2024/10/06 のログ
ご案内:「落第街 路地裏」に6号さんが現れました。
6号 >  
路地裏の一角
裏取引にうってつけの場所と時間

そんな場所で血溜まりに沈む小洒落たスーツ姿の面々

大事な取引が有った場所は既に血濡れの惨状に変わっていた

『クソ、が……なんだ、てめぇ…っ』

アタッシュケースを手にしたコート姿の乱入者にそう声を漏らすのは今回の取引をまかされていた人物
ただの商品と金銭の交換、危険はあれでこんな結果にはならなかった筈だった

男の背中に銀色の触手めいた何かが突き刺さり、コートの乱入者の手元に戻っていく

6号 >  
合計で10人程の転がる死体、今の一撃で11人目
ある者は斬られある者は貫かれある者は殴打により絶命している

銃火器や武器は所持していたが強力な異能使いは居なかった

それが不幸にも簡単にこんな惨状を生み出す結果になった

「…………」

アタッシュケースを開き中身を確認する
指示を受けた物だと確認すればまた閉じ、辺りを見回す

手応えはきちんとあったが改めて生き残りが居ないかどうか

念入りに、全員の胸元を銀の触手で貫いていく

6号 >  
トドメを確認しきればケースを手にその場を離れる
残ったのは11の死体、そしてもう一つ紙幣の詰まった鞄

恐らくは風紀委員が駆けつけるかどうかも怪しい所
死体が転がるとはいえ金の匂いを嗅ぎつければ金も彼等の所持品も纏めて消えるだろう

若しくは、連絡が取れず不振に感じたどちらかの組織の者が駆けつける方が速いかもしれない

ご案内:「落第街 路地裏」から6号さんが去りました。