2024/10/06 のログ
■能守重高 > 「そうでしたか。色々とあるのでしょうね。
湿気がありましたかそれは計算外です、日本の湿気は考えておりませんでした」
湿気のない地域から来たのもああり暑さは計算してても湿気については知識が浅かった。
痛むとか…まだ食あたりにあっていなかった 主に直感で生きています。
今の所、知人の舌を肥やしに肥やさせ栄養過多にして平均より栄養豊富にするのが目標です。
出会う友人が殆ど舌が肥えていなくて語彙力が美味しいしかないのが嘆かわしい 普段何食べて…。
今後 レシピは適度な頻度で送って差し上げよう。
今回のは異邦人街や落第街で手に入れた食材です、変に高いものは購入していない。
レシピを見て再現できなかったら元も子もないので忠実に同じ条件下で作成した。これでまずお二人の舌を肥やさせよう。
(ふふふ これで少しずつ野望に近づく)と顔に出さないが心の中で笑うダークエルフがいました。
「んーはい。どうにもならなくなってしまったら頼る事にします。
私はちょっと帰ろうかなって。アーヴァが心配なのでええ。」
どうすると聞かれたのならば 帰りますよ、と告げてからになったクーラーボックスとファイルを持ち上げ、
帰り支度を整え終えるとガレージを彼に操作してもらい、車に乗り込むとエンジンをかけて事務所を後にしていきました。
■エルピス・シズメ >
「うん。またね、重高さん。」
最低限で生きる舌、子供舌、段々と肥えていく舌。
そして料理そのものに興味を持ちつつある。
食の楽しみをより強いものにしていきながら、ガレージを空けて重高さんを見送る。
「しまうものをしまってから、ステーキ焼いちゃおう。」
軍用車を見送った後、エルピスも戸締まりを済ませてキッチンに戻った。
ご案内:「『数ある事務所』」から能守重高さんが去りました。
ご案内:「『数ある事務所』」からエルピス・シズメさんが去りました。
ご案内:「『数ある事務所』」にエルピス・シズメさんが現れました。
■エルピス・シズメ >
致命的な誤植の訂正。
// いずれにせよ、重高さんに迷惑の形で取り扱うつもり。
↓
// いずれにせよ、重高さんに迷惑のない形で取り扱うつもり。
ご案内:「『数ある事務所』」からエルピス・シズメさんが去りました。
ご案内:「えるいりぴすがおやすみするだけ」にDr.イーリスさんが現れました。
ご案内:「えるいりぴすがおやすみするだけ」にエルピス・シズメさんが現れました。
■Dr.イーリス > 夜の『数ある事務所』、私室。
イーリスは、淡い桃色を基順としたネグリジェ姿でベッドに座り、ヘアブラシで髪をとかしていた。
「ふふ。今日のデリバリーも美味しかったですね。重高さんに勧めていただいて私も料理を覚えてみようかなと思ってます」
そう口にして、微笑んでみせる。
「エルピスさん、今度私に少しお料理の手解きをしていただけませんか?」
きょとんと小首を傾げた。
■エルピス・シズメ >
落第街の裏通りに建設された、『数ある事務所』。
イーリスの手によって設備や警備が整い、落第街の中では貴重な平穏な生活を営める場所。
その本館の、エルピスとイーリスの私室での話。
この日はふたりきりで、のんびりとしていた。
エルピス自身も、昨日よりも着心地の良さそうなかわいいふわふわとした部屋着。
14歳どころか10歳が着るようなデザインだけど、疲れからうっかり買ってしまって、結局着ることにしちゃった高級品。
「マグロ、美味しかったね。美味しい鮪って適切に冷蔵しておくだけで全然味落ちないんだ。」
重高さんからのデリバリーの舌鼓を打った記憶を思い返し、満足そうにうなずく。
「僕が……? うん、どこまで出来るか分からないけれど、いっしょにやってみよ。イーリス。」
料理を食べていて、分かったことがある。
美味しい料理は日常を彩る大切なもの。
行動食やレトルト製品やビタミン剤だけでは補えない、心の栄養。
■Dr.イーリス >
「とても美味なマグロでした。サーモンも、美味しかったですよ。新鮮さを凄く保ってましたよね」
微笑みながら、こくこくと頷いていた。
「ありがとうございます! エルピスさんのお料理がやはり食べていてとても幸せに感じます。私も、ちゃんとお料理してこの事務所のお役に立ちたいです。エルピスさんに、私のお料理を食べてほしくもあります」
不良集団《常世フェイルド・スチューデント》にいた頃は、イーリスは参謀や組織のNo2として作戦の立案や指揮、メカの開発、仲間の治療といった事を行っていた。お料理は、別の人の担当だったのでその人に全部任せていた。
けれど、素敵な恋人にお料理を食べて美味しいと言ってくださったら凄く嬉しいと思うし、恋人と一緒にお料理を用意するというのも楽しいかもしれない。この機会に、お料理を覚えたいと思った。
「エルピスさんのルームウェア、とても可愛らしいです。ふふ、うっかり買ってしまっても着てしまわれるのですね。愛らしいエルピスさんに凄く似合っておりますよ」
かわいいふわふわな部屋着姿のエルピスさんを眺めて、にこっと笑みを浮かべてみせた。
エルピスさん、ちょっと幼くなったように見えてかわいい。
