2025/12/15 のログ
ご案内:「異邦人街」にアーヴァリティさんが現れました。
ご案内:「異邦人街」に能守重高さんが現れました。
■アーヴァリティ > 「確かこの辺りだったはずだし、もうちょっと歩けばあると思う!」
この島に来て一年半近く過ぎた。
その大半を一緒に過ごした人と異邦人街に来ている。
前に櫛を買いに来たお店に行くんだ。
買いに行くのは……婚約指輪。
一応再確認しておいたけど、店の場所は記憶頼りの部分が大きい。
あれももう一年以上前のことで、少しうろ覚えだけど大体この辺りのはず。
「おっ」
道を間違えたんじゃないかとちょっと思ったけど、見覚えのある軒先が見える。
少し早足になって店の正面まで回り込んだら、大当たり。
「あったよ!このお店!」
『Admire Hair』と書かれた少し古い看板。
素敵なものを売っている小物屋さん。
開かれた入り口から薄暗い店内が見える。
ファラに声をかけながら手を振って、一足先に店内へ。
店長さんはいるかな?
■能守重高 > 「アーヴァが頼りです、聞いたことがある店の道順忘れてしまって申し訳がない」
この島に来て学生身分を手に入れたのが3年位前。
そのあとに番となる愛しの彼女と共に異邦人街に来たのが初回。
今回は遂に遂に買いに行くのが 婚約指輪。
指輪にするのかその他の形状にするかはまだ決めかねていた。
店の場所は前に別件で異邦人街にカレー粉を購入以来ないに等しく、
風紀委員会などの見回り以外で行動の時と違い完全にプライベートでは初の場所。
下手に動くと迷子になりがちの身と違い、彼女にその辺のことは頼りきりでありました。
「え、ここ???」
と、彼女がその店を見つけた模様で、この店かな?と首を傾げたり瞬きをしたりとしつつも、
アーヴァの後姿に追いつくべく己も薄暗い店内へと入っていった。
店長さん確か…彼女からの話として唐突に現れる方ときいたような…!
■アーヴァリティ > 「お邪魔します~」
店内は西欧風で薄暗い。
棚には丁寧に陳列された装飾品が並んでいる。
前来た時と大体同じ。
少し見渡してみるけど、店長さんは見当たらない。
これも前と同じ。
それなら、この後の展開も同じかな。
■店の奥から響く声 > 『また来てくれたんだね、ありがとう。
そちらの子もようこそ、歓迎するよ』
銀髪の少女が店内に踏み込んだ時、黒髪の少女の予想通り、店の奥から響く声。
薄暗くてよく見えない場所から聞こえる声は、非人間的と言えるほどに中性的だ。
『今日は何をお求めかな?
指輪か、それとも別のカタチがいいかな?』
そう2人に問いかけた。
■能守重高 > 薄暗い店内、ダークエルフの瞳でもはっきり見えない、
店内の内装は欧風のようでそれでもはっきり見えないとは。
んん?棚には所狭しと装飾品が並んでいる感じがする、夜目に優れているはずなのに
薄暗いと感じるとは摩訶不思議な感じ。
「お邪魔します???」
なんでか疑問形になった尖り耳のダークエルフ。
薄暗いのに店員の姿が見受けられない。え?え?とどうなっているのとアーヴァに聞こうとした瞬間。
「!!!」
その場で少し物理的に浮いてすぐに着地をするように驚いたダークエルフ1名。
何処から声が!??声…店の奥から聞こえ…見えない。
「え、え、え???? ひぇ 姿が見えないけど????
アーヴァ知っているんでしょう?? 声の主は店長さんです????」
己より背の低いアーヴァの背に隠れるようにせっつく様におっかなびっくり
店の奥から聞こえる声に多々怯え中なり。
■アーヴァリティ > 「大丈夫大丈夫、店長さんだよ」
ファラがボクの背中の後ろに隠れていて可愛い。
店長さんが見えていないのかな。だとするとこの暗さは、照度が理由じゃないのかもしれない。
それより、店長さんの姿を見た時のことが心配。
まあ、得体のしれない声より、そっちの方が慣れてるだろうから大丈夫かな。
「はい。えっと……婚約指輪を、買いに来ましたっ。
なので、指輪を見せて欲しいです!」
なんだか、少し照れる。
この関係も長いけど、人前で話すのはまだ少し照れる。
■店の奥から響く声 > 『そうかい、婚約指輪とは珍しいね』
そう呟いたと思うと少し黙り込む。
声の調子には変化が無いが、悩んでいるのかもしれない。
『……うん、それじゃあ目を瞑って。
二人で欲しいものを思い浮かべて、思い浮かべたら5歩…いや、7歩前に進んで』
■能守重高 > 「だ、だいじょうぶ!? 後なんか分からないけど見えないのはなんでかなぁ」
夜目が利いている通常時では真っ暗な場所でも見えるはずのこの身の瞳でも見えない謎の店長。
見えない存在がこの世界でもいるなんて想像もしていなかったが後々になっているんだと学んだのが本日。
「…!! 」
うんうん、と頷く尖り耳の方。
婚約指輪を漸く買いに行くという目標を立てて実行に移せたのが今日。
関係は長くても指輪という新たな階段をこうして迎える事になっては、
怯えも引っ込むというもの そろそろーとアーヴァの後ろから出てきた。
姿見えない店長の声に従うように、ええとまず、目を瞑って7歩歩くの???
