2024/08/14 のログ
ご案内:「落第街大通り」に九耀 湧梧さんが現れました。
■九耀 湧梧 > ――落第街の一角。
ある廃ビルの屋上にて。
その男は、「太陽」を見ていた。
ここからは遥かに遠い場所で起きている出来事。
其処で発生した、「地上の太陽」を。
「………全く、アレを使うのは勧められないって言った筈なんだがな…。」
その言葉と共に、小さなため息。
「それ」が起こった事は、見逃さなかった。
間違いなく、己が貸したあの剣が引き起こした事だろう。
■九耀 湧梧 > 「……さて。」
軽く頭を振ると、コートとマフラーを靡かせて、男は「太陽」に背を向ける。
とんでもない事を起こしたのは事実だが、何故だか、それを起こした者が命を落とすという事態は思い浮かばなかった。
「返しに来るか、それとも他に用事があるか。
その時には、一度しっかりと叱らないとな。」
圧し切られる形とはいえ、貸した自分にも責任はある。
その責任は取らねばなるまい。
厳しくとも、叱らねば。
「……ま、その後に、生きてて良かった、位は言ってやるか。」
たん、とビルの屋上から飛び立ち、ビルの間を蹴って跳びながら、男は去っていく――。
ご案内:「落第街大通り」から九耀 湧梧さんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」にナナさんが現れました。
■ナナ > 「~~~♪」
鼻歌交じりに色々な店を覗く
主に食材を扱う店をちらほらと
1つ2つと普段の買い物に比べれば高めの食材を買い込み魔道具の袋にしまう
大事な同居人の大きな問題が解決した
それもかなり良い感じに
「財布の紐も緩むってもんだよねぇ。あ、おじさんこの変な足も。」
なのでよく分からない肉もとりあえず購入
肉塊状態だが何の肉だか、店で売るなら食べられるんだろうと大盤振舞
■ナナ > 景気が良いなと軽口を受ける
普段なら適当に返す所だが、今日はとても機嫌がいい
「まぁね~?友達のお祝いだから色々有った方が良いかなって。
あ、私のだけじゃないんだから変な混ぜ物は無しにしてよ?」
普段なら大して気にしない混ぜ物も今日は要注意
ここは割とリピートしているのでそこまで酷いものは無かったが明らかに別の肉を混ぜたりしてくる
違法と言うほどではないがちょっとしたこの街なりの経営努力
ふと気づけば空も薄暗くなる黄昏時
まだまだ暑いのは変わらないけれど少しだけ過ごしやすい気温になった気もする
おおよそ買いたい物も買えたし後は帰るだけか、なんて少し周りを見回してみる
(一応ガッツリ襲われたんだし、警戒くらいはしないとね。)
自分の気が緩んでるのは理解しているのであくまで確認
妙な事、違和感はないかと
ご案内:「落第街大通り」に能守重高さんが現れました。
■能守重高 > 落第街大通りはいつものように賑やかな通り。
食材を売る店、魔道具を扱う店 武器を扱う店 得体のしれない薬を売る店など色々と所狭しとあるなか、
とある武具を扱う軒下の棚の前でううむと呻く竹笠和装といういでたちの女子が1人突っ立っていた。
その店は落第街で売られていそうな武器や防具を売る店で、
銃火器の弾も売られている体であったが、その女子は怪しいというより落第街に住んでいなさそうな顔である。
「店主 あと古い紙を何束か…ないでしょうか
火薬少々と空の装筒とオイルもあれば…。」
古びた紙でいいんです、と購入予定の品々が違和感しかない。
よれよれの買い物メモを片手に幾つか買うような怪しさしかない存在がそこにおりました。
■ナナ > 武具店に入っていく和装の子供、異様である
そもそもがきちんとした和装と言うのが珍しい
少なくともこの街に来てからは初めて見た
物珍しさに足は武具店の近くへ
幸い近代兵器以外にも揃えが有るようで余程の物でない限り買い物はつつがなく済むはず
(ここで古紙?後は銃器の手入れ用…?)
