2024/12/03 のログ
ご案内:「歓楽街」にルーフラットさんが現れました。
ルーフラット >  
20:45。歓楽街路地裏にて。

僕は男女二人、恋人同士で遊んでいたと思われる連中の
男の方を激しく暴行している。

殴る、蹴る、そして掴み上げて。

「いい気になってるんじゃないぞ!!」

僕はイライラしていた。
すぐにお腹が空くし、全然眠くならないし。
性欲も欠片も感じない。

常世神に持っていかれた物の大きさを知り、
そしてその八つ当たりの相手を探していた。

「こいつをボコボコにしたらオマエもだぞ!!」
「僕は女だって容赦はしないからな!!」

襟首を掴んで男を引きずりあげる。
女は隅で震えることしかできないみたいだ。

ルーフラット >  
「くそう……お腹すいたなぁ…」
「全然眠れてないし、イライラするんだよっ!」

「もうお前を絞め殺してやるっ!!」

男の首に手を伸ばす。

「お前が悪いんだぞ……」
「いいや、僕の前で楽しそうにしてる奴らはみんな同罪だっ!」

「みんなみんな絞め殺してやるっ!!」

ぐぐ、と片手で男の首を絞め上げる。

「こんな風にな!!」

女の悲鳴が響いた。
助けを呼ぶ、そんな声が。

ルーフラット >  
「今から死ぬ気分はどうだ? ハハハハハ!」
「おしっこ漏らしちゃいそうだろ!」

「頸動脈と気道を一緒に塞いでるんだ、もうすぐ死ぬぞぉ!!」

ジタバタと虫けらみたいに足掻いてる男の抵抗が弱くなっていく。

あの血を操る女も!!
ケダモノに変身して僕の手首を折った化け物野郎も!!

いつかこうして縊り殺してやるんだ!!

誰も彼も僕の特別を認めようとしないから悪いんだぁぁぁ!!

ルーフラット >  
瞬間。

熱。痛。血、僕の?
突然、噴き上がる出血。

……肩を撃たれたのか!?

「誰だ!!」

そこにいたのは、有象無象の風紀委員どもだった。
数にして4人か。

絞め殺す寸前だった男を放り捨てる。

「痛いだろうがクズどもっ!!」
「よくも僕を撃ってくれたな!!」

マンホールの蓋をサイコキネシスで浮かせて続く銃弾を弾く。
クソっ、面倒くさいな!!

肩の傷が盛り上がって塞がり、銃弾を体から排出する。

ルーフラット >  
続く風紀委員たちの精密射撃に怯む。
クソっ……どいつもこいつも僕の邪魔ばっかり!!

「ヘンだ、僕は銃じゃ殺せないぞ!!」
「覚えてろ、風紀委員ども!!」

「次はお前たちの誰かを襲ってやるからな!!」

壁を蹴って屋根に上がる。
そのまま駆け抜けて夜の闇に紛れていった。

ご案内:「歓楽街」からルーフラットさんが去りました。