この学園に居住する、異世界からの客である「異邦人」たちのために作られた異邦人街には、大通りと商店街が存在する。
異邦人たちの文化を自由に受け入れているため、学生街などとはかなり趣を異にする。
異邦人たちの元の世界の再現し、その心を慰めるのも目的の一つである。
大通りは異邦人街のメインストリートで、学生・教職員居住区にも繋がっている。またそれに併設されるように異邦人のための商店街なども作られている。
異邦人たちの自治に任されているため、常世島でも特に自由なエリアである。
加えて、住宅街も広がっている。
異邦人のために作られた住宅の並ぶ住宅街。
それぞれの文化を尊重して作られているため、様々な種類の家屋が建てられている。
異邦人が必ずこの住宅街に住まなければいけないというわけではない。逆にこの世界出身の住民が異邦人街に住んでも問題はない。
※フリー設定ルームとして設定しています。部屋説明に準拠する形で、異邦人街にある施設や住居などとして部屋を設定することができます。
参加者(0):ROM(1)
Time:17:11:07 更新
ご案内:「異邦人街・バザール会場」から武知 一実さんが去りました。
■武知 一実 >
「はっ、何だよそりゃ」
まあ、楽しみにしてくれているのは伝わってくる。
ならオレは、精々期待を裏切らない様に役目を全うするに限る。
……にしても、雰囲気は危なっかしく見えた割に動作は確りしてると言うか、体幹良いな。
「そうなんかねえ……
まあ、その辺も学生通り行ったら何か見つかるかもな」
と、新たに知り合った後輩と共に異邦人街を後にするオレだった。
――つーか、そもそも何しに来たんだったっけ……?
ご案内:「異邦人街・バザール会場」から御雷 穂乃さんが去りました。
■御雷 穂乃 > 「はい、大船に乗せてくれた気でいてください!」
いっぱい楽しみにしていると言うのを身体全体で伝えながら笑って見せて。
そうして歩き出したのに合わせて歩き出して。
二人並んで歩き出して気付いたのは、その体幹の良さ。
足元などを気をつける必要もなさそうなのは助かった点といえるか。
「名物とかありそうじゃないですか?
こういう島だとやっぱりそういうのの収入とかありそうですし……」
などと会話をしながら異邦人街を去っていき……。
■武知 一実 >
「おう、大船に乗った気で居てくれて良いぜ」
学生通りなら目を瞑っても歩ける……とまではいかないが。
深夜の暗がりの中なら何度か駆け回った事がある。
表通りから裏路地まで、知らねえ道はあんまりない。
「ま、妹分なんてそういうもんじゃねえのか? 知らねェけど。
ああ、さっきも言ったけど異邦人街からじゃちょっと歩くからな、足元、気を付けろよ?」
あまり歩き慣れない道だろうし、理由は置いといて足元も見辛そうだ。
どっか抜けてる感じといい、素っ転ばないかヒヤヒヤするんだよなあ。
ゆっくり行くか、ゆっくり。
「常世島の名物ぅ?
さぁな、流石にそういうのは疎くってな。強いて言えば……やっぱ学園じゃねえ?
キャラクターとか、そういう事なら……うん、悪い、分からん」
雑談にも我ながら律儀に応じる。
この調子でのんびり歩いていければ御の字だ。
■御雷 穂乃 > 「はい、宜しくお願いします!」
ふわり、と笑ってから返して。
面子とかどうとかはどうでもいいのだがそのようなことを考えてるなどつゆ知らず。
奇異の眼差しも少なくともこの娘には気にするほどのことでもないのだろう。
「そうでしょうか……?
ほのは割と天華ねえ様には迷惑をかけている自覚があるので引け目もあるのかもしれませんが……。
時間を割いて頂けるならありがとうございます!」
嬉しそうに笑ってその足は学生通りに向き始め。
「そういえば常世島の名物とかってなんなのでしょうか……。
ほのはそういうのも気になります」
などと雑談も交えて。
■武知 一実 >
「ああ、なるほどな。
そういう事なら、まあ案内してやろーか」
なるほど納得だ。
もし仮に姉妹で迷子になったとなれば、御雷の面子が立たねえし、穂乃もその事を気に病むだろうし。
それならオレが案内した方が、余計な心配も無ェだろうからな。
少なくとも迷子にはならん。間違いなく。
……まあ、奇異の目は避けられねえとは思うが、御雷と穂乃で学生通りを巡ってるのも、それはそれで目立ちそうだ。
「……穂乃は姉ちゃん思いだな。
オレにゃ兄弟姉妹は義理でも居ねえから、少し羨ましい気もする。
ま、確かに暇って訳じゃねえが、新入りが一日でも早く常世島に馴染むためなら時間を割くのも悪くねえ」
傍から見て思う所がある奴には勝手に思わせとけばいい、いつもの事だ。
それに案外、服の関係で大きく見えてるだけという可能性も無い訳じゃ……ちょっと無理が、ある、か……?
