2024/10/18 のログ
ご案内:「落第街 路地裏」にニアさんが現れました。
ニア >  
薄暗い路地の奥
軽いステップで散歩を楽しむ少女の姿が一つ

安全で快適な散歩道ではないのは勿論理解している

「薄暗くて、綺麗でもない。
そこかしこから血の匂いなんて物騒で怖いわね♪」

そう語る口元はずっと小さな笑みのまま
一般的には快適と言えない場所でも自分にとっては大して不快には感じない

寧ろ昔々の事を思い出す

「さて、と。適当な小間使いでも探さないとね。
奴隷の店とか、あるとしたらこういう場所だと思うけど無いのかしら?」

有るという噂は聞かない、けれども無いという断言も聞かない

だからこうして自分の足で調べている

ニア >  
「在りそうではあるのよねぇ、こんな治安状態なんだし大多数を占めるのが人間なんだし。」

人間なら
同族ですら自分の利益の為なら笑って腹を裂く人間達ならたとえ表面上禁止されていても有る…筈

実際にはそんなものは見当たらず
見つけたのは武器屋だったり鮮やかなドラッグストアだったり

後は喧嘩や殺し合い的光景が少々

「ふふ♪
とんとん順調に行くよりはこんな感じで手探りなのも良い感じね。

あぁでも、流石にガイドとかそういうのぐらいは居た方が便利ではあるんだけど…微妙ねぇ。」

今の所態々声をかける程の興味や好奇心をくすぐられる人間はいなかった
人間でなくても良いのだけれど、いい意味でも悪い意味でも今の所不良ヤワルと呼べる位の一般的な輩ばかりな訳で…

「どこかにこの辺りに詳しくて丁度いい感じに面白いのなんて居ないかしら?」

ご案内:「落第街 路地裏」にF.U.R.Yさんが現れました。
F.U.R.Y > 「…ァ?」

路地裏に不釣り合いなガキやってきたのに気づいて。

「なにしてんだテメェ。
 ガキの遊び場じゃねェぞ、ここは」

落第の街、その最たる底の一角だ。
ロクな奴やってくるわけない場所に、身ぎれいな子供一人やってきて。
犯されでもすればどうすんだと思いながら、吐き捨てるように声だけかけてやった。

左腕は黒い岩石のような鎧まとっていて。
丁度喧嘩の後のような状態。
まぁ、多少気は立ってるだろうな。いつもの事だが。

「さっさとどっか行きやがれ。誰それにミソ付けられる前にな」

ニア >  
「あら、元気なのも居るじゃない♪」

ふとかけられる声
こんな場所ではむしろ遅い位の高圧的な声に顔と体を向けて眺める

五体満足とは言えないけれど健康的に充足していると思える体躯の男へ

「ガキって子供って意味よね?
そこかしこに多すぎて遊び場じゃないなんて思わなかったわ♪」

にっこりと笑って返す
ガキと呼ばれても特に不満に思う事は無い

可愛らしい子供と思われるならむしろ誉め言葉と受け取る

「心配してくれるのは嬉しいけど、子供相手だと思ってるなら伝え方位考えた方が良いわね。
貴方みたいな見た目でそんな事言われたら、子供は怖がるか泣いちゃうわよ?

素敵な腕のお兄さん♪」

F.U.R.Y > 「ハッ、知ったことかよ。勝手に泣いてろ」

ガキの子守にこんな場所で殴り合ってる訳ではない。
体についた返り血拭えば、どうでもいいような素振りで。

殴りかかってきた喧嘩相手を頭突いて跳ね飛ばす。

「見ての通りの場所なんだよ。ここァ。
 身売りでもしたいなら別当たりな。ロクな奴ァいねェ」

身ぎれいな女なんて、ここにいるなら大体”そういう輩”だ。
こっちにとってはどうでもいいが、寄り付いてくると面倒くせぇ奴ばかり。
イラついて脅す事はまま、あるが。

「遊び場ァ? 趣味悪いガキだな。
 こんなとこどんな遊具があるように見えんだ」

ニア >  
「あら残念♪
身売りと言うより私は買いたい側よ?奴隷を扱ってる店とかが有るなら知りたい位だわ。」

どうも鬼の様なお兄さんは喧嘩の真っ最中らしい
見た目も言動も相まって鬼、オーガに近いものを感じたり

「玩具ならそこかしこにあるじゃない。今お兄さんが頭で叩き遊んだみたいなのが♪
後は武器と薬と悪意に恨みにその他多数。

けど、あくまで今日は遊ぶためじゃなくてさっきも言った通り探しものできているの。
良かったらこの場所の先人として案内なんてしてくれないかしら?」

F.U.R.Y > 「お断りだね」

奴隷売り場に心当たりもない。

「ガキに見せるモンなんて何もねェんだよ。社会見学なら他所いきな。
 それに、人のこと玩具扱いする奴ァ禄な育ちしてねェって相場決まってんでな」

前にもいたな。人を人とも思わぬ奴。
最近は顔を見せないが…見せない方がいい奴だっている。

「武器も薬もゴロツキもテメェの小せえ手に合うものかよ。
 …で、何だ?探し物ォ?
 道案内なんざここにはやる奴いねェよ、金にもならねェ」

金にならん面倒ごと、率先してやるバカ居る訳ないのだ。
あるいはその見た目なら色めきだってよって来る輩もいるだろな。まぁ、ここ以外なら、だが。

「最近特に殺しが多いんでな、そんな暇あんなら自己防衛する奴ばっかだ。だらしねェ」

そんなこと言いながら、また、今度は後頭部に鉄パイプをガツン!!と打ち付けられて。
イラ、っとした顔でやった相手の獲物掴んで。思い切り腹に蹴りをぶちこんでやって。

耐久力も戦闘力も、この場にいる連中の中じゃ一番だろな。
蹴られた相手が音もたてずに吹っ飛んでいく。

「とにかく帰るんだな。レイプされても知らねェぞ」

そのまま、喧嘩する連中の中に入っていこうとする。

ニア >  
「それは残念ね。
ふふ、こんな場所で遊んでいる割には優しい事を言うのね?

人間も動物を玩具にしたりするじゃない♪」

言い方はかなり乱暴だが、先程から彼が言っている事はかなり真面な意見ばかり
人は見た目に寄らないという典型を見た気がする

「お金、ねぇ…なら奴隷の方は後回しで先ずはそっちについて片付けましょうか♪」

クルクルと指を回す
喧嘩の輪の真上、まさに喧嘩の最中の連中の頭上からぼとぼとと魔物の死体が落ちてくる
獣型、虫型、中には大き目なドラゴンの成りそこないまで

突然死体が降って来ては流石に冷や水をかけられた様に喧嘩も一時止まるだろうか

「そういうのをお金に変えれる場所は御存知かしら?
案内してくれたらお礼位は差し上げるわ♪

あぁ、面倒だから先に言うけどそいつらは転移荒野って場所で私ともう一人で殺した物だから盗品とかじゃないわよ♪」

F.U.R.Y > 「うおっ汚っ!!」

突然落ちてきた怪物の死骸。
まぁ群がる輩はいるだろな、自分には見慣れたものばかりで手も付ける気は起きないが。

知ってるぜー!!という声も所々聞こえてくる。調子のいい奴らだ。金になると知ればすぐに手のひら返しやがる。

「本当に趣味の悪ィ奴だな……
 ちっ、面倒臭ェ。

 おいガキ」

そちらに声かけ。

「んな小狡い真似してんじゃねェ。どこ行きたいか話やがれ。
 酒一本で連れてってやる」