2024/08/27 のログ
ご案内:「違反部活群/違反組織群」に【悪竜】さんが現れました。
■【悪竜】 > ――左右から風切り音。反射的に上半身を思い切り仰け反らせてギリギリで回避。
鼻先を掠めるように通り過ぎたのは巨大な鋏じみた刃。仰け反った勢いで両手を地面に付いてブリッジ。そのまま片足を跳ね上げる。
その蹴り上げにて、獲物を首ちょんぱし損ねた巨大鋏を蹴り上げて弾き飛ばしつつ。
「…あっぶね…!やっぱ本当にピンキリだな。」
呟くように口にしながら、蹴り上げた足の勢いをそのままに後方に宙返りをして着地。
――真上から殺気。咄嗟に横っ飛び…一瞬前まで少年が居た場所が蜂の巣の有様。
「ひえぇ、ぶっとい氷柱か…あんなのに串刺しにされたらと思うとぞっとしねぇわ。」
着地、と同時に真上に向けて右手を広げ――グッ!と何かを握り潰すような仕草。
瞬間、真上からの奇襲を仕掛けた能力者の両腕が圧壊する。
苦鳴と共に落下してくる白黒仮面さんの顔面に容赦なく蹴りを叩き込んで、別方向から来ていた奴を巻き添えにしておく。
■【悪竜】 > 「…えーと、今夜撃退したのが…ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ…い――っ…!!」
数えていた途中、新たな殺気を感じて今度は思いっきり跳躍した。具体的には隣の廃屋まで大ジャンプだ。
次の瞬間、少年が今さっきまで居た廃屋が何かの圧力で一気に崩壊した。
「…ビルの爆破解体!…な訳ねぇか。…今回ちょいと猛者が混じってる感じか?」
うわぁ面倒臭い。逃げ切れるか正直不安だ。とはいえ、少年は今の所はほぼ無傷だ。
所々、衣服が汚れたり裾が切れたりはしているが決定的な被弾は無い。
「まぁ、アレだけの圧壊攻撃は流石に連発は出来な―――」
瞬間、追撃が容赦なく少年を襲う!まさかの溜め無し連続圧壊攻撃!?
咄嗟に魔術で自身の周囲に見えない障壁を展開するが、容赦のない圧壊攻撃が直撃して瓦礫の山に埋もれる。
『――やったか…!?』 『おい、フラグ止めろ』
『漫才してる場合か…アレで仕留められたとも思えんが。』
等と、白黒の仮面の連中が会話をしている間…
(ぺっぺっ、埃がモロに口ん中に…!くっそぉ連発出来るなんて聞いてねぇぞ!)
向こうも別に口にしてないといえばそうなんだけども。
さて、瓦礫の山に埋もれつつどうしたものか…このまま、瓦礫ごと吹っ飛ばされるとマズい。
■【悪竜】 > (こういう時、ドラゴン化現象とか自由にコントロール出来たらいいんだがなぁ。)
残念ながら竜の心臓を食した”副作用”は自分じゃさっぱりコントロール出来ない。
ここで都合よく変身できる訳でもなし。かといって悠長に埋もれている訳にもいかん。
「――しゃーない。荒技だけど。」
両手に魔力を集中する――竜の心臓を食ったお陰で魔力量も質も以前よりかなり向上してる。
両手に集めた魔力に式を刻み、拍手のようにパンっ!と無造作に打ち鳴らす。
――轟音と衝撃。一瞬で瓦礫の山を纏めて周囲に吹っ飛ばしつつ、素早く別の廃屋へと跳躍離脱。
「…うむ、どうやら俺の神頼み拍手アタックは通じたようだな…。」
何だそのネーミングは。ともあれ、何人かを吹っ飛んだ瓦礫の”散弾”で昏倒させる。
漸く残りの連中の数が1桁になり気分的には多少楽にはなった。
正直ミスったらどうしよう…とか、かなーり冷や冷やだったけども。
ご案内:「違反部活群/違反組織群」にナナさんが現れました。
■ナナ > 「あっちかな。」
派手な音と崩れる廃墟
派手な騒ぎの方へと向かう
今日も派手に追われているなぁなんて思いながら着いてみれば明らかにそれらしい連中と目立つ赤い髪を見つける
「あ~いたいた、あれなら大丈夫そうかな?」
奇妙な縁で同居人となった相手の一応の無事は確認
いつも通り追われている、買い物を押し付けたら案の定帰りが遅いので見に来たらこれだった
助けは無くても何とかなりそうなのでどうしようかと考える
■【悪竜】 > ちなみに、その買い物であるが例の収納袋に仕舞い込んで懐にしっかり保持している。
これで買い物がお釈迦になったら色々と肩身が狭くなるのでそこは死守しておきたい…!
(…ぶっちゃけ助けが欲しいくらいなんだけどなぁ。)
少女の見立てとは裏腹に、少年はむしろヘルプを切望していた。流石にしんどい。
ふと、また殺気を感じたので大跳躍。真上からプレスするように廃屋がまた一つ圧壊した。
(こーれが地味に厄介だな…分かってりゃ交わすのは難しくねーんだけど。)
既に2回見ているので、攻撃が来るタイミングや変化は分かっている。
が、圧壊の威力が中々ヤバくて真っ向からぶち破るのは無理そうだ。
「…個人的にはさっさ撤退したいんだけどなぁ。」
頼まれた買い物を無事に終えないといけないし、帰りが遅くなったら理由を聞かれそうだし。