「おうよ、せっかく可愛いツラしてんだ、しょぼくれてるより笑ってる方が良いと思うぞ」
■御雷 穂乃 > 「はい、天華ねえ様も島に来たばかりであんまりそういうの詳しくないと思いますから。
だから詳しそうなかずみん様に、ならと」
ところですっかり定着しているが本当に大丈夫なのだろうかこの呼ばせ方。
周りから見られたらあまり宜しくない視線が飛びそうであった。
なんせ少女が少女なだけに。
「それに天華ねえ様のお時間をあまり取らせてしまうのも……。
天華ねえ様は次期当主なので色々と忙しそうなのがあって気がひけてしまって。
あ、いえ、かずみん様が暇そうって言うわけじゃないんですけど!」
周囲の目は間違いなく面倒なのは事実。
なにせこの幼気な少女だ。なのに胸。
もしかしたら……と思われる可能性はなきにしもあらず。
「えへへ……そう言ってもらえるとちょっとほのは救われます」
■武知 一実 >
「ああ、肝に銘じておく……」
いや、穂乃を初見で13歳だと看破出来る奴が居るなら連れて来いって気もしないでもねーが。
それはそれとして、言う事はごもっともなので頷くしか出来ねえ……。
「そういうのも、無いとは言い切れねえもんな……
いや、年齢なんて関係ねえと思うけど。接し方変えるわけでもねーし、オレの場合」
ちょっと年上に対しては口調がかしこまるくらい、か。
まあそれもだいぶ崩れた感じにはなるんだが。
「あァ? 別に構いやしねーが、オレで良いのか?
知り合い――御雷とかの方が、気兼ねとかねえんじゃねーのか」
オレが穂乃を連れ歩いていたら周囲の目がちょっと面倒っつーのも否定出来ねえ。
とは言え断る程でも無いから、コイツが望むのなら案内するのは吝かではねェが。
「別にンな言い方しなくてもいーだろ、神様なんて大抵一癖も二癖もある様なもんだ。
自分の力なんだ、持ち主くらいは堂々としてりゃ良い」
オレなんて元を正せば自分の力じゃねえ異能だ。けど、今はオレの異能として堂々と使わせて貰ってるしな。
……とは言っても、そう簡単に割り切れない事情があるんだろうが。
■御雷 穂乃 > 「ほのは年齢が上にみられるのはちょっと嬉しいですけど……。
たぶん目測で人の年齢間違えちゃうのはだめだと思いますよ」
特に女の子は難しいんですから、と言いつつ。
自分もその女の子なわけなのだが。
背、顔も年相応。ただし胸除く。
「それにもしかしたら相手が大怪異で年齢数百とかいってるかもしれないですし……」
あなどれませんよ、そういうのと返しながら。
「うーん……あ、そうだ、かずみん様。
もし時間がよければ学生通り案内してくれませんか?
