2024/07/06 のログ
ご案内:「常世島スパ洞天《桃源リゾート》 休憩エリア「逍遙苑」」にエルピス・シズメさんが現れました。
エルピス・シズメ >  
「ふぅ、満足満足……
 ……もう1週ぐらいしようかな。」
 
 溜まった疲れを癒しに再びスパリゾートへと訪れ、入浴を堪能して身体を冷やしている。
 髪は雑に後ろでまとめ、義手は外して義足だけ付けている状態だ。

 防水防塵〇すべてな義手義足ではあるが、
 邪魔になるので敢えて外している。
 
 

ご案内:「常世島スパ洞天《桃源リゾート》 休憩エリア「逍遙苑」」に『魔王』アスモディスさんが現れました。
『魔王』アスモディス > 「ふむ、ここは良い所じゃの?」

いつもの姿とは違い黒い際どめのビキニ姿の魔王様

エルピス・シズメ >  
「ただ、それでも流石に調子が悪くなってきたんだよね。
 担当にメールしても全然返信がこないから、お友達に頼もうと思ったけど……」

 "大丈夫かなぁ。"
 心配混じりにため息を吐き出してから、下げた顔をあげてみれば──

(わぁ)

 豊満な体躯の黒ビキニの女性が視界に入る。
 口には出さなかったが、視線と内心では驚く。

 ただ、あまり見覚えがない。

(あんな先生、居たっけ……?)

