2024/10/01 のログ
ご案内:「常世島スパ洞天《桃源リゾート》 物販エリア「羽衣堂」」にシスター・マルレーネさんが現れました。
シスター・マルレーネ > 「いらっしゃいませー。」

旅に次ぐ旅で鍛えられた脚。脚線美、というにはちょびっと太いけどそれはそれ。しなやかで強いその量の脚を隠すことなく周囲に晒す。普通のブルーな水着ではあるが、太腿からその先を隠すようなものは一切無く、視線に晒されるがままだ。

その上も旅に次ぐ旅で鍛えられているからか、きゅ、っと引き締まっている。ほどほどのヒップラインから、細いというわけではないがよく鍛えられた腰回り。

さっきからさては鍛えられてるのとそんなに細くないしか言ってないな??


「いらっしゃいませー。」

胸のラインは艶やかで、飾り気のない競泳水着だからこそよく映える。
質感もたっぷりで、物を運ぶたびに周囲から視線を集めることもあるだろう。まあ、周りの店員のレベルにもよるが。

ちょっと小さめの水着のせいかぱっつんぱっつんである。これは多分営業の知恵だろう。


「いらっしゃいませー。」

見事なスタイルの上から出るやる気のない声。
それはそう。だってかぼちゃヘッドなのだから。

シスター・マルレーネ > 本来ならこう、艶やかな金髪とか言いたいですよ。
割とさらっさらなんですよ彼女の髪は。

でもかぼちゃヘッド。


瞳もさわやかな濃いブルー。
少し童顔で、その割に笑うとわはは、と豪快に笑ってしまうこともある。
そんな元旅人の異邦人シスター。

でもかぼちゃヘッド。

シスター・マルレーネ > 「ハロウィーンセールでーす。ハロウィーン仕様の衣装とか水着とかありますよー。
 あとかぼちゃヘッドありますよー。」

今宵は水着でアルバイト。そういうのもいいな、と思ってやってきたら何の手違いかこうなった。
せめて着ぐるみでもいいから着せてくださいよ。

「顔あっつ。」

ついに本音が出た。顔部分だけ蒸す。今ヘッドを外したらむわー、っと湯気と共にゆでだこになったシスターが出てくることでしょう。首から下は普通。

シスター・マルレーネ > 「とりあえずかぼちゃヘッド売れなさすぎなんで買ってくださーい。
 そうじゃないと次回もかぼちゃヘッドなんですー。」

道行く人に救いの道を指し示す修道女が、とりあえず救いを求める。
浅ましい姿であった。見た目的に。


「………………はー、流石に1か月前は気が早すぎますよねぇ……」

遠くを見る。かぼちゃのくりぬかれた瞳の奥から、ハイライトの消えた青い瞳が見えた。

ご案内:「常世島スパ洞天《桃源リゾート》 物販エリア「羽衣堂」」からシスター・マルレーネさんが去りました。