2024/10/02 のログ
魔法少女メニー・レインボー > 「私の宣戦布告をお茶会だととらえたあなたのピュアさには、多少の同情はしてあげましょう。この落第街という場所は、あなたの純粋さが眩くなる程には、闇が深い場所でもありますね」

ギフターさんは案外、あまり皮肉などは通じないピュアさがあるようだ。
天然とも言えるかもしれない。
人として魅力的な一面であるが、ギフト騒動を止めるためには、今は手を抜けない。

「メニ・ホープの事を飼い犬と言っておきながら、いざ私達の意見が違えば旅行のお勧めでございますか。先日にあなたの分身体にも言いましたが、私達の事を何も分かっていないあなたの意見がいかに的外れな事に気づいておられるでしょうか? そうですね。お言葉に甘えさせていただきまして、あなたを逮捕した記念にメニー・ホープと祝勝の旅行にでも行きましょうか。街の平和を取り戻した後の旅行ですからとても楽しいものになります」

別に、恋人や魔法少女コンビ同士、意見が違うなんてよくある。
むしろ、意見を言い合えない関係の方が余程冷めているだろう。

矢の雨がギフターさんに突き刺さる。
だが空いた穴は、塞がれていた。

「なっ……!? なんという再生能力ですか……!!」 

不死姫と直接会った事もなく、単なる再生能力だと判断してしまう。

「レインボー・ウォール・メニー!!」

メニー・レインボーの前方に虹の壁が出現して、弾丸を防ぐ。
いくら乱射しようとも、いずれは弾切れを起こすはず……。

ギフタ― >  
「うーむ、弾薬無限の銃乱射等初めてであるがこれはこれで爽快であるな。
実は銃本体より弾薬費の方が余程金額がかかるというのを御存知かな?」

当たれば良いなと思いながら適当に撃ちまくる
やってみると意外と気持ちよくトリガーハッピーを初体験

と、距離を詰めた少年にの足には銃本体を当てて防ぐ、そして反対の手で銃弾をお返しに撃ち出す
そう言えばこんな戦い方を何かで見た気がするがすっと思い出せないので諦める

やってみて今の所は意外と楽しいという感想意外余り浮かばない

「おや、犬扱いが嫌だと言われたのでやめてみたがイーリス嬢がそう言うのであればペット同伴のホテルを探して差し上げ様である。
他人の意見など的外れが前提の様なもの、そんな言葉の一つ二つで一喜一憂するなんて可愛らしいである。」

少女の方は壁、少年は接近戦とコンビネーションは中の上と言った所
的が搾られこの至近距離、あの手この手で少年に銃弾を連射で叩き込む

弾切れを狙えばそろそろ発射弾数のおかしさに気付くだろう

「もっと大きな火力をぶっ放したくなってきたであるなぁ。」

拳銃での火力と衝撃に満足が出来なくなってきた
さて、何にしようかと考え始める

魔法少女メニー・ホープ >  
 エルピスもまた、不死姫を知らない。
 再生するギフターは、そう言うものだろうと認識している。

「人間一人を殺すだけなら、税金でも掛からない限り弾丸一発の方が安いよ。」

 銃より弾の方が高くつくのは、大量に使うような事案だけ。
 銃と弾のどちらが安いかは、視点で異なる

「そして、素人の銃で、この距離ならこれの方が早い。」

 引き金を引くよりも早く、青い剣を持った右手の甲拳でギフターの持つ一方の銃身を、左手のステッキによる薙撃でもう一方の銃身を跳ね上げさせる。
 無尽の弾丸を理解するよりも先に、銃そのものを活かさせない

 そもそも、手品で銃を取り出した時点でまともな銃と認識する方が甘いというのがエルピスの視点。

「やるなら受けるよ。打てるならね。」 

 使われることは想定しているが、簡単には大火力を使わせる気はない。
 張り付いて執拗に接近戦を仕掛けることで、無尽の手札そのものを潰す。
 

魔法少女メニー・レインボー > (……弾切れがない。異能の類でございますか…………)

一旦、虹の壁を解除して素早く走り出し回避に専念。
壁を蹴って屋根にあがり、また避ける。

「つまり、何も知らないのに適当な事をべらべらと口にしているのですね。ふふ、言葉の重みがなくなれば、騒動の扇動もできなくなりますよ?」

大火力……。なら出させなければいい。

「レインボー・ロード・メニー!!」

メニー・レインボーからギフターさんの背後に向かって、虹の道が伸びる。
その虹の道の上では、普段と比べ物にならない程早く飛ぶ事ができる。
そう……気が付けば、メニー・レインボーがギフターさんの背後にいる程に。
銃弾の速度では、この光とも思える速度に対処できない。

