2024/09/23 のログ
ご案内:「落第街 地下闘技場」に藤堂ちかげさんが現れました。
藤堂ちかげ >  
「やりました! これで二十四連勝です!」
 
 落第街の地下闘技場で、揚々と薙刀を掲げる半竜の少女。
 うっかり落第街の大通りに足を踏み入れる、カツアゲを模擬戦と勘違いして
 『ここでは目が合ったらバトルしていいんですね!』と誤解したのが引き金にして誰かの運の尽き。

 片っ端から模擬戦と思い闘いに明け暮れていたところ、見かねた誰かが『地下闘技場に行け』と彼女を追い遣った。

 そして、この結果である。
 

藤堂ちかげ >  
「でも流石にちょっと喉が渇いてきちゃいました。」

 肉体強化は真っ向から組み付いて組み付き倒し、
 精神異能は勢いで掛かり切る前に押し切って吹き飛ばし、
 技巧者に対しては薙刀で丁寧に間合いを制して押し切る。

 そして何十の連戦でも多少喉が渇いた程度。
 半竜の身体となったことで、はち切れんばかりの暴走特急。
 

藤堂ちかげ >  
 何処かヤバそうなヤクザの風体のものからジュースを奢って貰う。
 毒酒と気付かずに飲みほしても、ちょっとピリピリします!と言って美味しそうに飲み干した。
 
「喉の渇きをも潤ったのでもう三十戦です!」

 薙刀を構えて試合続行。
 迸り持て余すフィジカルを振り回して、好奇や興味で対戦に応じるものとの試合に明け暮れる───。

 三十戦どころじゃ収まらず、結局どっぷりと戦いに明け暮れ──。

「100連勝は出来なかったけど、楽しかったです!
 この島には強い人がいっぱいいるんですねー……。」

 ここが落第街が治安の悪い場所、と気付いたのは試合数が100を超え、すっかり日が暮れた頃であった。

「ヨハンにバレる前に帰りましょう!」
 

ご案内:「落第街 地下闘技場」から藤堂ちかげさんが去りました。