少女が求める物を頭の中で組み立てるがどうにもきっちりと合わない
見ればメモを見ながら買い物している、お使い?と首を傾げた
「そこのお嬢さん、何か色々お探しなの?」
店を出ようとする少女に声をかけるのは機嫌が良かったのと好奇心から
■能守重高 > 店主に無理難題は告げていない。ただ今時の銃火器は
殆ど火薬は裸で売られていることは少なく湿気に弱いことから装填されて売られている事が多い。
そして購入しようとしている火薬はどうも店主との会話から黒色火薬そのものであった。
白色や無色火薬の方が今時なら手に入ると思うのに求める火薬は黒色火薬。
火薬だけ手に入ることが絶望になってきていた。
とある人物がこちらに来るのを寸前まで気づいていなかったけど
こう火薬を求めて違う店へと出ようとしたときに声をかけられ、
真っ白な髪色の鮮やかな碧眼の少女?を瞬きをしつつ見つめ。
「あ、私ですか?そのう、オイルと黒色火薬を探しに。」
今出てきた店では古い紙と空の装筒と薬莢を手に入れた。
その割に包み袋を持っていない、外目は身軽そのものであった。
火薬とオイルはなさそうであったので肩を落としながら聞かれたことを答えたい。
■ナナ >
店主と少女の会話、思い当たるのはマスケット銃や火縄銃のそれ
存在しない訳ではないが黒色火薬を単体で、は少し珍しい注文
店主が対応できなくても仕方ない所ではある
「そうそう、和装の似合うお嬢さん。」
買った荷物は無し
恐らくそういう能力か魔道具持ち
少し小柄な奇麗な少女、自分が言うのもなんだけれどここらに住んでいないところまでは確定か
「オイルと火薬かぁ、勝手に話聞いちゃったんだけどそのオイルってガンオイルの類かな?
黒色火薬も併せて何に使うの?」
教えてくれたらここより銃専門のお店のある所教えるよ、なんて
■能守重高 > 火薬はここの店にはないのが理解できた。
やはり主流は白色か無色火薬なのだろう。
店先で少女なのか少年なのか判断が迷う相手と対峙する形で
傍から見て何も持っていない少女は指先でひらひら持っていたメモ帳を折り畳んで腰に差し戻した。
メモ帳は腰の紐にねじ込む形で見えている。
「あ、はい。似合っていると言われるとうれしい限りです」
素でにこりと笑って見せた。裏はなさそうな笑顔であった。
ここ数日スラム街や転移荒野にいることが多いけど住まいは学生街のほうである。
「え、ええ、ガンオイルの事です、よくご存じで。
黒色火薬の方は愛用の銃を使用する時に使うんです。主に口薬と玉薬にそれぞれ。
今日は異邦人街の専門店が休みでここならあるのではと思ってきました。」
火縄銃を使っているのが確定されるかもしれない。
異邦人街の銃専門店が本日休みで流れるように来たのだ。
一寸もの悲しそうに『ありますか?火薬とオイル』と呟きたい。
■ナナ >
ここ最近役に立たなかったこの顔も偶に役に立つ
綺麗な顔と言うのはそれだけで第一印象を良く思われることが多い
こうして声をかけても無駄に警戒心を抱かれないのが良い例な訳で
「結構似合ってると思うよ、ここら辺では見ない服だから珍しいなって。」
良い笑顔、自分と違って自然な顔
こんな所にいるけれど割と素直な子なのかな?
「あ、やっぱりそう?銃関係の買い物だからそうかなって。
口薬と上薬…珍しいね、いまどき。
異邦人街かぁ、そっちには行った事なかったなぁ。」
確か異邦人達のための街とかだった気がする
となれば彼女は異世界からのお客様だったり?
