2024/10/15 のログ
ご案内:「常世島スパ洞天《桃源リゾート》 温泉エリア「蟠桃仙泉」」にマトさんが現れました。
ご案内:「常世島スパ洞天《桃源リゾート》 温泉エリア「蟠桃仙泉」」に橘壱さんが現れました。
■マト >
「温泉温泉、っと」
温泉エリアに入りかけ湯を早々に終えてぐるっと見回すようにするマトの姿
「サウナにマッサージに岩盤浴、ジェットに… 色々
前に来た時は此処は利用しなかったから楽しみにしてたんだ」
そういってくるりと半回転、連れ立ちの方に目を向けて
「ねぇ壱、君の方が温泉には詳しいだろうから聞いてみるけれど
こういう時は何処から攻めればいいと思う?」
何て真剣な目で聞いてくるだろうか
今日は『友達』とのお風呂と言う事で、彼も分かりやすく張り切っているようだった
■橘壱 >
そんなこんなで今日は友人と所謂スパにやってきた。
プールに温泉、何でもありのレジャー施設。
正直オタクの自分には縁のないものだと思っていた。
「なんで僕が詳しい前提なんだよ……。
いやまぁ、好きなとこからでいいと思うけどね。
何にせよまずは汗……汗掻くのか?マト」
何にせよ湯のマナーは先に体を流しておくこと。
穢れた体で湯船を汚すことだけはダメだ。
一応レジャー施設なので海パンと最新防水眼鏡。
そして、如何なる時も手放さない金属トランク。中々異質な格好だ。
にしても……。
「(男湯だから男……なん、だよな……)」
明らかにこう、女性用の水着というか。
見た目も実際中性的で肌も綺麗。何かこう、扇情的。
レンズの奥の癖が、思わずうなじをじ、と見てしまった。
■マト >
「ボクよりは詳しいと思うからさ」
そういうマトは赤いパレオ付きの水着姿
スパのお風呂は基本混浴可のために水着の着用が義務付けられている
というのはまぁ余り関係なく、楽し気にしているのだけれど
「海には結局一度しかいけなかったから、こういう施設があるのは嬉しいよね
汗は……一応かくよ?生理現象って奴は備わってるからね、止める事も……一応出来るけど」
その場合活動停止状態になるけどね、と付け加えつつ
「… ふふ、ボクの水着、似合ってるかい?結構気に入ってるんだ
壱の水着も健康的でいいと思うよ?ともあれ、だ……ふむ
ならまずはジェット風呂というものに当たってみたいな、面白そうな名前だし」
水着を見る視線に、にー、と嬉しそうに笑みを浮かべて、パレオを翻して見せる
そのまま自分の希望を上げながらもあなたの恰好も一通り見回して
「―― 所で、その中身も温泉に漬けてあげるつもりなの?」
何てトランクにも目をやるだろうか
■橘壱 >
そう言えば混浴だったな。
いや、混浴だよなそう言えば。
なんでこんなところに来てしまったんだ。
「(め、眼の前のマト共々目に悪い……!)」
こう、色々すれ違う方々とこう、目に悪い。
特にちょっと胸部が大きい方々にはちょっとこう、危うい。
危なかった。マトにも付いていたら致命傷だった(?)
