2024/10/31 のログ
ご案内:「常世渋谷 /【トコヨ・ハロウィン・ナイト】」にエルピス・シズメさんが現れました。
ご案内:「常世渋谷 /【トコヨ・ハロウィン・ナイト】」にDr.イーリスさんが現れました。
■エルピス・シズメ >
トコヨ・ハロウィン・ナイト in 常世渋谷。
今年の常世島のハロウィンは、例年よりも賑やかなもの。
信仰・宗教・伝統・人種・世界を越えたイベントとして常世島のハロウィンは成立している。
混沌とも言えるが、《大変容》後の世界の調和のための鍵、
細かいルーツを脇に置いて、『楽しむ』ということが全面に出されたお祭り。
大賑わいのトコヨ・ハロウィン・ナイト。
この夜に備えて色々な仮装衣装を買い、あれやこれやと試着して回った結果、
愛らしい赤ずきんの仮装を纏う事になったエルピスくん。
りすや悪魔、王子様や吸血鬼、アリスからジャックオーランタン。色々なものを試した後、王道的な赤ずきんと狼さん、ということになりました。
「わ、色んな仮装をした人がいっぱい……。」
髪の色も変えて化粧も含めてしっかりおめかしの可愛い装いなので、ちょっと緊張気味。
恥じらいからか、イーリスにぴとっとくっついて離れない。
■Dr.イーリス > トコヨ・ハロウィン・ナイト。人が大勢集まる常世渋谷。
仮装で盛り上がるハロウィンの夜。エルピスさんとイーリスは仮装をして、ハロウィンに染まる街を歩いている。
イーリスは、狼さんの仮装をしていた。
狼さんの仮装。狼さんの毛並みに合わせて、茶髪に染めている。動く狼耳。動く狼さんの尻尾。狼さんをイメージしたもふもふとしたチョコレート色のワンピース。もふもふ肉球手袋。狼さんの足の形をしたもふもふな靴。
エルピスさんは金髪に染めているので、髪の色は二人で変えっこしている事になるだろう。
お耳や尻尾がなぜ動くかと言えば、改造人間であるイーリスに直接取り付けられた人工部位だからだ。イーリスの他の部位と同じく生物部分と機械部分の両方が入り混じっているので、イーリスの意思で動かせたり感覚が普通にあったりする。
お耳や尻尾以外の衣装はエルピスさんとご一緒に、下校の時に買いにいったりもしていた。
二人でどのような仮装をしようかと悩んだり、試着したりしていた。
エルピスさんは愛らしい赤ずきんちゃんの仮装。
童話を好むエルピスさんとイーリスで、赤ずきんちゃんをモチーフの仮装をする事になったのだ。
狼さんの仮装をしたはいいものの、この仮装して町を歩くのはとても恥ずかしい……。
なんだか周囲から見られているような気がするけど……単なる自意識過剰であると願いたい。
「赤ずきんちゃんモチーフの仮装をしましょうという事にはなりましたけど、この姿は恥ずかしいですよ……」
可愛らしいと思って選んだ衣装。加えて、仮装用に、お耳や尻尾を造ったりなどもしたけど、いざ当日仮装してみると恥ずかしい。
少し頬を染めながら、赤ずきんちゃん姿のエルピスさんのお洋服をもふもふ肉球手袋で軽くぎゅっと摘まんで歩いていた。
エルピスさんの方も恥じらいを感じていて、ふたりはとてもくっついて歩いている。
「素敵な仮装をしている方がいっぱいいますが、エルピスさんが一番可愛らしいですよ。エルピスさんには、赤ずきんちゃんの仮装がとてもよく似合っています」
そう口にして、エルピスさんにはにかんでみせる。
■エルピス・シズメ >
「ううん。とってもかわいいよ、イーリス。本物みたいにみみもしっぽも動いてるのも可愛いし……
……ちょっと煮詰まった勢いでテンション上がっていたのは否定できないけれど……。」
童話の王道、赤ずきん。
そんなこんなでめいいっぱいの準備をして臨んだハロウィンの夜。
