2026/02/15 のログ
ご案内:「歓楽街」に御雷 天華さんが現れました。
■御雷 天華 >
「……ふむ、道を間違いましたかね」
歓楽街の道中を、携帯端末片手に少女が歩いていた。
少女が手にする端末の画面には地図アプリ。
現在位置を示すマーカーは、目的地から大きく外れた場所を指していた。
「入り込んでいるようですし、気を抜くと迷子になりそうですね」
この島に来たばかりの少女にとって、迷子は少々命取り。
安牌を取って、一先ず来た道を戻ろうと目的地を再設定したのだった。
■御雷 天華 >
……とはいえ、目的地を設定しても道の詳細はまた別だ。
土地勘がまだない少女に、この辺りの道の区別は中々に難しい。
それが道を戻るというだけでも、それは同様だ。
「む……また見知らぬ通り……方向はあってる…筈なんですけど」
端末の画面とにらめっこしつつ、キョロキョロと周囲を見回してはまた歩き出す。
その繰り返しで、段々と不安になってきてしまうのは致し方の無い事か。
少女の表情は少しずつ、険しいものへと変わっていく。
■御雷 天華 >
……とはいえ、向かう方向は正しいもの。
彷徨い続ければやがては覚えのある大通りに出るのである。
「ふぅ……ここからなら問題なく戻れますね」
変更した目的地までもうひと頑張り。
あと一歩という所まで来た事で、ようやく少女はホッと一息をついた。
「しかし、この辺りはいずれまた来ませんとね。
……なんとなしに、気になるモノも感じますし」
初めて来た筈の地域だが、少女は確信を持ってそう告げる。
勘、あるいはもっと別のナニカか。
なんにせよ、その意思は明確にこの場所へと向けられている。
少女は確かに何かを感じ取っていたのだった。