थनाः प्राप्नुयुः वा इति अज्ञातं, किन्तु अनेकेषां प्राणानां विश्रामं कामयामि ।」
「शाश्वतं शान्तिं शान्तिं च」
さわさわさわと木々が風によって音を鳴らす。
印を切るとどこに祈るか迷うが目の前の虚空に頭を下げる。
「いつもの祈りは終わり」
ここは静かでよかった、時々訪れたい場所でもある。
少女はゆっくりと竹笠帽子をかぶってから腰を上げる。
■能守重高 > ここは神の聖域、長居をしては宜しくないと聞いたことがある。
神社仏閣の方を仰ぎ見たが直視はせずちらっと見た程度。
「明日は日本語の勉強をしなければ」
言語学の復習と予習を欠かさず行っているので
勉強の休みに来ただけだと自分に言い聞かせるように、
懐から本を取り出すと鎮守の森を後にしていく。
ご案内:「常世神社」から能守重高さんが去りました。