こつこつと靴音を鳴らして歩きます、あわよくばアーヴァのお手々は繋ぎたい人
■アーヴァリティ > 「へぇ、ファラにも見えないんだ」
やっぱり、照度の問題じゃないみたい。
なんなら、魔術とかそういうのでもないかもしれない。
不思議だ。
ってことは、ボクがあの姿に成ったりしても見えないのかな。
気になると言えば気になるけど、確かめようとは思わない。
店長さんは前と同じような指示を出して来る。
前よりも歩数が倍以上多いのは、何か理由があるのかな。
「分かりましたっ」
不安そうなファラの手を繋いで、欲しいものを思い浮かべながら歩く。
……といっても、欲しい婚約指輪って何だろうって気持ち。
具体的に婚約指輪がどういう形のものなのかよく知らないから。
だから、形とかは考えない。
何のために婚約指輪を探しているのか、これまでの二人の時間を思い浮かべて7歩進む。
そうして目を開けると、明るい店内。
雰囲気は似ているけど、棚に並んでいる商品や明るさから別の場所だと思う。
前もこうだった。
■店の奥から響く声 > 「改めてようこそ。
___がここの店長だよ」
二人の背後から声をかけた存在は、浮遊した人ならざる者。
顔は布で隠され、よく見えない。
そしてそれ以上に特徴的なのは、両腕から垂れ下がる長く鋭い4本ずつの爪。
胴体は服飾のみで中身がなく、脚部に至っては完全に存在しない。
背丈も性別も分からないが、人ではないことだけが分かる存在が佇んでいた。
「君たちの婚約指輪というと候補が多くて、いいものが見つけられなかった。
色々置いておいたから、自由に見てほしい」
そう言い爪を向けた先にある棚には、数十の指輪が並べられている。
形状も大きさも様々、中には指輪というには少々奇妙なものまである。
そして一歩横にずれて、2人を見守るだろう。
■能守重高 > 「うん。見えないなあ。」
謎の具合で見えない店長。ただし徐々に不安とか怯えとかが
なくなりつつあるので、声だけで店長は無論彼女が平気そうであれば
割と大丈夫なのではと割り切ってしまった。あとこの店は細かいこと気にしないで置いた。
指示通りに歩いた場所の広がる所から振り向いた声の主、店長の姿を改めて視認。
忘れていたがこの身もダークエルフであり人ではない身。
アーヴァは今は見た目10割人間だけど違う身、店長の姿はええと。
顔は布で覆われ両腕から垂れ下がる長い4本の爪になんていうか浮遊した方。
…!うん、正体が知れただけで気にしなくなった。
明るくなった店内に目の前に広がる指輪の数々。選び放題でどれにしようか。
これは?と手に取ったのは遠い国の民族チックの指輪。
光に翳して石を眺めたり、また丁重に指輪を置いて違うデザインの指輪を掌で見たり。
「迷う…シンプルかこう…うーん」
指にはめるタイプか指ではなくチェーンを通して首から下げるタイプか。
あああ迷う。
■アーヴァリティ > 「わぁ……ありがとうございます!」
沢山の指輪に驚く。というか、調べて見たのと大分違うのばっかり。
選ぶのに時間がかかりそう。
店長さんの姿は前にも見た事があるから驚かない。
ファラは…うん、やっぱり大丈夫そう。
早速ファラが選んでるのに併せて、ボクも色々見てみる。
シンプルなものも一部ある中で、大体が少し変なものばっかり。
宝石がついてるものもあって、虹色なのもある。
銀色じゃない輪のものもあったり……
「これとか…?」
目についたのは、少し捻れたような形の指輪。
銀色で奇妙な形をした指輪。これだけじゃないけど、少しだけ不思議な力を感じた。
■能守重高 > 指輪選び 迷うわあ。
たくさんある中で選ぶのは骨が折れる。銀色に拘らなくても良さそう。
店長さんのことは一旦隅で見守られているのもあるけど気にしつつ指輪を思案。
普段使いで指にはめていると無くしそうなのでこう普段使いするのならば、
指にはめる指輪ではなくチェーンを通したネックレスタイプを…お。
アーヴァが見せてくれたものに視線が泳ぎ、銀色で捩じれた形の指輪をまじまじと見る。
「ん…変わった形状だね。指輪に見えずに指輪だと思う、実に面白き
