2024/08/17 のログ
能守重高 > 送受信しているのであればテスト受信は受けた気がする。
無事に彼の連絡先は習得できた模様。
何か国語か使い分けられる多国言語者だった。時々混乱するけど第一言語を未だに日本語にしていなかった。
見た目は日本人なのに中身が別とか言う あんな感じ。

「そうですか、いえ、お気をつけてお帰り下さい。それでは」

引き留めることなく、彼の後姿を見送ってから、少女は普通に帰路へとついていった。

ご案内:「落第街 路地裏」からエルピス・シズメさんが去りました。
ご案内:「落第街 路地裏」から能守重高さんが去りました。
ご案内:「落第街 路地裏」に伊都波 凛霞さんが現れました。
伊都波 凛霞 >  
「それじゃ1時間後に此処で。何かあったら連絡してね」

はい、という勢いのある返事。
よし、というにっこり笑みから出る言葉。

──新入生の風紀委員もある程度仕事に慣れた頃。
特に戦闘能力の高い生徒はこうやって危険なエリアの警邏にもまわされ始める。
お守り…という程でもなく、こうやって監督も兼任しながら一緒に行動することも多くなった。

良い返事を残して、キメられたルートの警邏に向かう男女のニューフェイスを見送りながら、一息。

「さて…私は私の仕事…、と」

ただの警邏でスラムに来たわけじゃない。
此処のところこのあたりを騒がせた怪異の一連の騒動…。
その情報を断片的にでも刑事課に持ち帰るのが役目だ。
直接関与していなくとも、情報を集めておけば次に誰かが被害を被るのを防ぐことに繋がる。

「(まぁ…一般生徒はこんなところまでめったとこないけど…)」

そう思いつつ、すれ違う人に声をかけ、情報提供を持ちかけながら荒れた路地裏を歩き始める。
勿論風紀委員は余り良い顔では見られない。応えてくれる相手もそうはいない。
それはともあれ、にこやかに挨拶。めげない性格である

伊都波 凛霞 >  
当たり前だが快く情報収集に応えてくれる住人は少ない。
無理もない、落第街、スラムの住人から風紀委員は諸々の事情で疎ましく見られている。

こうして歩いているだけで、刺すような敵視の視線が向けられるくらいには…

「…さすがに、トラブルになる前に退散したほうがよさそうかな」

あちこちから視線を感じる…。
情報収集はまた改めて、監督役と兼任して…は少し、甘かった。

時間よりも少し早く、集合場所へと戻りつつ二人のニューフェイスと無事合流すれば今日のとことは一時撤退。
後々、また来る手筈を整えるのだった。

ご案内:「落第街 路地裏」から伊都波 凛霞さんが去りました。