「私はあなたを尊敬していたのですが、魔法少女マリアさんを破ったエルピスさんの凄さを見抜けないあたり、あなたは他者にギフトを与える立場でありながら存外見る目のない方ではあるのですね。なるほど、私はあなたを一時は神様であると勘違いしていましたが、今なら人として足を地につけているという事を理解してきました。あなたの事を師のように思えているのですから、あまり私を失望させないでくださいね。やああああぁぁっ!!」

身長が足りない分はジャンプし、背後からギフターさんの後頭部に強烈な周り蹴りを決める。
直撃すれば、隣の空き家を粉砕する勢いで吹き飛ばされる事だろう。

ギフタ― >  
「物騒な事を言うであるなぁ。
魔法少女を名乗る割には殺すだのなんだのと物騒極まりないである。」

跳ね上がる拳銃
跳んでいくならそれもいい、丁度火力が物足りなくなってきた頃

最初に銃を出した事と同じ
また出せばいい

「という事で次は点では無く面で行こうと思うである。」

両手に現れるソードオフ・ショットガン
拳銃より少し大きく、さりとて適当な狙いでも大体当たる便利な一品

剣とステッキを振り上げ万歳をしている腹部目掛けて…

「私の言葉に重みなど必要ないである。
聞きたい言葉を聞きたい場所、タイミングで聞かせる。それだけが重要なのだよイーリス嬢。

って、いやああああ!」

ショットガンを両方撃ちこもうとしたタイミングで後頭部にすさまじい衝撃!
そのまま空き家の方へ吹き飛んでいき土煙が上がる

そして土煙が晴れる前に煙の中からミニガンによる斉射が始まり、2人を纏めて薙ぎ払う様に弾丸の雨が襲う

魔法少年・メニ―・ホープ >   
 物騒極まりない。この言葉は、ある種の核心を突いている。
 メニ―・ホープは、黙して語らないが。

「聞きたい言葉を聞きたい場所、タイミングで聞かせる。ね。」
「……これはお手柄かも。メニ―・レインボー(イーリス)。」

 口角を上げる。
 イーリスが、エルピスにとって聞きたいものを引き出した。
 同時に、これを聞かされていると言うことも留意する。

「助かった、メニ―・レインボー(イーリス)!」

 自身に腹部を定められた、ソードオフショットガンへの対処として、
 青い剣をかざした所でメニ―・レインボー(イーリス)の援護が入る。
 有効打を与えて、仕切り直しの状況だが──。

 ──土煙を煙幕に、大火力のミニガンの斉射。
 これは簡単には防ぎきれず、尚且つイーリスに任せてしまうと形成が悪くなる。

 故に、魔法少女から一歩外れる

フォース・スペード・ペイル・ライド(ヨハネの黙示録 6:8)

 魔法少女メニ―・ホープはやくわりを超える(魔法少年メニ―・ホープになる)

 青き装いはそのままに、衣服の細部が騎士然としたものに変化した。ステッキと青の剣が融合する。
 そして、その手に持っている剣は、剣と呼ぶには大きく異質であり、死を齎す気配を備えたもの。
 魔法のステッキと青の剣が融合した結果、2m程の大剣と、それを10mは拡張するような蒼白のオーラが備わる。

 ──黙示録に顕れる騎士が持つような蒼白の大剣。
 魔法少年のメニ―・ホープは、一つ間違えれば悪となる〝まほう〟を以って正義に立つ。


「道は拓く……たのんだ、メニ―・レインボー!」


 横薙ぎの大切断。


 ミニガンや弾幕、そして土煙すべてを薙ぎ払う横切りがギフターのすべてを襲う。
 蒼白の剣は、精神や敵愾心を折るものではなく、精神と身体そのものに死を齎すものへ変化している。

 心を折る剣は、災厄と死により心身を殺す剣と変化した。
 イーリスによって齎された魔法少女に、自分のまほうを重ねて魔法少年と在り方を変え、
 その潜在能力を遺憾なく発揮する。 

魔法少女メニー・レインボー > メニ・ホープに、にこっと微笑んでみせる。
そして瓦礫の方に視線を戻した。

「口達者なようで、空っぽな中身なき道化師でございますか……」

分身体と会話したあたりから、あまりギフターさんの言葉を本気にしない方が良いと思うようになっていた。
今日の言動を見れば、より強くそう思ってしまった気分だ。いや、思ったよりもギフターさんの中身は空っぽだったと言うべきか……少なくとも、普段の言動では……。