でもなぜ異世界から来た人間が火縄銃なんて骨董品を使うのか
とても悲しそうな顔で火薬とオイルを求められる、なんだか捨て猫みたい
「あー……良いよ、ちょっと路地裏の方だけど多分そういうの扱ってる店が有るから。
そこに案内するからその顔やめて?」
こんな場所で推定少女を泣かせたなんて噂されたら居心地が悪い
もう少し情報を引き出すつもりが早めに案内を申し出る
■能守重高 > 演技力が皆無の嘘がつけなさそうな性格なだけであった。
感情が割と出やすいから分かりやすいとは言われたことがあるし、
こうオンとオフの差が激しすぎるとも言われたがちゃんと真面目な顔で祭祀局のお仕事をしたことがある。
「それはうれしい限りです。普段学生街とかにいますけど危険を承知で来ました」
警戒心持っていなさそうな笑顔と素直に答えるのは
目的があるので嘘はつけないし隠し事はもっと苦手なので答えた方が早いという判断による。
「銃を使う人たちって委員会所属とかが多くて、その関係で手に入れるらしくて、
私みたいな委員会に属していないのは入手にとても苦労します。
多分珍しいと思います、猟銃とかの古いタイプなので。
異邦人街にはいろいろとあるんですが不定期に休むらしくて困りました」
少女は異世界出身だ。祭祀局や学園に提出した経歴書は
異世界と現世界を何度か行き来したヤバい奴と明記されている。
火縄銃を使うようになった理由はきちんとあるが説明が長いので今は言わないでおく。
彼女に何と思われているのか分からないけど なんかやめてと言われる始末。
どう思われたのだろうか怖くて聞けない。もの悲しそうな顔が少し持ち直した顔になった。
「路地裏。あ、ええ、案内していただけるのでしたらとても助かります」
お願いします、と深々と頭を下げてお願いをする。
礼儀作法はきちんとして見せつけたい。聞かれたことには今のところちゃんと答えるつもりだ。
■ナナ > 「学生街って事は学生さん?
学生がこんなとこで武器の調達なんて悪い子だ~」
現状として、少女はこの街に似つかわしくはない
すれてないとか素直だとか言い方は有れどとりあえずここまでの言動と容姿は鴨葱
で、そんな人物がここに来るという事はある程度の自衛手段が有るかどこかに子守りが居る
「委員会ってそんな特別待遇なわけ?いいなぁ…
あそこって剣とか弓とかも多いんだってね、魔道具とかもって聞いたけどお嬢さんみたいな…
あ、そう言えばお名前は?私はナナって言うの、よろしくね。」
委員会は特別扱い、これは良い事を聞いた
やはり風紀委員の様に色々と便宜が図られていたり権力が有ったりするのだろう
学園と言うかそういう名前の国みたいで少し笑えてくる
「じゃぁこっちこっち、まぁそんなに奥まで行かないから安心して。
所で噂の異世界からのお客さんだったりするの?もしそうなら色々聞きたいなぁ、ドラゴンとか居た?」
雑談を交えながら目的の場所へ向かう
路地裏を数度右へ左へ、見目麗しい女性2人組でも絡まれないのはナナの日頃の行いか
純白の髪と鮮やかな色の瞳は色々と目立つ
10分程で目的の店へ到着する
看板も何もないが扉を開き中に入れば暗器や小型武器がずらりと並ぶ
勿論その中には小銃や昔ながらのマスケット銃や仕込み銃等も
手入れ用品としてガンオイルや黒色火薬、弾丸まで様々だ
■能守重高 > 「もう3年になった学生ですよう。
学生街で火薬が手に入りにくくなったのが悲しいのに悪い子ですかあ!?」
存外な!あまりにご無体!と顔に出たショックを隠し切れない少女。
がーんと口に出してショックを受けた振る舞いもしそうだけど其れはしなかったが顔色は悪くなった。
素直になった方がここはきちんと乗り切れそうだと思って演技はせずにいる。
したところですぐにばれる気がするのではなからしない。
「風紀と公安は割とよいのでは?