視線を感じるのは気のせいと思いたいけど、ちょっと見られてる気もする……。
みんながみんなを見ているだけかもしれないけど、
それでも見られていると思うと、くすぐったいような恥ずかしさと照れでそわそわしてしまう。
「ぁ、ぅ……えへへ、いーりす。ありがとね。
いっぱいちゃんと準備したから……いーりすがそう言ってくれると、すごくうれしいな。」
はにかんだイーリスに顔まで赤くなった照れ笑いを返し、
そのまま大好きを伝えるようにぎゅっと抱きしめる。
普段のエルピスとはちょっと違う匂い。
仄かに化粧と香水の甘い匂いが通う。
特別な仕掛けはないけれど、自分のもっている衣装術や化粧の知識を恥ずかしがらずにしっかり使って仮装に臨んだ。
なので、イーリスに褒めて貰ったり可愛がって貰えるととても嬉しい。
■Dr.イーリス >
「ありがとうございます、えるぴすさん。えへ。せっかくの仮装なので、お耳と尻尾にも力入れてみました。力入れすぎて、恥ずかしさが増しているような気がします……」
エルピスさんにとってもかわいいと言っていただけて、イーリスの狼耳が嬉しそうにぴこぴこと動いたり尻尾をぶんぶんと揺らしたりしていた。
赤ずきんちゃんの仮装をしているエルピスさんはこんなにも可愛らしいのだから、周囲からの視線は気のせいでもないいうな気がする……。
愛らしく照れ笑いするエルピスさんがぎゅっと抱きしめてくれる。
とても甘くて良い香り……。
それに、エルピスさんの体はとても温かくて、恥ずかしいけど安心する……。
イーリスももふもふ肉球手袋でぎゅっとエルピスさんを抱きしめる。
イーリスの服装ももふもふだった。
えるぴすさんがすき……。
胸部の《パンドラ・コアMk-Ⅱ》が桃色に輝きだす。
イーリスの大好きという気持ちがエルピスさんに流れていく。
桃色の光がハートのエフェクトを形成して、辺りに散らばっていく。
「えるぴすさん……私、今、とても心地良いです。すごくこころがぽかぽか……」
周囲からとても視線を感じる。撮影されているような気もしてくる……。
でも、えるぴすさんがすき……。
恥ずかしさを紛らわすように、えるぴすさんの胸に顔を埋めるようにして抱きしめている。
えるぴすさんの腕の中で、安心感を求めている。
■エルピス・シズメ >
「僕も……とてもぽかぽか。あったかい。
いーえりす、たべられちゃいたいぐらいかわいい。」
路上でも構わず抱きしめ合う。
ハートのエフェクトと童話からそのまま出てきたような二人の愛らしさは衆目の目を引く。
シャッター音が聞こえるのも多分気のせいじゃない。
「こうやっていーりすと一緒にハロウィンを楽しめて……とってもうれしい。」
ハロウィンの人込みと渋谷を楽しむ時間はまだあるから、今はとまらない好きを伝え合う。
エルピスの全身も呼応する様に桃色に光って、幻想的な光景を照らし出している。
「だいすき、いーりす。」
■Dr.イーリス > 「今の私は狼さんで、えるぴすさんは赤ずきんちゃんですからね。そんなことを言われてしまったら、本当に悪い狼さんがかわいらしい赤ずきんちゃんを食べちゃいますよ」
抱きしめ合いながら、蕩けたような表情でエルピスさんを見上げる。
シャッター音が聞こえると、狼さんのお耳が赤くなったりもする。
はずかしい……。
はずかしいから、安心を求めて、エルピスさんをさらに求めてしまう。
もふもふ肉球手袋でエルピスさんの両手を掴んで、壁際に追いやる。
「私も……えるぴすさんとこうしてはろうぃんを過ごせる時間がとてもしあわせ……。えるぴすさん、だいすき……。える……ぴす……さん……」
シャッター音がはずかしい……。
本当に、死んでしまうのではないかと思う程の恥じらいを感じる……。