ほのだと迷ってしまいそうで」
そんな風に提案しつつ。
そしてしみじみとした様子に。
「ほのは……まぁあまり褒められた神様を宿してるわけではないのですけど……。」
ぽつり、と呟いてから。
実際数年経てもこの娘の性根は変わらないだろう。
ただし、一人称あたりは数年はすれば代わりもするだろうが。
■武知 一実 >
「いや、もうちょっと上かと……15くらいだと思っててさ。
オレが今年17になるから、3歳も差があんだなって……」
まさかローティーンだなんて思わんだろ普通、その胸……体型で、と思う。
いや、背丈とか顔つきとか確かに幼いなーって感じはあるけど、童顔なだけかと思うじゃねえの。
それでなくとも見かけの年齢で判断しちゃいけない事がまあまああるから……って言い訳にしかならねえな。
「そうそう、穂乃みたいに独り暮らししてる生徒って少なくないからな。
教材はもちろんのこと、生活に必要なモンも売ってんだよ、学生通りって」
学園へのメインストリートだし、住宅街でもある。
生活必需品くらいなら、学生通りだけで一通り揃うんじゃねえかな。
「ああ、まあ……理解は得られ難いかもな、確かに。
けれど、実際そうなんだし、穂乃がそう言うンなら信じるしかねーわな。疑ってもしゃーねえし。
他に似たような例があったりなかったりもするわけだし」
宗教や信仰関係の代物が絡んでくると何かと面倒臭いよなあ、としみじみと思ってしまう。
この雰囲気と見た目のわりに苦労してそうだ、と穂乃に勝手に同情しつつ視線は前へ向ける。
不可抗力で目を向けてしまっただけで本当は丹田のあたりを見たかったんですよ本当ですよー。
「まあ、その内慣れてくんだろ。
実際電車で移動しようとするとあっという間に海に出たりもするからな。
おう、何だかんだで元気が一番ってな」
その意気だ、と横目で穂乃を見つつ。
うん、13歳だと分かれば納得の幼さ。いや、あと数年しても雰囲気はこのままっぽそうだが。
「バイトの仕方……まあ、そこは本土と変わらねえけどなあ。
んな事で良いなら、いつでも答えてやンよ……とは言え、バイトより先に穂乃は学園生活に慣れるのが先かもな」
■御雷 穂乃 > 「……?
ほのは今年で14になります。
だから、今は13ですね」
そんなに年下だったのか、と言われて怪訝そうに首を傾げ。
背も小さいし、顔も幼気だし、何より精神性も幼い。
胸はあまり気味だが。
「学生通りのスーパー……ですか。
なるほどです。と言うか学生通りにスーパーがあるんですね……」
学生通りと言うのだからそれこそもっとこう。
本屋とかがあって参考書とかがずらっと並んでるイメージが名前からして強かった様子で、そんな事を呟いていた。
「あ、いえ……他言しちゃいけないと言うわけでもなくて……。
こう、本土でほの以外の家だとお前は何を言っているんだみたいな顔をされることが多くて。
大変容が起こったあとでも流石に神様を中身にいれてる……はちょっと信じられないみたいな感じで……」
真っ当な神様……と言う意味では真っ当ではないのだろう。
実際、家での立場はかなり複雑なものだが、それを初めての人に話すほど軽くはなかったのでそれを口には出さず。
一瞬視線が自分の胸にいった気がするが、それに気づいた様子はなくきょとんとした様子で。
「島なんですよね……。
なんて言うか規模感がちょっと違って。
元気に困らないのはいい事だと思います!」
ぐっ、と両腕を胸元で握りしめて。
そんな様がまた垢抜けなさを醸し出す。
「と言うことは色んな経験があるのですね。
ほのも聞きたいことができたらもしかしたらお聞きするかもしれません。
例えばアルバイトの仕方とか!」
■武知 一実 >
「あっちゅー間だよ、3年は。
……4分の1、ってーと……え?ああ、そんなに年下だったか」
4分の1が3って事は、3を4倍したら……え?ええ?
いや、話してて幼い感じするなあとは思ってたけど、そんなにか。
……絶対さっきのオヤジとか、高1くらいを相手にしてるって思ってたんじゃねえか。
「食材なら、学生通りのスーパーとかが一番だな。
転入したてって証明できれば、ある程度の割引もしてくれる。……こっからはちょっと距離あるから、今度行ってみるといい」
そんでその歳で一人暮らし……おおう、中々にハードじゃねえかそれ。
オレがそれくらいの歳は……あ、いや、やめとこ。思い出したくねえや。
まあ、何にせよ一人暮らしでこの純真さは何かと身を案じちまう……。
「話し辛かったり、他言しちゃいけなかったり、上手く話せねえと思ったら無理して答えなくても良いからな?
