2025/04/22 のログ
ご案内:「違反部活群/違反組織群」に東雲アリスさんが現れました。
東雲アリス >  
違反組織群に響くいくつもの銃声。
とある組織の検挙に来た特別攻撃課と、その組織の銃撃戦の音だ。
朽ちた建物の瓦礫の裏に潜み、ほんの一メートル横を通り過ぎる銃弾をやり過ごしながら、ライフルの弾倉を交換。

「ったく、いい加減諦めろっての――!!」

自身と離れた位置に居る風紀委員がカバーから身を乗り出し銃弾をばらまく。
敵がそちらに気を取られた気配を察知するや否や、こちらも瓦礫から身を乗り出してライフルを構える。
そのまま素早く狙いを付けて三連射。
特性上銃声も反動も極端に少ないライフルから放たれた弾丸は、敵の肩を狙い違わず貫いた。
それを確認する間もなく急いで身体を引っ込めた瞬間、瓦礫に大量の銃弾が叩き込まれる音と振動。
流石に思わず肩をすくめる。

「ひゃー、もう……。
 怖いもの知らずなこって」

統率が取れているわけではなく、個々人がその時その時で目立つ相手を狙っているようだ。
それに対してこちらは連携して敵の狙いを分散しているのだが、だからこそ一度目立てばこうして集中砲火にさらされる。
これはこれでとても怖い。

東雲アリス >  
そういうことを何度も繰り返していくうちに敵の数が減ってきた。
ただ減らすだけではなく、端の方から順々に減らしていって、少しずつ真ん中に集めていく。
銃弾による包囲網。
何度目かの銃撃を終え、瓦礫に引っ込んだところで無線で合図がかかった。

「人遣いも荒いなぁ……」

ライフルから弾倉を引き抜き、レバーを引いて薬室の弾も抜く。
新たな弾倉を叩き込んで、装填。
その銃弾へ異能を発動する。
少しずつ自身の体温が上がり、やがて水分が蒸発して身体から湯気が立ち上り始めた。
それを見た同僚たちが一斉に敵集団へ向けて弾丸を叩き込み、僅かな間撃たれる心配が減る。
同時に再びライフルを構え、引き金を引く。
放たれた銃弾はしかし誰にも当たらず集団のど真ん中に着弾し、

バシャァン!と言う派手な音とともに閃光が走った。

自身が能力で込めたのは電気エネルギー。
とんでもない量の電力を蓄えた銃弾は、地面に着弾した瞬間外殻が壊れ、一気に放電。
結果ひと固まりに集められていた目標は全て感電、一網打尽と言うわけだ。

「お腹空いたぁ……」

状況終了。
打ち倒した敵へ近接隊が押し寄せ、確保していく。
自分の仕事は終わったので、地面に寝っ転がってぐうぐうなるお腹を意図的に意識から追い出した。

ご案内:「違反部活群/違反組織群」に能守重高さんが現れました。
能守重高 > 特別攻撃課の近接部隊に交じってどこから見ても近接部隊じゃない
謎のダークエルフが風紀委員の腕章をつけて記録なり、確保された犯罪者たちの顔などをオモイカネ8で撮影をしていく。

先程まで銃弾飛び交う宛ら戦場めいた出来事があったというのに、
実戦部隊とは違う主に内勤やってる特別攻撃課の主計隊の1人が淡々と作業をしていた。

「死亡者が少なくてとても助かります…生きているとまだ利用価値がありますね」

笑みを浮かべているけど目は笑ってない、縛り頸にされて呻いたり縛られてでも抵抗を続ける犯罪者を見下ろして
色々とお聞きすることが出来ますねと呟きを溢してから、
辺りの様子や誰誰が参加していたのかさえ記録を残そうと記録用のメモ帳にすらすらと筆を走らせていく。

ふふッと時々笑みを浮かべながら。

東雲アリス >  
「だれかー。
 なんかたべるものちょうだーい」

地面に倒れたまま誰かを呼ぶ。
服や装備は耐火耐熱でも、食べるものはそうはいかない。
迂闊にポケットに食べるものを入れておいたら炭になってしまう。
かと言って何も食べないわけには行かないので、自分は単独行動が出来なかったりする。

「だれかー。
 ねー、だれかいないのー?」

手足をバタバタさせながらエサを持ってきてくれる人を呼び続ける。
先ほどの銃撃戦で敵集団の半分以上を撃ち抜いた風紀委員とは思えないわがままっぷりである。

能守重高 > 誰かが補給を求めているらしいのを耳にした。
記録をある程度撮り続けていたが一通りできたので、
それらをしまい込むととある場所目掛けて歩きはじめる。

ポケットをごそごそと手を突っ込んで取り出したのは、
無機質な袋入りレーションと指で開けられる缶詰タイプのレーション。
こういう作戦群にはよく用いられる携帯用の食品。
それらを地面に倒れた傍らにライフルが転がっている東雲アリス体の上にぼとぼとっと落とそう。