(えるぴすさんと触れ合っていると……とても安心できます……。える……ぴす……さん……)
顔を赤らめたイーリスは自身の唇をエルピスさんの唇にそっと近づけて、口付けを交わそうとしている。それは、狼さんが赤ずきんちゃんを食べてしまうかのよう。
恥じらいは、好きという気持ちを増幅させる。
エルピスさんの桃色の光と合わさって、辺りに桃色の輝きを放っている。ハートのエフェクトと増え続け、辺りに散らばっていた。
■エルピス・シズメ >
「……いいよ? なんて……。」
つい、そんなことを口走ってしまう。
目の前のわるいおおかみさんのイーリスなら、わるくないかも。
それくらい、可愛らしい。
「んっ……いーりす……。」
恥じらいと照れと色々なものが混ざった感情。
それでも止まらない気持ちで、口付けを交わし合って恋と愛と通い合わせる。
そのまま抱き上げて、イーリスがエルピスを覆う様に抱き上げられる姿勢。
わるいおおかみが飛び掛かって、それを受け留めるような形の口づけ。
「しあわせ……」
暫くの間イーリスの唇を重ね合い、もふもふの衣服と柔らかいイーリスの身体とエネルギーを堪能する。
人目もはばからずそうしてから、惜しむようにイーリスを降ろす。
そうしてから、周囲を見渡す。
「これ以上は蕩けちゃってハロウィンどころじゃなくなっちゃう……」
蕩けた頭でギリギリ自制を効かせて、周囲を見渡す。
思い思いの仮装をしている人の一部が、こちらを見ている。
……時々、童話からそのまま出てきた〝ほんもの〟も居る気がするけど、
楽しいお祭りだからあまり気にしない。
もともと、そういうものが混ざっても良いように変化したものもある、と言った俗説も聞いた事がある。
■Dr.イーリス > とても愛おしいえるぴすさんとの口付け……。
背伸びをしてエルピスさんの唇に自身の唇を重ね合わせようとしていたけど、エルピスさんの方からイーリスを抱き上げてくれた。
「…………んんっ……。える……ぴす……さん……」
狼さんは、赤ずきんちゃんを求めるように、エルピスさんの首にぎゅっと手を回して口づけを交わした。
エルピスさんの唇はとてもしあわせの味がする。
とても心地の良い唇の感触。
えるぴすさんがすきって気持ちがどんどん溢れだして、《パンドラ・コアMk-Ⅱ》の機能でえるぴすさんにだいすきの気持ちが流れ込んでいく。
イーリスから溢れ出るハートのエフェクトが辺りを埋め尽くしていく。
やがてエルピスさんから唇から離されて地面に降ろされたイーリスは、蕩けたような表情で名残惜しそうにエルピスさんを見上げていた。
エルピスさんの言葉でふと周囲を見渡すと現実へと引き戻され、恥ずかしさが蘇って、ぷしゅーっと頭から湯気が出てしまう。
「あわわわっ……!! え、えるぴすさん……こ、こっちです……!」
エルピスさんの手を引いて、咄嗟にその場から逃げるように裏通りの方へと走っていく。ハートのエフェクトを撒き散らしながら走っている。
このような日なので裏通りにも人が多くいるけど、大通りよりはまだまし……。
「す、すごく恥ずかしいところ……見られてしまってました……。えるぴすさんと愛し合えてしあわせではありましたけどね]
狼さんのお耳や尻尾はとても機嫌よく元気に動いている。
■エルピス・シズメ >
「う、うんっ。」
手を引かれるままに裏通りへ。
この通りで楽しみ続けるには、ちょっと注目を浴び過ぎた。
どきどきと火照りの余韻を感じながら、人気の少ない裏通り。
「こうやって浮かれられるのも……幸せだからなのかも。
やっぱり恥ずかしいけれど……とても、楽しかった。」
火照った身体と鼓動に心地良さを感じながら、幸せを口にする。
