2024/11/24 のログ
ご案内:「常世神社」に蚕比古 玉繭さんが現れました。
蚕比古 玉繭 > 神社に一人、思案する乙女。

「……」

此度起きた事件。汚染物質による怪異化の感染爆発。
祭祀委員会にも無関係なものではなく。

「調査。
 しなければ、なりませんね」

この汚染。怪異に変じるという異常事態なれば。
怪異を祓い人の世の安定を保つが役目としては。

無視できない事、なので。

とはいえ。
乙女一人では、戦うと云ふ事は出来ない故に。
同行者を募らなければ、ならないのだけれども。

「どうすればよいでしょうか…」

未だこの島には来たばかりの身。
頼る伝手など、ないものだから。

蚕比古 玉繭 > まずは情報集めるべきか、とも思ふけれど。

「記録は厳密に管理されてる、となると」

個人で調べるのはむつかしいもの。

でも、汚泥のようなもので汚染されて、怪異に変じると言う話が本当なら。
似たような話、幾つか乙女も知ってはいて。

「祟り神に触れる、かのよふな」

汚染とされるもの、穢れに近いものであれば。
穢れが満ちる程の器が、何物かによってばら撒かれたり、したのであれば。

そんな思案。
良くない事態を、思い浮かべて。

「…どちらにせよ。
 直接、調べたい所」

だって、それは。
人の世に近づいてきてはならぬものだから。


蚕比古 玉繭 > 乙女にとって重要なものは、これが人の世に溢れてしまうこと。

そんな事態が起きぬよう、隔離が迅速に行われたのは行幸であるけれども。
事態を解決するには原因の究明が必要なもの。
出来る限り協力はしたい、と思ってはいるものの。
しかしてこの身体は、争いの場に駆り出されるには脆弱で。

「恨めしいものです」

自分の身体の弱さに、ただただ無力感を感じるばかり。

今は、後方支援に専念するくらいしか出来なさそうだから。
もしも出向く方がいれば、その時にいつでも、支えれるように。

お役目を果たすが大事かも。


そんな思案重ねながら…乙女は神社を、後にするかも。

ご案内:「常世神社」から蚕比古 玉繭さんが去りました。