 何となく妙なものを感じたので、視線を注ぐ。
 豊満なバストにつられている訳ではない。……外から見たらどうかはともかく。

『魔王』アスモディス > 「ん、ああ、我は、アスモディスじゃ、来たばかりでの」

すまんな、と言って

「どうかしたかの?」胸の下で腕を組んで強調するように

エルピス・シズメ >  
「あすもでうす?
 えっと、偽名とかじゃなくて……?」

 イントネーションが少しだけ違う。思いこみが先に来たらしい。

 察し取られた素振りで声が掛かれば、名前に疑問を持つ。
 "アスモデウス"ならば、それこそ多くのルーツを持つ著名な悪魔だ。

「えっと、ううん。見た事ない先生だな……と思って。
 先生も、ここに休暇にきたの?」

 少しだけ意図を変えて思ったことを口にする。
 見た事ない『先生』と思っておいた方が自然だと思ったのだろう。

『魔王』アスモディス > 「まあそれも名前ではあるな」

くすくす笑いながら

「まあの、たまには娯楽を楽しみな来たが、ちょっとナンパが多くての」

たはは、と笑う、確かにまあ、しかたないよな、と体を滴る水すらも、艶かしく見える

エルピス・シズメ >    
「……ほんものに近い?」

 思わず質問して名前を当てるAIめいた言い回しになる。
 とは言え"なんの危機感も覚えない"。この場で何かが起こることはないと判断した。

「たしかに先生の身体、凄い整っているからね……
 ……って、もしかして僕もナンパだと思われてる?」
 
 流石に意識するものがあったのか、恥じらいと困惑の入り乱れた表情。

『魔王』アスモディス > 「おおむねの」

名前が似た誰か、めいた、言い方をする。

「はは、我から声をかけたのにか?」

見せつけるように身体を指でなぞりながら

エルピス・シズメ >      
「そっかぁ……」 
 
 多分かなり近い現身あたりかな。そうであってほしい。
 回答を聞けば、そう思って思考を止めた。

「あ、そ、それもそうだった……
 ……ぎゃくなん……?」

 見せつけるようになぞる手に艶めかしさを感じたのか、
 視線を逸らしてから戻す。話題を変えようと思ったのか、食事施設の一つを生身の腕で指し示した。

「……あ、あっちの方で何か食べる?
 桃風味の桃饅とか、杏仁ミルクとかが美味しいみたいだけど……」

『魔王』アスモディス > 「はは、真実は秘めたほうが良い事もあるぞ、少年」

鼻を指でつん、と

「我は構わんがの?」

くすくす

「おや、誘われているのかの、仕方ないのう」

ない方の腕側から抱きつくように

エルピス・シズメ >  
「そ、そうする。秘密侯爵でもないし……。」
 
 つん、と突かれると"ひゃぇっ"みたいな間の抜けた声が出る。
 抱きつくようにされると、"にゃえっ"と言った声が出る。
 
 そんな感じで、音の出るおもちゃのようになっている。

「と、とりあえず注文取ってくるから、この辺のテーブルで座ってて待っててね。」

 注文を取りに行く理由を付けて食事施設のカウンターで注文を取る。
 後ろ姿はチョイスしている服のシルエットもあり、ほぼほぼ女子のそれだ。

『魔王』アスモディス > 「ダンタリオンか、まあ久しく会っておらんな」

くすくす

「んむ、では待つかの、ありがたい」

あやつ女子じゃないかのう、と
生唾ボディを見せつけるように座って待つ

エルピス・シズメ >   
「お待たせ。桃饅と杏仁ミルク。」

 暫くして桃饅と杏仁ミルクを2セット取って戻ってくる。
 片手でも器用にトレイを運んで、戻ってきた。

「無難なのにしちゃったけど、大丈夫かな。
 本当の桃饅はカタチだけで桃は入っていないことが多いみたいなんだけど、
 これは皮にエキスを混ぜて風味を出してるんだって」
 
 商品の開設をしながら着席し、食品を並べる。
 桃と杏仁ミルクの甘い香りが漂う。

「杏仁ミルクも牛乳に杏仁豆腐のテイストを混ぜたものみたい。
 ……うーん、甘いのと甘いのでダブっちゃったかな……。」

 目立ったものを選んだと言え、甘いものと甘いもの。
 チョイスに失敗したかなとでも思ったのか、ちょっと申し訳なさそうだ。

『魔王』アスモディス > 「良い良い、甘いものは好きじゃしの」

くく、とナンパを視線で追いやりながら

「モモは不死甘露、の曰くの一つだからな」

桃まんを持つ、3つあるように見えるがまあ。

「まあ良い、あーんしてやろうか?」

エルピス・シズメ > 「ん、なら良かった。」

 男の人を視線一つで追い返した。
 そんなアスモディスの姿に、"かっこいいなあ"なんてぼんやり思う。

 そして一瞬桃饅が3つに見えた気がする、気のせいと振り払う。

「そういえば、そんな逸話もあったね。
 ふぇぁ、……えっと、あーんはさすがに……」

 突然の提案に戸惑っている。
 エルピスの口の中に入れるなら今のうちだ。
 

『魔王』アスモディス > 「まあ、あくまでも一般人じゃからな」

隠すつもりもないのか冗談めかし

「ほれ」杏仁豆腐をスプーンに乗せ、口の中へ

エルピス・シズメ >  
「あむ。……あっ。」

 反射的に口を空けて食べてしまう。
 顔を赤くして斜め下辺りに視線を逸れる。

「えっと、いまのはつい……
 ……でもおいしかったかも。普通の豆腐に濃いめのミルクの風味が乗っかって、
 どろっと濃いのにすんなり呑み込めちゃう。」

 紛らわせに感想を述べつつ、思いついたように一つ話題を振る。
 あくまで気軽にふるまい、ありふれた話として。

「ところで、これは暇つぶしに聞いてほしいんだけど……
 "特定の相手へ向けた特別な呪詛"みたいのがあって、
 それに強烈な流行り病みたいに心身に負荷をかける側面があるとして、

 それに直接は手を出しちゃいけないけどその症状を緩和したい──みたいな場合、アスモデ……先生だったらどうする?」

『魔王』アスモディス > 「ふむ、良い良い、かわいいのう」

くすくす笑いながら、様子を眺めながら桃まんを頬張りながら
「うむ、美味そうな感想じゃの?」

「面倒くさい術じゃのう、術自体は破壊してはいかんのじゃろ?、なら呪いへの耐性自体を高めて緩和するぐらいかの、或いは、呪いの条件かの、強い呪いは指向性が必要じゃからな」

エルピス・シズメ >    
「うぅ、遊ばれてる気がする……」

 一呼吸おいてから桃饅を頬張る。
 こっちもこっちで餡の中に混ざったフレーバーの桃がおいしい。
 
「耐性を高める……やっぱりそれくらいしかない、か。
 ラブコールみたいに、条件がある呪いばかりとは限らないし……」

 思った以上に真面目に答えてくれた。思案して、表情が曇る。

(特にアテは浮かばないかな……)
 
 思案しながら食事を進める。
 理由は定かではないが、ちょっぴり落ち込んだ。

『魔王』アスモディス > 「仕方なかろ、楽しいのじゃからな」

ざっくり言う
容赦はない。

「まあ、我ならぶった斬るぐらいは出来るがの、そうじゃないんじゃろ?」

案外真面目に付き合ってくれるようで

「レベル上げはどうじゃ、ダンジョンがあるぞ」

自分の『作り上げたそこ』に誘ってみることにした。

エルピス・シズメ > 「うぅ……ってわっ!?」

 作り上げられた"そこ"を見て驚く。
 間違いない、この人ぜったい先生じゃない!

