この学園に居住する、異世界からの客である「異邦人」たちのために作られた異邦人街には、大通りと商店街が存在する。
異邦人たちの文化を自由に受け入れているため、学生街などとはかなり趣を異にする。
異邦人たちの元の世界の再現し、その心を慰めるのも目的の一つである。
大通りは異邦人街のメインストリートで、学生・教職員居住区にも繋がっている。またそれに併設されるように異邦人のための商店街なども作られている。
異邦人たちの自治に任されているため、常世島でも特に自由なエリアである。

加えて、住宅街も広がっている。
異邦人のために作られた住宅の並ぶ住宅街。
それぞれの文化を尊重して作られているため、様々な種類の家屋が建てられている。
異邦人が必ずこの住宅街に住まなければいけないというわけではない。逆にこの世界出身の住民が異邦人街に住んでも問題はない。

※フリー設定ルームとして設定しています。部屋説明に準拠する形で、異邦人街にある施設や住居などとして部屋を設定することができます。

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参加者(0):ROM(1)
Time:01:46:05 更新


ご案内:「異邦人街」から武知一実さんが去りました。 (04/19-02:07:40)
ご案内:「異邦人街」からクリヴィア・筌崎さんが去りました。 (04/19-02:07:00)
クリヴィア・筌崎 >  
「ええ、母が日本へ旅行した際に出逢ったのだとか。
 私は親元を離れ、此方の学生寮でお世話になっております」

というのも、異能を発現したのは家族の中で彼女だけらしい。
待遇を鑑みて両親が常世学園に入学させることを判断したそうだ。

「そうでしたか、ではそのように。
 私のこともクリヴィアで構いませんよ、カズミン先輩」

そう言って笑いながら前を往き、共に買い物を済ませるのだった。
なお、道中で植物系の亜人が出していた珍しい茶葉を購入してご機嫌だったとか。
(04/19-02:02:58)
武知一実 >  
「それもそうだ。
 オレだって笑うタイミング可笑しいかもしれねえし、いちいち気にしなくても良いのかもな」

オレだって心の底から笑う時っつーと喧嘩してる時だしな。
そう考えてみると、人の笑うツボを気にする様な立場じゃねえや、誰でも、笑いたい様に笑えば良い。
……つーことは、まあ、ウサギの尻尾を鞄にぶら下げてても気にする事ぁ無いってこったな。

「なるほど、父方……てことは親父さんが日本人なわけだ。
 竹冠に全……へえ!それでウケか、で、筌崎。なるほどな、初めて知ったわ」

ザキについてはオレが思ってる崎で良いんだろうか。良いんだよな。
まあ、話を聞いた感じあんまり漢字の説明に馴れてるって訳じゃなさそうだし、深く突っ込まんでおくか。
イギリス出身ならそれもさもありなん、ってやつだ。

「ああ、堅苦しいのは性に合わねえんで、かずみんって呼んでくれ。それに、あんまり苗字に良い思い入れが無えんだよ。
 よろしく頼むぜ、筌崎。」

先導する筌崎の後に続いて異邦人街を進む。
目的の店に着けば、そのままボディバッグ(とオレ。一応な)に合いそうな装飾品を見繕って貰う事だろう。
……知り合いも増えて、良い買い物も出来て、中々に有意義な放課後を過ごせたんじゃねえかと思う。
(04/19-01:47:10)
クリヴィア・筌崎 >  
「まぁ、何を面白いと感じるかも人それぞれですから……
 笑わば笑え。あなた様が気に病まれることはないかと」

気に病んでいるというのも違う気はするが、それはそれ。
結局のところ堂々としていればいいという話に帰結するのであった。

「筌崎は父方の姓でして。
 タケカンムリに全と書いてウケと読むそうです」

実物の竹は見たことがないので、この説明は父親の受け売り。
出身地は母方の祖国イギリスであることも付け加えつつ。

「改めて よろしくお願いいたします、武知先輩。
 それでは、ご案内いたしますね」

自己紹介が済めば、亜人の屋台までの道を先導して歩き出すだろう。
(04/19-01:35:19)
武知一実 >  
「だろ?
 まあ、変に運が良かったり、逆に悪かったりしたときの言い訳程度の役割で良いんじゃねえかな、こういうのは」