なんかちょっと挙動不審に成りつつも声を掛けられるとビクッと肩を揺らす。
「へっ!?ま、まぁ、多分?人並みの知識はあるけど……。
僕は珍しく今年一回海にいけたくらいかなぁ、祭りは数回行ったけど。
……じゃあそのままでいいよ。いきなり倒れられちゃ、僕の気も悪い」
流石に眼の前でいきなり仮死状態の某が出るのは強すぎる。
温泉を楽しむどころじゃなくなってしまう。
「似合ってるよ、普通に。目のやり場に困るくらい似合ってる。
……いや、普通に男だったらこういう格好だと思うけどな。見たこと無い?」
今じゃグローバルだから一概にそう、とは言えないが、
こういう場所くらいなら海パンだと思う。
ガシガシと自身の後頭部を欠けばため息一つ。
「仕事道具だからね。何が起きてもいいようにだよ。
僕は皆と違って、此れがないと何も出来ないからさ。
とりあえず、ジェットはアッチ。水と空気を噴射して、
全身を刺激するマッサージ風呂みたいな感じなんだけど……」
そういって指差し、こっちだと先導しようか。
さり気なくそっと手を握ってエスコートを自然とする辺りが壱の人間性が出ている。
そうしてやってきたジェット風呂エリアはずらりと区切られた横並び。
所謂ちょっと横に成りながら入れるような湯船に、
やたらと勢いの強いノズルジェットが泡のように水面で暴れている。
「な、なんか勢い強いな。区切りがあるから流されることはないだろうけど……」
■マト >
「こっちは一度優希と一緒にいったっきりなんだよね海は
来年は壱たちとも遊びにいきたいな、ふふ、今から楽しみだ」
マトの胸部は… うん、見る限り膨らんでいるようには見えない
とはいえ、きっちり隠されてはいるのだけれど……
「……壱?どうかしたのかい?」
何て肩を揺らす仕草に不思議そうにしながらも
「まぁ、ある程度見た事はあるけれど、それでも着る人によって似合い方は違うからね
壱は体も鍛えられているし、その水着姿でも全然負けてないと思ったのさ」
じーっと壱の体格を観察するように、勿論いやらしい意味はございません
ともあれ、あなたの言葉に成程、と一つ頷いて
「そう言う事なら仕方ない、優希から本を奪うようなものだし
それで… ふむ、あそこがジェットか、中々の勢いだね」
素直にジェット風呂の方に向かうだろう、既に体は洗ってあるし…
あなたの手もきゅっと楽し気に笑いながら握る筈だ
その手は柔らかく、女子のそれと言われても全く違和感は無いだろうか
「じゃ、早速はいって…… 確かに中々勢いは強そうだね
取りあえず試しては見るけれど……」
何て目をぱちくりとさせて少し握る手に力を籠める
そのままそーっとジェット風呂に足を踏み入れて
「―― っと、とと!」
当然のように泡の勢いに足を取られてふらふらとする事だろう
幸いあなたが手を握ってくれているお陰で倒れるまではいかないだろうが
「… 強敵だね!ボクの体重じゃ吹き飛ばされちゃうかも」
■橘壱 >
「時間が合えばね。まぁ、来年まで生きていればだけど」
職務の関係上"明日"もない可能性はある。
約束はできないが、勿論遊ぶ分には歓迎だ。
「(……膨らんではないけど隠すってことはやっぱりそういう……)」
はっ。見られてるのバレたか。
まずいまずい、と慌てて視線を外す。
壱の方はそれなりには筋肉質。伊達にAFに乗るための訓練はしてない。
「い、いや!なんでもないよ、マト。
やっぱり結構、優希と結構仲いいんだな」
さっきから度々に上がってくるし、同じ委員会同士だ。
マトと仲が良いのも不思議じゃないし、知り合ったのも
優希からの縁だ。何ら仲いいのも不思議ではないが、
思ったよりもこう、妙な近さを感じる。
「まぁ、そういう感じ。防水だから濡れる分には平気さ。
思ったよりも勢いが強いから気をつけて、っと……!」
マトが揺らぐと慌ててそれを支えるように
きゅっ、と握る力が強くなる。マトの指摘通り、
きっちり鍛えてはいるのでこの程度どうってことはない。
「そんなに。仕方ないな……ホラ、こうすれば……」
どんだけ軽いんだ。いや、確かにやたら柔らかいけども。
仕方ない、このままだと楽しむ余裕もない。
失礼、とマトを抱き寄せる形を取れば自身が重し代わりだ。
ゆっくりとそのまま横になる形を取る添い寝のような形。
