2024/08/15 のログ
能守重高 > 「割と順調に3年になった哀れな子羊です。
 それは存じてます、表側の学生は漏れなく襲われるから行くのはやめろと言われたことも覚えてます」

見た目と学年が詐欺をしている。年齢は推定18歳と記入して提出したが信じて貰えているか分からない。
彼女にどう思われているか察することも出来ない、出入りしていたらそれだけで不良に枠組みされるとは知らない。
悪い子と認定されたらグレちゃいそうな…闇落ちはなさそう。

「そうですかあ。学生じゃないんですか。
 まぁ色々と異世界の武器も使ったことありますが、
 今のところ魔法と魔術の違いが分からないだけで些細な事なのだなと。
 あ、重高とお呼びください。」

苗字より名前でとお願いをさりげなく些細な我儘を口にした。
学生ではないと知ったが警戒心が増えた風には見えない、全然気配が変わらない。
そのまま流されても流されたままで終わる。

「フェンリルって食べられるんでしょうか、図体が大きい狼でしたけど。
 人魚は下半身が魚なのでそれが赤身なのか白身なのか解剖したことないので
 正直食べられるかどうかが知らないのでごめんなさい。
 ドラゴンは尻尾の部分を輪切りにして鉄板焼きで塩コショウを眩し焼くのはお勧めします。
 尻尾焼きという私がいた世界ではメジャーな食べ方です。」

真面目に答えちゃおう、ドラゴンは生で食べるのは非推奨、なるたけ焼くか煮て食べてくださいとアドバイスをしたい。
ドラゴンをさばくのに専用の包丁とかあるといいけど其れはどうにかなるんだろうか?

襲われなかった絡まれなかったので少女はナナさんを英雄を見る目で見ていた。

「仕込み武器に小細工用の武器…
 必要になるか分からないですが心のメモに刻みます!
 看板がないので隠れ家なんだなと思っていました、分かりました 墓場まで持ち帰る秘密扱いにします。
 風紀はいい思い出がないですね…ええ。あ、そろそろ私は帰ります!」

ここで解散でもいいし、落第街大通りで解散でもいいと相変わらずにこにこのんびりの少女は帰る旨を口にした。

ナナ > 「順当に言ったならなんで哀れなの?
分かってて来てるならやっぱ悪い子じゃん。」

年上には見えないが飛び級やら諸々の事情と言うのが有る
学年はあくまで学年、実年齢ではない
少なくとも年上には見えないので扱いはどこか年下気味である

「うん、落第街の住人って感じ。
やっぱり人間が使う道具って世界が変わってもそんなに変わらないんだね。

ん、じゃぁ重高ちゃんで。」

苗字では何か不都合があったのかもしれない
そういうのはよくある事なので言われた通りに名前で呼ぶ
ちゃん付けは変わらなかった

「お~やっぱり本場の意見は違うね。
尻尾焼きがメジャーなんだ…成程ねぇ、やっぱり異世界だなぁ。」

テールのステーキが一般的と聞いて少し悩む
もしかして他の部位はそもそも食べる扱いではないのかと
自分のやったことは異世界基準で変人扱いを受けるそれなのかと

「仕込み銃とかはそっちの世界目線で見たら割と面白いかもよ?
あ~まぁできる限り秘密って事で!

じゃぁ帰ろっか、表の通りまでは送るよ。結構迷いやすいし」

ここまで連れてきて放っておくのも気が引けるので少しだけお手伝いを申し出る
別に大した手間でもないし面白い話も聞けたお礼もかねて

能守重高 > 「こう3年になってからスラムとか落第街に出入りする…
 ああ、悪い子認定されたあああなんてことですー」

種族が街で過ごすために人型になるすべを習得してからそれなりにしたつもりだ。
実年齢と精神が釣れあっているかどうかの疑問をぶつけられた場合、首を傾げてしまいそう。
年下に思われているのは気づいてなかった、年上は演技力がないから無理である。

「そうですか。割と変わりませんでしたね、
 性能がいいと突き進む先はみな似るようでした …なぜちゃん付け。」

がーんとショックを受けたように項垂れた。
すぐに項垂れていた状態からは回復はして肩を落とす。

「ドラゴンの肉は堅いですからね…熟成して食べると柔らかくなるみたいですけど
 時間がとてもかかるのでお勧めも出来ません。尻尾は割とすぐに食べられる部位なのです。」

尻尾以外で食べる部位を知らないだけ。美味しいんだろうけど食べたことないから知らないで答えるわけにもいかず
他の部位について答えなかった、嘘ついて毒に当たったら責任取れない。

「三節棍に仕込むとかは思いつきますけど…魔石とか振るえば感電とか?
 大変助かります。ええ。またであることを望みますね」

表の通りまで雑談をしながらナナさんについていく鴨葱な重高。
別れる時に改めてお辞儀をして別れたとかなんとか―。

ご案内:「落第街大通り」からナナさんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」から能守重高さんが去りました。