マリアさんを助けたり、イーリスに試練をつけたりなど、ギフターさんから感じられた善意は、はたして中身のあるものなのかどうなのか……。

レインボー・メニーの視覚は、レーダーも相まって瓦礫に埋もれるギフターさんの位置を正確に捉えていた。

そんな時、メニー・ホープの姿が変わった。
魔法少女ではなく騎士の姿となるメニー・ホープ。

「メニー・ホープ……そのお姿は」

ステッキには魔法少女になる機能しかないので、エルピスさんのまほうも働いたのだろう。
魔法少年となったメニー・ホープはとても凛々しき素敵な騎士。
そんな素敵な騎士が、活路を開いてくれる。
メニー・レインボーは、メニー・ホープに笑みを浮かべてこくんと頷いた。

「ありがとうございます、メニー・ホープ!」

メニー・レインボーは弓から元のステッキに戻す。その後、ステッキをギフターへと向けた。

「ここまでです、ギフターさん。あなたを捕縛するこの日をもって、ギフト騒動は終焉を迎えます。レインボー・バインド・メニー!!」

とどめの一撃、よいうには肉体的ダメージを与えるものではないが。
虹の輪っかが出現して、ギフターさんを拘束する。
その虹の輪っかに捕らえられた者は、異能や魔術が発動し辛くなる特性がある。
このレインボー・バインド・メニーにより、これまで数多のギフト保持者が逮捕されてきた。

ギフタ― >  
土煙、弾幕、その全てが切り払われれば現れたのは無残にも真っ二つにされたミニガンタレット
再利用なんて許されない鉄くずがそこに転がっている

壁にはが切り払われれば現れたのは無残にも真っ二つにされたミニガンタレット
再利用なんて許されない鉄くずがそこに転がっている

更には直前までその場にいたギフターの代わりにレインボー・バインド・メニーがタレットの残り部分を拘束し死体蹴り状態となっていた
突然その場所から消える、そういう異能なのか魔術なのか…

壁には『See you again』と黒い字が描かれておりそこにギフタ―の姿はない
空き家に叩き込まれてすぐに逃げ出したのだろう、タレットを設置だけして

無様である…普段であればもう少し去り際に趣向を凝らすものの今回はかなりのお粗末

お粗末ついでに2人の後方で一発小さな打ち上げ花火が上がる
コンビニでも夏にはたまに見かけるタイプの普通の花火……イーリス嬢なら気付いてもおかしくはない

あぁ、アレが言ってた合図かと

エルピス・シズメ >  
「っ……」

 一撃の行使だけで魔力のすべてを持っていかれて、それでも足りない。
 本能的に変身を解き、結果を見る前に倒れ込む。

 ……イーリスが何とかしてくれる。
 少なくとも、場は繋ぐ。そう信じて意識を落とす。
 
 

魔法少女メニー・レインボー > イーリスは改造人間。レーダーや可視化機能などで瓦礫を見ていた。

「転移……!? 逃げられてしまいました……! うぐ……」

何かの挑発なのかと思えるように、背後で爆発音が聞こえて振り返れば打ち上げ花火が上がっていた。

「花火……? あれが、ギフト保持者の蜂起を止める合図でございますか。案外古典的……」

もっと、念じるとかそういったタイプの凄い合図を想像した。
とは言え、応援を要請した風紀委員の部隊を止める理由はない。
ギフターさんが、ギフト保持者を蜂起した事実は残るし、その証拠映像も風紀委員に報告されている。
例えギルド保持者が蜂起せずとも、ギフターさんの脅しで立ち上がった風紀委員の部隊は、白黒仮面さんをへの警戒態勢を強める事にはなってしまうだろうか……。

エルピスさんの変身が解かれた事に気づき、地面に倒れる前に急いでお姫様抱っこで受け止める。
エルピスさんのお顔を心配げに眺める。

「エルピスさん……! 先程の変身で魔力を枯渇したのですね……」

体内コンピューターからの連絡で、風紀委員会本庁にはギフターさんに逃げられた事を通達。
エルピスさんのステッキを持ち、空へと飛び上がって『数ある事務所』に帰還するのだった。

ご案内:「落第街 路地裏」からギフタ―さんが去りました。
ご案内:「落第街 路地裏」から魔法少女メニー・ホープ さんが去りました。
ご案内:「落第街 路地裏」から魔法少女メニー・レインボーさんが去りました。