「間に合わせの携帯食ですけど どうぞ。味はドライカレーとソーセージのセットです。おまけにチョコがついています。」

ダークエルフがレーションを彼女の体の上に落とした犯人だった。

東雲アリス >  
「お゛ぅ゛っ」

落とされたレーションがみぞおちに着弾。
思わず汚い声を漏らし、横になって丸まる。
空腹の胃にこうかはばつぐんだ。

「~~、あ゛、ありがと……」

とは言え多少は鍛えている。
すぐに回復し体を起こすと、その缶詰を空けて中身をむしゃり。
うーんレーションって感じ。

「あー染みるー。
 えっと、主計隊のだよね?
 前線までおつかれさま」

もぐもぐしながら彼女のことをねぎらう。
なぜ主計隊とわかったかと言うと、少なくとも挺身隊でないことは知っているからだ。
特攻課じゃない人の可能性は最初から排除している。

能守重高 > 投げつけないだけまだ理性と親切心はあった模様。
戦慣れ過ぎてこの手の作戦終了ほやほやは一番油断しやすい。

落として相手が受け取ろうが直撃して気絶しなかったので
意識はあるのですねと冷静に一人判断をしていたとあるダークエルフは、
濁声滲ませた彼女の動きを横目に見ながら無駄ない動きでその場にしゃがむ。

「意識あるようなので、食べる気力さえあれば大丈夫ですね」

諸外国のレーションの中では常世学園のレーション美味しいよ!
今回持ってこれなかったが紐を引っ張ると温かくなる奴もあるらしい。
彼女の見た目と転がっているライフルをちらっと見て記録帳に書き記す。

「特別攻撃課挺身隊の…東雲さん。
 お疲れ様です。ええ、主計隊をしております。
 今回は死亡者が少なくてとても助かります…毎回多いと後が大変で大変で」

敢て名乗りはしなかった、時々何かの記録を書き記しながら、
彼女の会話を続ける模様で手慣れた様子で稀に現場写真も撮っているから。

東雲アリス >  
「ふぉんふぁいぁね、あんまれんふぁふひなはっははは」

今回はあんまり連発しなかったから、と言いたいらしい。
口にものが残ったまま喋るので全く発音できていないが。

「はい東雲さんですよ。
 そりゃまぁ積極的に人を殺したいわけじゃないから」

殺さなくて済むなら殺さない方が良いに決まっている。
最後の放電弾以外は非殺傷のゴム弾――貫通しない分衝撃はモロに身体に入るし、当たれば骨ぐらいはあっさり折れるだろう――を使っていたし、最後のも慎重に出力調整をした。
もぐもぐごくんとあっという間にレーションを食べ尽くす。

「ごちそうさまでした。
 えーと、主計隊のなにさん?」

能守重高 > 「はい?」

口に物が残ったままで喋られて何と喋っているか流石に分からない。
首を傾げればさらりと結い上げている髪の毛の一房位揺れる。
瞬きをしてから吟味したしても何と言っているか分からないのと大した内容ではないと判断をするときにしなくなり。

「食べっぷりが大変健康的でよろしいです。
 特別攻撃課の方々は…敵には容赦なく生死問わずが多くて、
 記録残す側からすると毎回嘆きたくなりますが公正な記録残しには生きて貰わねばなりません」

大抵一方的に生きているから死人は口なし。
犯罪者側の背景も記録したいのに大抵死んでる。
どうにもなりません、蘇生は魔法でも難しい部類なので毎回。
胃が痛い。

「主計課の能守です」

見た目ダークエルフただ名乗る苗字は日本風。
二三日前にとある花見にいたがその時と姿かたちが違うついでに言うと種族も違う。

東雲アリス >  
「たくさん力使うとね、倒れちゃうから」

だから今回はましな方、と。
しかしお腹はまだぐうと鳴る。

「カロリー使うからね、私の力。
 あー、まぁ理不尽に必勝せよ、だからねぇ」

暴力装置の権化みたいな課なのだ。
腕自慢力自慢は集まるし、割と気性が荒いのも多い、気がする。
そう言うのばっかりではないけど、人として何かが欠けている人がいるのも事実だと思う。

「あぁそうそう能守さん。
 よろしくおねがいしますねこはいます」

座ったまま深々とお辞儀。
ねこはいます。
お花見出会った時は姿が違うので全く気付いていない。

能守重高 > 「力を使うと体力が減るタイプですか、筋力燃焼だと短期決戦型ですね。
 問題があるとすると長期戦向きではなくソロで活動してしまうと
 体力が尽きた時に護衛がいれば凌げるものの後は防衛あるのみで倒れると」

