2024/09/13 のログ
ご案内:「落第街 路地裏」に青 空さんが現れました。
青 空 > 「はぁ、、あの男はなんだったんだろ…」

と、周囲を見まわし、安心して歩いていく。

(もう、私は死んだ方がいいのではないか、、)

そう思いながら歩いていたーー。

?? > 「なんだ。死にたいのか?なら、私と闘えばいい。」

右手の拳銃を相手に向け、にやりとした。

「武器、持ってないのか?」

青 空 > 「誰だ、てめぇは!!」

持っていた剣を取り出し、睨みつける。

「剣なら持っている!上等じゃないかっ!」

ご案内:「落第街 路地裏」から青 空さんが去りました。
ご案内:「落第街 路地裏」にキングさんが現れました。
キング > 今日はいつもと違って路地裏の奥の方に居るキング
周りにはいつものメンツとは違うけれども少年少女が何人か
何でこんな所に?それは簡単

「まじで誘拐ってあるのだね…」

スラムでとことこ散歩していた所見事な手際で攫われた
優しい少女と出会って気が抜けていたのかもしれない
ここは落第街、危険とデンジャラスが常に日常に転がっているのだ

さて、気になるのは自分含め子供達を攫ってきた大人と大人未満位の男達
何か殺気立っている様子

キング > 子供と舐められているせいか、特に拘束される事も無く団子の様に一か所に集められている
男達と言えば銃で武装までしているのに妙に空気が張りつめている
彼等にとってはお手軽な子供の誘拐の筈なのに

「なぁなぁ、何をそんなに怖がっているのだ?」

気になったので一番近くに居た男に聞いてみる

『あぁ?…そりゃぁお前、化け物共が来るかもしれねぇってんで皆気が立ってんだよ。
おめぇも変に殴られたくなきゃ無駄口叩かず大人しくしてろ。』

一見可愛らしい顔立ちの女の見た目をしているキング
商品価値が有るので最低限質問に答えてもらえた
そんな事より、随分変な事をいうものだと考える

(風紀委員って奴等とかじゃなくて化け物なのだ?)

何だかきな臭い
子供を攫う犯罪者達が怯える化け物…
そもそもそんなのが居るというのもあまり意識してなかったので純粋に怖くなってきた

(頑張って見張るのだ知らないおっさん達…我は良い感じの所で逃げるから。)

来るかもわからないナニカを一緒に怖がりながら、とりあえず子供達の団子に紛れる

キング > (と言うか、何でこいつらはそんな化け物達を恐れながら誘拐なんてしているのだ…普通に働けなのだ。)

キングは知らない、人身販売がどれだけの大金を生み出すかを
知った所で人身販売に手を染めるかと言えば…仲の良い子供だっているから恐らくしない

集められた子供達の中に知ってる顔が居たらどうだろうかと考えてみる
そう考えたら何だかこの男達を放置しておくのも危ないのでは?と疑問符が頭に浮かぶ

「んー?大丈夫大丈夫なのだ、多分どうにかなるから安心するのだ。」

ふと近くに泣き出しそうな子供を見つける
安心するよう頭を撫でるが涙は決壊寸前
こんな状況で泣き出すのは少々よろしくない、それはキングでも分かっていた

キング > 「やったるしかないのだ。」

とことこ、また先程声をかけた男の元へ
ちょいちょいと服の裾を引っ張る

『あ?またおめぇか、今度はなん…!』

大きな音を立てて男が暴れる
呼吸ができない状態で酸素を求め顔を覆う水球を引きはがそうとする
男は段々と意識が遠のき最終的には意識を手放す

肺の中の水分はキングの手に戻る
異変に気付いた何人かが銃口を向ける

キング > 「子供たちは全員耳を塞いで目をつむるのだ。小さい子には大きい子がやってあげるのだ。」

落第街で生きている子供達は普通の子供に比べて判断が早い
流れ弾なんて当たらない様に子供達からもう少し離れて…これでよし

「ここまで連れてきたお前達には悪いけど、我らは一身上の都合により帰宅させてもらうのだ。文句は聞くけど受け付けないから諦めろなのだ。」

指示を出す男は冷静に撃てと号令を出す
既に一人無力化されている、商品ではなく敵として認識していた

轟音と銃弾の雨
蜂の巣すら生温い集中砲火に晒される
十数秒もの銃撃が終わり、煙が晴れる
異能使い、魔術師とはいえ重傷は負わせた筈
男のそんな考えを打ち砕く様に無傷で服に穴すらなく平然としているキングの姿を見れば汗が頬を伝う

キング > 「そういう事なのだ、運が悪かったと思うのだ。」

その後は幾度かの銃声と叫び声が響き渡った
子供達は無事スラムへと戻る事が叶い…

路地裏の一角で地上の水死体が多数という奇妙な状況が出来上がった

ご案内:「落第街 路地裏」からキングさんが去りました。