へえ……神様を、体に。まあ、オレも色々あって神様関係はそこそこ縁があるから何となくは理解出来る。
ま、似た異能同士、そっちでも何か悩みがあれば力になれる範囲で力になってやるよ」
どことなく他人事じゃない気がするのは、御雷という家名だけじゃないのか。
こうしてついつい世話を焼いてしまうのも、似た異能故の同調とかそんな感じ……な訳ねえか。
穂乃の方はこうして人に話せるくらいには真っ当な神様の力、なのだろう。それをオレのと似てるだなんて、おこがましいにも程がある。
にしても、まだ幼いのに神様の力を宿す、だなんて大変な……と穂乃の体へと目を向けるも、身長差の関係上ほぼ胸しか見えなかった。
……見んかった事にしとこ。
「ああ、間違いなく島だぜ。
つっても、本土の地方都市が丸っと収まるくらいの広さはありそうだよな……わかるわかる。
賑やかが好きなのか、だったら……まあ大体どこかしら賑やかだよ、この島は。
だから、まあ今後元気にゃ困らねえかもな?」
学園を中心に、活気が無い時があんまりない印象がある。
精々盆と正月、長期の休みで学生が里帰りする時とかは、少し静かになる、くらいか。
「プロアルバイターっつーか、一つのところで続けてバイトをしてないってだけだな。 色々経験はしたけど、専門には負けるよ」
■御雷 穂乃 > 「あっと言う間なんですか……。
ほのにとっての3年はおおよそ人生の4分の1もあるのですが……」
意外とあっと言う間にたったと言われて。
そうなんだ、と首を傾げる。
やはり、幼いだけあって実感もわかないのだろう。
「そうですね……ほのは一人暮らしなので料理とかも一人でしないといけないので……。
ほのはご飯とか食材が買えるところをまずは知りたいのです。
今はまだ、外でご飯とか食べちゃってるのでお財布がちょっと……」
ちょっとの割には割とあれなのに騙されそうになっていたと言うか。
やはりその点邪気がないと言うか覇気に乏しいと言うかである。
「御雷の家は体に……なんて言うのでしょうか。
神様の力を宿してるって言うのが最低条件でして……。
あ、神様って言っても唯一の神とかじゃなくて、なんて言うか土地神とかの部類でして。
で、天華ねえ様は水の神様を、ほのは炎と雷の神様を宿してるんです。
確かにほのは炎とか雷のような激しさとかそういう感じじゃないかもですけど……」
視線がついつい火花の電光放電に目がいってしまう。
やはり、自分と同じ能力のせいだろうか、とも首を傾げて。
「なんと言うか……島……? って言う感じになるのですよねここ。
いえ、確かに大陸とかそういうサイズ感じゃないのはわかるんですけど……。
鉄道とかも走ってて、島って言うサイズ感じゃないなぁって思っちゃう時があります。
お祭りが特別好き、って言うわけじゃないんですけど、賑やかなのはこう、いいですよね。
活気があるって感じのところ、ほのは元気を分けてもらえる気がするんです」
荷下ろしのバイトとか色々やったとかと聞けば。
「かずみん様はプロアルバイター? なのですか?」
■武知 一実 >
「長いと思うだろ? 意外とあっという間なんだ、これが」
いや本当に。
あっという間に3年経つんだよなあ、と思って振り返ってみれば、結構色々思い起こされて。
この島で色々経験したからこそ、あっという間に3年経ったように思えるのだろう。
……穂乃も、いい意味でそうあれば良いな、と思いつつ。
「ん……ああ、構わねえよ。
まずはどんなことから知りてーんだ?
ただ行き当たりばったりで案内するよりは、ある程度ジャンルが絞れれば案内するのも楽だし」
幸い、普通のバイトも夜バイトも入ってない完全オフ日なので時間はたっぷりある。
たまには新入りに島を案内するのも良いかもしれない……というか、意外とそういう経験は無かったな。
「ああ、公園でランニングしてたのを見掛けたんだ。
……へえ、雷なんて字が入ってて電気限定ってわけじゃねえのか。
義理とは言え姉妹で能力の属性も全然違ェのか……穂乃は炎と雷、失礼を承知で言うけどあんまそんなイメージじゃねえけどな」
まあ、能力と人柄が直結しない例なんて売るほどあるけれども。
親指と人差し指の間をパチパチと電流を行き交わせていたが、何か思う所ありそうな穂乃の様子に軽く首を傾げて見せる。
訊きたいことでもあるんだろうか、オレばっかり質問投げてるしな。
「山から海から、色々とあるもんなあこの島。
普通の商店街から、ここみてェな異世界文化が色濃いところ、神社仏閣、教会に、変わり種だとプールや温泉なんかもあるし見て回るに飽きねえと思うぞ。
お祭りが好きなら、常世神社で祭りもあるし、季節のイベントごとに催し物も色んなとこで見れるからな。
……一部の店はわざわざ本土からバザールの為に来るってのもあるみてえだし、そう簡単に在庫は尽きねえンだろ」
港での荷下ろしのバイトとかもやったやった。
別に外界と隔絶してるってわけじゃないから、仕入れルートも確りしてるんだろう、多分。
……にしても、着眼点が子供らしくてちょっと微笑ましく思えるな。