何か護衛は必要では?と思う。
人なりドローンなり使い魔なり。
お腹の音を尖り耳で聞いた、と同時にどこからか取り出したのはガムの束。味は梅。

「ねこはいるでしょうか?
 お腹が満たされればいいのでは?ガムどうぞ」

「これで今回の記録は終わります。何か必要な品ありますか?」

なんか使い終わった弾薬とか壊した銃火器の申請とか序に聞いておきます、と付け加え。

東雲アリス >  
「使うのはカロリーだね。
 おかげで太らなくて済む。
 うん、基本は複数人で組んでるよ」

ソロで任務は色々無理だ。
多少動けるとは言え近接戦闘は苦手だし、能力のことが無かったとて前衛は必要である。

「ガムかぁ、カロリーにはならないからなぁ」

必要なのはカロリーであって空腹を紛らわす何かではない。
それはそれとしてガムは貰おう。
受け取ってもぐもぐもぐ。

「必要なもの……今はカレーの気分」

銃弾はまだ余裕があるし、装備も破損していない。
ガムをもぐもぐしながらぽやっとした雰囲気。

能守重高 > 「カロリー爆弾を幾ら食べても平気と。
 食べると太りやすい一般女子からすると羨ましがられるかと。
 複数人で組むときは協調性は大事ですね、あ、メロンパンやファストフード、炭酸飲料は割とカロリー爆弾です」

昔特別攻撃課にソロで活動していた時期がある。
年度が違うので一緒になったことはないはず、彼女とちゃんと会話をしたのが今回初。

「ガムはお口のお暇な友。」

「カレーは辛い物なら委員会オフィスにあると思いますが、
 カレーのレーションは…チューブタイプの代物ならここに」

後こんなものがあります、と取り出したのはまさかのカレーのルーが入ったチューブタイプ。
まさか吸えと言わんばかりの妙なもの(未開封)

東雲アリス >  
「そ。
 それはねー、ある。
 あるけど食費かかるじゃん?
 きっついよー」

お給料がいいから自分はまだいいけれど。
一般生徒だったらめちゃくちゃバイトしないといけないだろう。

「パンとかお菓子とか、とんでもない量の油と砂糖の塊だよね。
 クロワッサンメロンパンとか言ういっこ食べるだけで五キロぐらい太りそうなやつ、美味しいよ」

質量保存の法則とは。
しかし油と砂糖はうまいのだ。
カロリーはうまい。

「いや、ただのカレーじゃない。
 今私が食べたいのはゴゴイチのカレー。
 しかも期間限定復刻牛カツを三つ乗せてご飯は八百グラム」

カレーには米。
ルーだけ食べても美味しいけれどやはり米が正義。
言ってたらどんどん食べたくなってきた。
じゅるり。

能守重高 > 「何か趣味にしている事をバイトで稼ぐとか。
 私は去年位まで出張料理人みたいなことしていましたね
 そもそも、風紀委員会は稼げる方ですけど」

お互い お給金はあるほうでは。
風紀委員になる前は一般になっていたこともありバイトしていて稼いでいた。
稼ぐ手段は色々とあるのではと思うこの頃。

「油と砂糖の暴食の山。体にはよくはない。と思うのです
 …牛カツ三つだけでお腹がたくさんになりそうなのに八百グラムの米。
 小食すぎて大盛のカレーは無理ですね、とそろそろオフィスに戻りますが、
 東雲さんはいかがされますか?」

ふと他の主計隊が撤収し始めている事に気づく。
置いてけ掘りを喰らうと面倒なので彼女に配してどうするかと聞きましょう。

東雲アリス >  
「あ、料理出来るの?
 すごいね、私家でカップ麺しか作ったことないや」

後は出前かレンチン飯。
便利な時代だね。
お金の力も。

「だいじょーぶだいじょーぶ、ちゃんとサラダも食べるから。
 ツナサラダとサウザンアイランドドレッシングのサラダ、あとポテトサラダ。
 あー、そうね、これ以上私がいてもやることないし」

一度身体を倒し、背中を地面に着け、足で大きく反動を付けてぴょんと飛び跳ねて地面に立つ。
パンツは見えない。

「て言うか今気付いたんだけどさ、ポテトサラダってサラダじゃなくない?
 まるで野菜みたいな顔してるけど、芋って炭水化物じゃん。
 成分だけ見るともはや主食だよね。
 何がサラダだよって言う――」

などとひたすら喋りながら彼女と共に帰ったことだろう――

ご案内:「違反部活群/違反組織群」から能守重高さんが去りました。
ご案内:「違反部活群/違反組織群」から東雲アリスさんが去りました。