とは言え、運が悪かったからと言ってキーホルダーに責任を擦り付ける気は無いけどよ。
さっき返品を考えてた? だから冗談だっつの。

「どうせ笑うんならもっと面白いもんがあるだろうに、って思うじゃねえか。
 まあ笑う本人たちがそれで良いってんなら、別に構いやしねえんだが」

折角の感情の発露、すべき時にするのが良いんじゃねえかと思うんだが。
まあ、これもどっかズレてんだろうなオレが。あんまり他の奴に言わんようにしとくか。

「悪いな、助かる。
 クリヴィア……うけざき? 苗字がウケザキ、なんだよな? どんな字ぃ書くんだ?」

金髪だし、染めてる感じもしねえから異国の血が混じってんのかとは思ってたが、ウケザキって部分は和名なのか?
立ち振る舞いといい、育ちの良さが色んなとこから滲み出てる、が

「1年って事はオレのが先輩か。
 まあ、ここじゃ先輩後輩なんてあんま意味ねえみてえだけどな、オレも気にしてねえし……んじゃ、行こうぜ」
(04/19-01:20:10)
クリヴィア・筌崎 >  
「ふふっ、そうですね。
 何事も気の持ちようで前向きにも後ろ向きにもなりますから」

思い込みの力というのは存外に侮れないものだ。
どうせ不確かなら少しでも良いものだと考えた方がお得。

「笑われるのが不服なのではなく、笑わせてしまうのが申し訳ない……ですか。
 そのような考え方は思いもしませんでした……」

そういった笑いは少なからず嘲笑を含んだものだと思っていたから、不如意である場合など考えたこともなかった。
ここで相手の事を慮れるのは彼なりの優しさということだろうか。

「ええ、構いませんよ。
 特に目的もなく足を運んだものでしたので……ああ、申し遅れました。
 (わたくし)、この春から入学いたしました1年のクリヴィア・筌崎(うけざき)と申します」

以後お見知り置きを、とカーテシーで一礼。
(04/19-01:00:51)
武知一実 >  
「さあ?実際運気が上がってる実感は無いから、気休めかもしれねえけど。
 運気上昇とか厄除けとか、気の持ち様なところがあっからな」

実際に運気が上がってるのをどうやって立証するのか興味はあるところではあるんだが。
こういうのは、まじない程度に捉えておくのが丁度良いもんだろう。

「そりゃそうなんだが、オレとしちゃ笑われる事よりか意図しねえところで笑かすのが不本意なんだよな。
 変に笑かしちまって申し訳ねえっつーか……ま、それも気にしなきゃ良いんだけどよ」

自分でも似合うたあ思っちゃ居ねえから、笑われる分には同感しか無えんだが。
別にこんな事で笑かさんでも、と思うのはオレ自身があんまり感情を大っぴらに表に出さない所為なんだろうか。
……まあ、人に訊いたところで、知ったこっちゃねえって話なんだが。

「……あっちだったか。
 せっかくだから案内も頼もうか。
 ……ついでに合いそうなもんを見繕ってくれると有難いんだが、流石に厚かましいよな」

普段ファッションと呼べそうなものはスニーカーとパーカーしかこだわらないオレが羽飾りを選んだところで何処かズレるんだろうなっつー自覚はある。
だったら乗り掛かった舟、じゃねえがこの女子に第一印象だけで決めて貰うのもアリなんじゃねえか?

「まあ、見繕うかどうかはともかく、案内は頼むわ。
 オレぁ武知一実、いち……いや、こないだから2年か。アンタは?」
(04/19-00:44:38)
クリヴィア・筌崎 >  
「まあ……おまじないのような物でしょうか?
 あるいは何かしら魔術的な……っと、お話が逸れてしまうところでしたね」

"運気が上がる"という触れ込みについて真剣に考察しかけたが、それは置いておかれたので置いておくことにした。
今は目先の問題について考える方が先決だろう。

「似合う似合わないというのは、あくまで印象のお話ですから。
 堂々となさっていれば恥じることはないと(わたくし)は思いますよ」

ちなみに、彼女はあなたがこのアクセサリーを自らの趣味で選んで着けているものだと思っている。

「亜人系の方々が出店なさっているエリアはあちらになります。
 ご案内は必要でしょうか?」

該当の区画を手で示しつつ。
そう入り組んだ場所でもないので、向かうだけなら付き添う必要は無さそうだが……
(04/19-00:31:14)
武知一実 >  
動じていない様子に内心、胸を撫で下ろす。
変に因縁つけられたり、脅えられて風紀を呼ばれたりという事が無くて一安心だ。
このご時世些細な事でもお説教が待ってるから割とシャレにならねえからな。……前科があるから?うるせぇ。