「わるいおおかみさんのいーりすも、好き。わるいこでもいいこでも、いーりすはだいすきだよ。」
思いついたままに気持ちを口にする。
裏通りから通りを覗けば、パレードのような行進が始まっている。
これもお祭りかな、と、その光景に視線を向けた。
「ね、みて、いーりす。あっちはみんなが行進してる。
おとぎばなしのおまつりの……パレードみたいでみんな楽しそう。」
視線と腕で楽しそうなパレードを差し示す。
みんな楽しそうな笑顔で行進している。
■Dr.イーリス > 「とてもしあわせ……」
はにかみながら、口にした。
悶えてしまいそうな恥ずかしい体験だったけど、でもこころがぽかぽかしてしまう。
「えるぴすさん……また、わるいおおかみさんは、赤ずきんちゃんのことを食べちゃいたくなってきますよ。ふふ、あなたがだいすき……」
わるいおおかみさんは、赤ずきんちゃんを食べちゃいたくなるもの。
普段のエルピスさんも愛らしいけど、赤ずきんちゃんとなったエルピスさんもまた素敵だった。
だいすき、なんて言われたらまた食べちゃいたくなってしまう。
イーリスがエルピスさんを愛することでうごく《パンドラ・コアMk-Ⅱ》は収まってくれず、ハートのエフェクトを出し続けていた。
イーリスの視線はずっとエルピスさんを向いていたけど、視線をパレードの方に向ける。
「わぁ! 素敵なパレードです! 行ってみましょう、えるぴすさん!」
双眸を輝かせながら、お伽噺のお祭りのパレードを見ていた。
エルピスさんの右腕を抱きしめて、パレードの方向に歩き出そうとする。
■エルピス・シズメ >
「うんっ!」
路地からパレードへ。
ハートのエフェクトで軌跡を作りながら、別の通りに出てパレードを間近で見て、加わる。
みんな歩調を合わせながら、楽しく行進している。
前も後ろも右も左も仮装だらけ。
その中で、自分たちとは別の形で、赤ずきんと狼をモチーフにした仮装をしている二人組を何組か見かけた。
大人のお姉さんと男の子の二人組だったり、同い年ぐらいの赤ずきんちゃんとと白い狼だったり。
他にも色々な赤ずきんや狼が居た。
大人のお姉さんの赤ずきんさんは、猟師の意匠も混ぜているのか銃を背負っていた。
もしかしたら仮装しながら警備に参加した風紀委員さんかもしれない。
そんなことを思いながら、別の解釈の赤ずきんに心を躍らせる。
「ね、イーリス。いろんな赤ずきんさんと狼さんがいるよ。
皆おなじ童話を見ても、解釈はいろいろだね。……なんだかたのしいかも。」
■Dr.イーリス > 赤ずきんちゃんのエルピスさんとおおかみさんのイーリスは、お伽噺のパレードに参加させていただいた。
様々なお伽噺の登場人物の仮装して楽しく進行する人達。
赤ずきんちゃんは王道なだけあって、赤ずきんちゃんと狼さんのペアはエルピスさんとイーリスだけではなかった。
様々な赤ずきんちゃんと狼さんがいる。
なんと、猟銃を背負っている赤ずきんちゃんまでいる。狼さんを返り討ちにしてしまいそうな赤ずきんちゃん……。
おばあさんのふりをしている狼さんとかもいたりする。
「ふふ、そうですね。本当に、多種様々な赤ずきんちゃんとおおかみさんです。色んな解釈ができるのもお伽噺のいいところですね。私達の赤ずきんちゃんと狼さんをこうして表現するというのも、とても楽しいものです。あの方とか面白いですね。おばあさんのふりをして狼さんが眠っている上に、ベッドから足を生やして歩いていますよ」
そう口にして目を細める。
色んな赤ずきんちゃんの仮装が見られるのは、なんだかとても楽しい。
「狼さんの仮装、恥ずかしいと思っていたのですけど、こうして同じ仮装をしている人達と歩いていると恥じらいもちょっと薄まってくるかもです」