こうすればこのジェットの波を全身で楽しむ事が出来るはず。
「僕にこのまま捕まってれば、流れることはないよ。
……な、流れることは。随分と柔らかいんだな、キミは」
但しオタクくん、諸刃の剣。
落ち着け、まだ男の可能性がある。
落ち着くんだ。女性じゃなければ大丈夫。
ほんのり赤い顔のまま必死に胸中何かを言い聞かせている。
■マト >
「縁起でも無い事を言うね、もう、友達には長生きしてもらいたいんだけどな」
何てくすりと笑いながら視線を外す姿を見る
不思議そうに首を傾げる辺り、視線の意味には気づいていない、かも
「うん、優希とは同じ図書委員だし、魔術も教えてもらってるんだ
良く家にも招待するし…この前は流れるプールエリアの方で一緒に遊んだよ」
余談だが、流れるプールエリアはカップル向けのエリアである事を知っていてもいい
何でも再現された星空を見ながらボートでロマンチックに決めれるらしいとか何とか
「っと、とと……悪いね壱、能力を使えばもうちょっと何とかなるんだろうけれど
此処で使うのもな…… っと、とと」
何て少し困っている所にあなたに抱き寄せられて一緒にジェットの水流を受ける
くすぐったくも体に浸透してくる振動に、小さくほう、と声が漏れた
「おぉ…… ありがとう壱、これなら飛んでいかずにすみそうだよ」
嬉しそうに見上げながら笑みを浮かべる、飛ばされないように少しだけ身を寄せて
「あぁ、その事なら……ボクはほら、男性だけって体じゃないからね
存在のベースは男性だけど、女性の要素も持っているというか…
あ、壱にはこれ言ってなかったっけ」
ちょっとだけ罰が悪そうにいいながらも離れるそぶりは無い
友達だからか、元来の気質か、壱の腕の中に大人しく収まっている
■橘壱 >
ふ、と口元ははにかんでいた。
「そうなんだけど、そういうものだよ。
特に僕は、自分に嘘は吐けないってこの前思い知らされたからさ。
……風紀の仕事の関係上、長生きはしないかもね。葬式には出てくれる?」
もう嘘は吐けない。この心底に眠る闘争心。
この島の最前線に再び、鋼鉄の翼で身を置く事を望んでいる。
一歩間違えれば翼は折れるが、それさえも気にしない。
そのうえではにかむのは、それすら含めて楽しんでる節もあるのだ。
「よく……家に!?そう言えばプールに海も行って……。
……もしかしなくても付き合ってない?ちょ、これ大丈夫か……」
もしそうならこの状況相当拙いのでは?
不可抗力とは言えこう、実に宜しくない。
そういう倫理観は一応きっちりしてるつもり。
ぴたりと引っ付く柔らかな体に思わず身震い。
体は正直なオタクくん。
「おまっ、このタイミングでいうなよ!?!?」
なんてタイミングでカミングアウトするんだ。
成る程、だから胸も隠してるし女性よりの水着なんだ。
じゃあそうじゃなくてもこの体勢アウトじゃないか。
でも手放したら何処へ行くかわからんし、地味にジェット気持ちいいし。
なんとも言えない顔は真っ赤っ赤。男のだからね。
「も、もうちょっとタイミングとかさ……全く。
満足したら次いくよ次。岩盤浴か……サウナ辺りかなぁ、行くなら……」
■マト >
「仕方ないなぁ」
つん、と壱の鼻に指を伸ばして軽くついた
「嘘はつけない、か、確かに、ボクも嘘は苦手かもしれないね
……うーん、考えておくよ、勿論行くよ、何て言うのもちょっと嫌だし」
何て言いながらも何処か楽し気に目を細めて見せて
「あ、ぇっとぉ……」
付き合ってない?という言葉に目が泳ぐ
確かに嘘は苦手なんだな、とあなたは感じるかもしれない
「いや、まぁ気にしなくて大丈夫だよ?実際こうでもしないと
ボクも楽しめなかったし……うん、じゃあもうちょっとだけ」
ジェットにたっぷり体をマッサージされながら
「ふぅうう~~~~」
と大きく息を吐きながら足をぱしゃぱしゃ、リラックスの姿勢
「いい湯だねぇ」
何て、結局それから10分程度はまったりジェットを楽しんだかも
最後に軽く伸びをして、するん、とあなたの手から抜け出て上がる
「ありがとう壱、楽しかったよ、なら次は岩盤浴ってのにいってみようか?」
何てやっぱり楽し気に首を傾げながらあなたに提案するだろうか
■橘壱 >
鼻を突かれて思わずドキリ。目をぱちくりとした。
なんというか、"そういう仕草"得意なんだなマトは。