何か感じるものがある…?これにする?」
おそろにする場合…あ、これか。
同じサイズっぽい同デザインの指輪を見つける事が叶った。
■アーヴァリティ > 「うん、これにしようかな」
変わった形だからとか、そういう訳じゃないけど。
なんか、凄くいい感じというか。
何とも言語化出来ないけど、何だか所縁があるような気がして、本当に指輪なのかも断言出来ないそれを手に取った。
「ファラもこれでいい?」
同じ形のものをファラも手に取っている。
ファラさえ良ければ、これにしようかな。
■店の奥から響く声 > 「それがいい?」
二人の様子を見て、首を傾げる動作で尋ねた。
■能守重高 > 「ん、では此方で」
指輪らしさなし。捩じれて変わった形だけど其れもよし。
言葉にする必要もなく魂、直感でこれがいいと願う。
縁があると思うのならばそうなるのでしょう。
よいかと聞かれればアーヴァに頷く様に首を縦に頷いた。
店長にも同様に尋ねられれば これでお願いします、と告げたい。
値札あったっけ…?指輪の相場はきちんと学んだうえで来たけど…。
■アーヴァリティ > 「うん。
これで、お願いします」
ファラもいいみたいだし、これにしよう。
……決まったとなったら、少し照れくさいような。
これを二人で一緒のを……
顔が熱くなって気がする。
ばれないように、さりげなく顔を逸らして……
■店の奥から響く声 > 「分かった。
それじゃあ、早速つけるといいよ。
帰りは、目を瞑って――」
左を向いてから、3歩。と、説明を続ける。
料金の話はしない。
■能守重高 > 「まず…一歩」
顔色に出ない内心はとっても心臓どっきんどっきん。
アーヴァと実質夫婦めいたことをしているけどまだ学生身分なので婚約という立場。
2人でお揃いのものを身に着けるという階段の一歩を踏み出した気分なのにドキドキが止まらない。
お互いに視線が泳いでいた、が 店長からの指示には疑問とか聞く事無く、
目を瞑って3歩歩いて すぐであるし
…眼を開いてよいと言われるまでは地視された3歩歩いたのちは足を止める。
■アーヴァリティ > 「……っ」
言われた通り、恐る恐るながら指輪を……左指の薬指にはめる。
婚約指輪を薬指にはめるという動作に、口元が緩む。
心音が高鳴る。全身に響くほどの鼓動に足元がおぼつくような……
照れくささと、動悸。でもそれ以上に、興奮と喜びがあった。
「……?」
そんな状態だから気づかないままで去ってしまいそうだったけど、おかしい。
目を瞑る直前、ファラがもう目を瞑っている時に店長の方に視線を向ける。
代金は、いいのだろうか。
気になって視線を送ったら―――。
『結婚指輪も買いに来てね』
脳内に声が聞こえた。
代金は要らないんだって気付いた。
小さく頷いて、ファラと一緒に言われた通りに歩くと、店に入った場所。
店長の姿はなく、薄暗い店内。
店長の声も聞こえない。
「……家に帰ろう」
静かで、そのせいで鼓動が一層響く。
全然収まらない。外の喧騒の中なら、少しはましになるかなって。
■能守重高 > 無言で左手の薬指にお揃いではめてみた。
なんていうか指のサイズは分かっているから指輪をはめたことで
関係がより深くなった気がした。顔色に出なくて本当に良かったとても安心。
で、お金はどのくらいかかるのか!??
キチンお財布は持参してきました、抜かり御座いませんが声がかからない!
え?心の底から結婚指輪も買いに来てね だけだって!?
え、まあ言われたとおりに歩いた地点は店の入り口。
謎で始まり謎で終わってしまった、店長の姿ないし薄暗い店内しかない。
ただ指輪は薬指にはまっている、それだけが夢でもないし現実がそこに。
「 うん 帰ろう」
少し遠回りに喧騒に紛れる形で歩いたらこの荒ぶる気持ちが休まるかもと、提案をしつつ、
繋いでいた手は解く事無くかえって指を搦めて歩いて帰ろう。
明日は寝不足になったかもしれない。
ご案内:「異邦人街」から能守重高さんが去りました。
ご案内:「異邦人街」からアーヴァリティさんが去りました。