剣とか弓とか槍とか、えっと拳銃使いはいましたね。
あれも一種の魔道具だったかもしれないですけど。名前ですか?能守重高です。」
委員会は融通聞く方ではないだろうか、かつて風紀にいた少女からすれば
色々なお手当てがついていた気がする、全部は利用したことなかったけど武器のお手入れから治療など。
恵まれていたなあと呟きながらちょっとだけ懐かしむ顔になったとか。
「え。ええ、異世界から来ましたが…ドラゴンは普通にいました。
他に大きい狼、は、あれ確かグリムとかフェンリルとかも。人魚も普通にいましたし。」
雑談の合間合間に聞かれたこときちんと答える素直すぎる少女。
間が空いたのは唯一ドラゴンがいたかの問い。まさかドラゴンですと答えられない!
スラム街や落第街にありがちの絡みがない。
案内してくださる相手が凄腕なのかと感心している顔で見つめつつついていく。
到着したお店に到着すると うわあ☆とキラキラした顔でうれしそうな顔を浮かべた。
看板がない隠れ家的なお店に連れてきてくれた。なんというかここは理想郷そのものではとほしいものが目の前にある!
黒色火薬入りの容器や何種類かあるガンオイルがそろっているこの天国を目の前に、
ひゃーとかうわあ とか悲鳴めいた声を漏らしながら 手にっては眺めるのを繰り返しやがて。
現金の方がいいという不愛想な店主の求めに応じ、
相応の金の入った薄汚れた袋と引き換えに求めていた火薬とガンオイルを購入が叶った!
「ありがとうございます これで無事に買えました!」
礼儀作法きちんとして彼女に感謝のお辞儀をしたい。
■ナナ >
「そっか3年かぁ…うん?3年?
そりゃここ落第街だよ?健全な生徒は出入りしてると不味いくらいの場所だし。」
3年という事は年上?と改めて見つめ…まぁそんなわけないか、なんて思ってしまう
それ位には幼く見えてしまった、言い換えれば若々しいのである
因みに、ここに出入りしているというだけで不良認定はされそうなのがここ落第街
出入りした時点で悪い子ではある筈
「あんまりそこら辺詳しくないんだよねぇ、私学生じゃないし。
異世界の武器も割と変わらないんだってね、魔法がどうとかが違うだけで。能守ちゃんね、よろしく~」
学生ではない、これを言ったらもしかしたら警戒されるかもとは思う
が、学生ではないので嘘をついても必ずぼろが出る
なのでその話はさっと流しておくことにする
「あ~やっぱ居たんだ。
ファンタジーが色々だね、人魚とかフェンリルとかも食べてみたいなぁ。
そっちだとドラゴンってどう食べるの?やっぱりステーキとか?」
と、知らぬ事とは言えドラゴンの食べ方について聞いてしまう
依然食べたのはほとんどすべて生だったので顎が破壊されかけた
上手な調理法が有れば知りたいなという純粋な好奇心からの質問
凄腕、ではあるのだがどちらかと言えばやばい奴認定されている節が多い
そんなのが連れているこれまた落第街に似つかわしくない和装の少女
どう思われるか彼等の目を見れば察せられるかもしれない
「ここは仕込み武器とか小細工用の武器が多めなんだ。
あんまり宣伝なんかはしないけど隠れた名店だよ。」
騒ぐ子供を連れてきた、そう店主に睨まれるが金払いのいい客だと分かれば素直な対応を受けられる
落第街では混ぜ物や不良品なんてのはザラだがこの店はそういうのがない優良店だ
暗黙の了解としてこの店の安全が保証されている程に
目的の買い物が終われば丁寧なお礼
「ご丁寧にどうも、欲しかったのが有って良かったね。
あ、ここの店の事は帰ってもあんまり広めないでね。こわ~い風紀委員とかが着て営業妨害されちゃうから。」