色々危ういと思ってたけど、本当に危うい。
「風紀……というよりも、学園生活に馴染んでね。
こうして友人とゆっくりしてる時間も楽しいけど、
一番楽しいのはもっと危険な場所。命のやり取りすら厭わない戦う事。
……ああ、マトには言ってなかったっけ?僕はそういうのが一番の生き甲斐を感じるろくでなしさ」
なんて、意趣返しっぽく言ってやれば軽くウインク。
「……本当に苦手なんだな。わかった、わかったよ。
別に茶化しはしないさ。ただ、アイツとはルームメイトだし、
手伝ってほしいことがあるなら気軽に言いなよ。恋路位は応援するさ」
なんてわかりやすいのやら。
呆れたようにため息を吐いて、思わず苦笑を浮かべた。
「僕が気にするんだが???まぁいいや……」
はぁ、と気が抜けたように項垂れた。
逆に考えよう。一旦役得……いや、人の彼女だこれ。
すまん、優希。胸中謝っておきながら満足したなら、
程なくして此方もゆっくりと上ってくるだろう。
トランクも勿論忘れずに。軽くのびて首を回す。
「岩盤浴か……いいよ、サウナみたいなものだし。
確か温められた岩盤の上でくつろぐらしいけど……」
今度はこっち、とマトをエスコートしながら岩盤浴コーナーへ。
物が物なので、サウナのように扉で仕切られたスペースだ。
地中熱を魔術的に利用した天然岩盤浴らしく、温度も個々に調節出来るらしい。
扉の前にある給水スペースから軽く水を飲めばふぅ、と一息。
こういう施設での適度は給水は、忘れると後々ひどい目に合う。
「マトも水分が必要なら飲んどくんだぞ。
さて、と……うわ、結構熱気凄いな」
扉を開けた途端むわっ、と熱気が漏れてくる。
それと同時に妙にいい匂いが沸いてきた。
香水魔術でアロマ効果もあるらしい。
中にはぬっくぬくの岩盤にタオルがべったり敷かれており、
さながら雑魚寝状態の大広間めいている。
「とりあえず……奥のあっちが空いてるな、行こう」
奥の二つのスペースを指差し、先導しよう。
■マト >
その反応にきょとり、と少し首を傾げつつ
「全く……まぁ、いいけどね
ボクだって優先順位というものがあるからさ
壱にとってそれが戦いというなら仕方がないよ」
ウィンクに対してべ、と少し舌をだす仕草
だけれど、続く言葉に対しては……
「本当?なら、今度ちょっと相談しちゃおっかな
ふふ、ルームメイトだもんね、壱と優希は」
目をぱちくりとして、嬉しそうにエスコートされていく
たどり着く先は岩盤浴、またきょろりと周囲を興味深げに見回して
「あ、うん」
大人しく水を受け取ってくぴりと飲み、はぁー、と息を吐く
「何だかいい匂いがするね、それに、さっきより熱気が凄いや
岩盤浴の特徴という奴かな、湯もみあたらないし……」
初めて見る景色に興味深げにしながら、連れられるがままに奥に向かい
「あっつ…ぅ」
少し汗をぬぐうようにしながら、ぺっとりと横になる
「これでいいのかい?何だかちょっとだけ落ち着かないかも」
といいつつ足をうーん、と伸ばして、熱気に身を包んでいるだろうか
■橘壱 >
「意外と理解があるんだな。
そう言われるとちょっと嬉しいかもね」
日常に腑抜けていたが、あの親友の問いかけが火を付けた。
燃え殻になる前の自らの本音に。もう嘘は吐けないんだ、仕方ない。
「そういう仕草は優希にやったら?でもアイツ、そういう趣味なのか?
……まぁ、一応ね。良くお世話になってるよ。生活能力ないもので」
なんたってルームシェアの理由が、
他人に家事をやらせるためだ。ダメ男の素質がある。
ハハ、とちょっと引きつった笑みを浮かべながら頬を掻いた。
さて、せっかくの岩盤浴とやらだ、堪能しよう。
マトの隣でゆるりとタオルの上で横になる。
サウナよりかは此れでも熱くないらしいが、
素人視点で言うとそこまで変わってるか、実感わかない。
「サウナもそうだけど、こうしてじっくり温まって、
汗を出して"整える"みたいだよ。勿論、適時水分補給は忘れずに」
汗の分だけ水分は失われるのだ。
サウナでも岩盤浴でも、舐めた真似をすると体を壊すぞ!
「そう言えば優希の彼…彼女?なのはわかったけど、何時から?」
ぐてぇ、とトランク真横に寝転がり何気なく聞く。
防水眼鏡だから曇らない安心感。レンズの奥の癖が横目でマトを見やった。