「エルピスさんの髪もといてあげますから、ここに座ってくださいね」
ベッドの上を軽くぽんぽん。
■エルピス・シズメ >
「うん。イーリスが新しい料理を覚えたら、いちばんに僕がたべたいな。
あの時のハンバーグも、大分独創的だったけど…………。」
くす、と、笑う。
今となっては懐かしい想い出。
エルピス自身は、故エルピスが『独り』だったため料理と呼べるようなものは習得してない。
理屈や使い方自体は分かるが、『不要なもの』として認識の外に置かれていた。
今は少しずつ、作れるものも増えているが………。
……イーリスとは真逆の理由で、料理を作っていなかった。
「う……返す前に見つかってから……なしくずしに……」
顔を赤らめる。
かわいいものが好きな自分と、ちょっとかっこよくしたい自分。
常に揺れ動いているけど、今はかわいいを認めてくれたからかわいいいを我慢しない。
恥じらいながらも、イーリスに甘える。
ぽんぽんと促されたら、その位置に座る。ちょっとだけ背を曲げて、梳きやすいように。
■Dr.イーリス > 「うぅ……。あの時の事は思い出させないでください……。あれでも、頑張ってんですからね……」
ちょっと頬を染めてしまう。
厳密には、イーリスのお料理を食べていただいた事があった……けど、それは焦げたハンバーグ……。食べてほしいお料理にカウントしてなかった……。
フェイルド・スチューデントの料理担当さんのように、見よう見まねでやったら出来るかなと思ってだめだったハンバーグ……。
先日、ナナさんと二人でいる時は下手な事をせずに、素直にお湯を沸かしてカップラーメンを食べた……。
「それは、天啓だったのでしょう。エルピスさんに、その可愛らしい部屋着を着るように、という事ですね」
イーリスの隣に座る可愛いルームウェア姿のエルピスさんを笑顔で背中からぎゅっと抱きしめつつ、そう口にした。
エルピスさんをしばらく抱きしめ、その後目を細めつつエルピスさんのお団子を解いて下ろしている髪を優しく梳き始める。
「エルピスさんの髪はとてもさらさら綺麗で、手触りよくてずっと触っていたくなりますね。ちょっと羨ましいですよ」
丁寧に、エルピスさんの栗色の髪を撫でながら、とかしていく。
■エルピス・シズメ >
「でも、きもちがこもってたよ。」
無理な注文に頑張ってくれた初めての料理。
エルピスの中では歴としたイーリスの好きの籠もった手料理。
カウントしないはずがない、エルピスにとっての大事な想い出。
「天啓なのかな……」
きゅ、と、裾を掴む。
何で出来ているか分からないけど、とても手触りのいいもの。
そして、そのまま髪を梳かれ始める。
「んぅ……ふわふわ……」
髪を梳かれると、くすぐったそうに目を細める。
抜ける毛は、ほんの少し少ない。
産まれ故の、14歳で固定された代謝のいびつさが、ほんの少し顔を出す。
お団子髪は結構がっつり圧縮されてる。付け毛と見紛う髪のボリューム。
髪がほどかれると、髪が大きく降ろされた。髪の毛はきめ細やかで、さらさら。
ほんの少しだけ熱を帯びているのは、エルピスのどきどきが感情魔力炉を通して巡っているから。
「そう、かな……?」
褒められるとちょっと嬉しそう。
一応それなりに手入れはしているが、ちょっとがさつな女の子程度の手入れ具合。
■Dr.イーリス > 「きもちしか……こもってなかったですよ……」
がくりと肩を落とす。
それでもエルピスさんの優しい言葉に、イーリスは笑みが綻ぶ。
「ふふ、天啓は大袈裟でも運命だったかもしれませんね。なんて」
物凄く根拠のない非科学的な事を口にしながら微笑む科学者。
イーリスはわりと運命とかそういったものが好き。
ゆっくり丁寧に……エルピスさんの髪をとかしていく。
「そうですよ。エルピスさんは、とても綺麗です。部屋着は、愛らしいという方面ですけどね」
エルピスさん、とてもどきどきしてるみたい……。
なんだかイーリスもどきどきしてきた。
ヘアブラシをベッドにおいて、再び背後からエルピスさんを抱きしめる。
「えるぴすさん……とても温かいです……。とてもぽかぽか……」
頬を染めるイーリスの心臓近くにある《パンドラ・コアMk-Ⅱ》が桃色に輝きだして、恋と愛がエルピスさんに流れ込んでいく。
「今日も大好きです、えるぴすさん。ふふ、えるぴすさん……とてもどきどき……してますね?」
熱を帯びているのが、感情魔力炉によるものだと察していた。なにせ、感情魔力炉の修理もした事があるので、構造は把握している。
■エルピス・シズメ >
「うぅ……カートの中ちゃんと見ておけばよかった……」
照れに恥じらう男の子。
おとこのこ? オリオン座の彼方からきたロボットさんの中身は、やたらと愛らしい。
「いーりす……。」
イーリスのことばをきいて、暖かい気持ちになる。
同時にどきどきも強くなって、分かり易く炉が輝き出す。
「うん。いーりすのこと、ぼくもとてもだいすき。
髪を梳いてくれて、いーりすのことばがとても甘く感じて、すごくどきどきして……」
足から胸から髪から全体へ。
熱を帯びたどきどきと、蕩けた声がイーリスに届く。