「ああ、身に着けてる間、運気が上がるウサギの尻尾らしい。
 一応ウサギ本体も申し訳程度についてんだけどな、まあそれは置いといて」

……なんつーか、逐一仕草が上品な女子だな。
あんまり知り合いには居ないタイプっつーか、まあ、オレがこんなだから、そら関わりもない様なタイプなんだが。
ちょっと新鮮で面白え、と正直思う。

「ああいや、尻尾じゃなくても良いんだけどな。
 オレみてえな手合いがこういう動物の着けてるとあんまり似合わねェみてえでよ、
 傍から見てもマシなもんはねえかと思って探してたんだが……」

羽、か。
それは確かに一理ありそうだ。ただ、鳥人が売ってる羽飾りって、やっぱ自前なんだろうか……
人間で言えば抜けた毛や爪とか売ってるって事で……いや、深く考えねえようにしよう。

「なるほど。そういうのもあるか。 ……雑貨ねえ、獣人系の異邦人が店構えてるエリアはどっちだったっけか」
(04/19-00:14:23)
クリヴィア・筌崎 >  
睨まれたとも取れる反応にも動じることなく、笑みは絶やさずに。
それでいて、あなたの腕の間合いからは常に外れるよう位置取っている。
警戒しているというよりかは、身体に染み付いているような自然さで。

「あら、可愛らしいキーホルダーですね。
 ふわふわの毛玉……いえ、これは尻尾……でしょうか?」

バッグの方に視線を向ければ、頬に手を添えてふわりと微笑んだ。
厳つい印象とのギャップも相俟って、いっそう愛らしく見える。
意外な趣味――というのは失礼だと思って口を噤んだ。

「こちらに合わせるのでしたら、違う動物の尻尾や……羽飾り等が良さそうですが」

ふさふさ系で統一感を出す方向性を提案しつつ、視線を巡らせて。
こちらの彼は恐らくアクセサリー系の露店を巡っていたのだろう。
しかし何というか、異邦人受けを狙った奇抜な物ばかりで結果は芳しくなかったと見える。
そうなると、別の方面からアプローチをかけた方が良さそうだ。

「ふむ……獣人や鳥人のような方々が開いている、雑貨の露店を探してみるというのは如何でしょうか?」
 
(04/18-23:56:51)
武知一実 >  
「あァ?」

突然声を掛けられ、反射的に訝しむ声を上げてしまう。
怖いから止めろってダチ連中から言われてるが、癖なんだからどうしようもない。
振り返れば、女子が一人。にこやかに佇んでいた。

「あー……いや、バッグに合いそうなキーホルダー探してンだけどよ、中々これだってのが無くって……な」

取り急ぎ眉間に皺を寄せるのを止めつつ、女子の問いに答える。
そんなに気難しい顔、してたんだろうか。
いや、ちょっと眉間に皺作ってるだけで凄んでるとか睨んでるとか言われるから、きっと地が悪ィんだ。
大したことじゃねえ、と肩を竦めながら今身に着けているボディバッグ、そこにぶら下げられたウサギの尾を模したキーホルダーを示して見せ。
(04/18-23:34:49)
クリヴィア・筌崎 >  
「何か、お困り事ですか?」

不意に横合いから声が掛かる。
そちらを見れば、金髪碧眼の少女が柔和な笑みを湛えて佇んでいることに気付くだろう。

「失礼……先程から露店の前で難しい顔をしていらしたので、つい」

あなたが少女に気付いたなら、スカートを軽く持ち上げて会釈をひとつ。
そういった所作からは育ちの良さが伺える。
おおかた、親切心からあなたに声を掛けたのだろう。返事を待つように小さく首を傾げた。
(04/18-23:27:35)
ご案内:「異邦人街」にクリヴィア・筌崎さんが現れました。 (04/18-23:15:47)
武知一実 >  
「結局ンところ、運が良かったっつー事だったんかな」

数軒冷やかしたところで、今ぶら下げてるウサギに勝るものは見つからない。
幸運を引き寄せる、LUKが上がるっつー事らしいが、どうやらコイツを手に入れる事自体でオレの幸運は打ち止めになったんだろうか。

「……古鐘っつったっけな、返品受け付けてんのかな」

冗談交じりにそんな事を呟く。
こうして異邦人街まで来た時は、ついでにアイツがまた露店でも出してやいねえかと探してみるものの、終ぞ見つからず仕舞いだ。
もう食うに困ってねえってんなら、それで良いんだけどよ。折角だから、他のキーホルダーも買っといてやりゃ良かったかな。
(04/18-22:44:28)