「すたっぷ、すたっぷ!
 うれしいけど"それ"、ここで出しちゃらだめ!」

 慌てて止めるように声を出す。
 すごく慌てている。

「えっと……あすもでうすさん、
 連絡先とか持って……ないよね。どうしようかな……」

『魔王』アスモディス > 「ああ悪い悪い、穴を開いてしまった」

空間の穴を閉じ

「ほぉ、我に会いたいと」

にやにや笑いながら、からかうように笑う

「ディスで構わん、今は魔王『アスモディス』じゃからな」

エルピス・シズメ > 「わかった、アスモディスだね。と言うか僕が最初に聞き間違えてたんだ……」

 閉じられた裂け目を見て安堵。
 いずれ機を見て修練には使わせてもらおうと思いつつ。
 
「そ、そういうこと。う、うん。
 あとはほら、この島の成り立ちってちょっと『独特』だから、入学や教師枠……住民届けみたいのの出し方とか、案内した方がいいかな、って。それとも……」

 厳密には違うが、会いたくないかと言えばノーなので肯定する。
 本命の補足を加えつつ、恐る恐る一つ、質問をする。

「把握した上でスルーしてる系……?」

『魔王』アスモディス > 「それは困る、『勇者』にも『ふーきいいんかい』にも、所在はまだバレたくない」

そこは把握してるんだ?

「正解、良い子じゃのう」

テーブルに胸を『乗せ』ながら
頭をわしわし

エルピス・シズメ >  
 

「わぁぁぁ……」

一方のエルピスはテーブルに頭を『置い』た。
そしてわしわしとされた。

 

『魔王』アスモディス > 「まあ知られたからには、だ」
くすくす笑いながら。

「協力して貰おうかの、具体的には仮の身分が欲しい」
そのままあまーく囁きながら

「どうだ?」

頭をそのまま『埋める』

エルピス・シズメ >  
「協力はしたいけど、僕だと流石に……」

 "でき……あれ?"
 したことも必要もないはずなのに、一瞬だけ出来そうな気がした。
 だけど流石に"やらない"。既視感は覚えても危ない橋は渡らない。

「ぅ、おもい、おもいから……」
 
 そんな既視感を覚えながら、柔らかさと三重の頭の痛さがエルピスを襲う。天国か地獄か。

「……ひとまず、他の人をあたってくれると嬉しいな。」

色んな意味で頭がぐるぐるする。
魔王の要求と重圧(物理)は予想以上に重かったらしい。

『魔王』アスモディス > 「ん?出来そうじゃの、言うてみただけだが」

くすくす笑いながら

「失礼じゃのう、『色欲』とも呼ばれておるのに」

解放して撫で撫で

「冗談じゃ冗談、ほれ」

調達したスマホを取り出す、谷間から

エルピス・シズメ >   
「うう、もう……」
 
 スマートフォンを開き、開いたままの何かを閉じる。

 色々と誤魔化してスマートフォンを取り出し、
 連絡先を転送できるQRコードの類を表示した。

「ここから読み取れる?」
 

『魔王』アスモディス > 「ふふ、すまんすまん」

からから笑う

「よくわからんな、こうか?」
乗り出して密着してくる

エルピス・シズメ > 「も、もうっ!
 これを……ここから……こうして……」
 
 少しばかり慣れてきた。
 特に問題がなければ、密着したまま気を保って操作を手伝い連絡先の交換を終える。

「涼しいのにのぼせるところだったかも……
 ……僕はもう1回だけ入浴に行くけど、アスモディスさんはどうする?」

『魔王』アスモディス > 「おお、すまんすまん、現代道具には疎くてのう」

の割には即メッセージアプリに即登録して、宜しく、と言ってきたぞ、この魔王様

「ある意味、欲は浴びたからの、混浴でもするかや?」

胸の間にスマホを入れ

エルピス・シズメ >   
色々と観念した素振りでスマホを仕舞い。

「そもそも、ここ混浴ベースだしね……
 ……せっかくだし、一緒するよ。」

すんなりと釣れる辺り、チョロいのかもしれない。
ともあれ一緒に入浴するなら、ちょっとしたアクシデントがあったりなかったりしながらも入浴施設を堪能した事だろう。

ご案内:「常世島スパ洞天《桃源リゾート》 休憩エリア「逍遙苑」」からエルピス・シズメさんが去りました。
ご案内:「常世島スパ洞天《桃源リゾート》 休憩エリア「逍遙苑」」から『魔王』アスモディスさんが去りました。