2024/10/19 のログ
ニア >  
「素敵なお誘いね。
なら、是非強そうな貴方にガイドをお願いするわ♪

私はニア、よろしくね?」

手を握れば暗い泥の中に死体だけまた沈んでいく
近付いている者達は避けるが、手を出そうとした者だけは少し足先が沈むくらいの悪戯で

「貴方に奴隷に関してはもう質問しないわ。
本当に知らないから、あぁいう死体を買い取ってくれるような場所に連れて行って頂戴。

今更だけど、私ここには旅行で来て昨日やってきたばかりなの。
ボディガードをしてくれるなら私が買える範囲で美味しいお酒をご馳走させてもらうわ♪」

いかが?と彼の方へとことこと近付く

F.U.R.Y > 「そりゃ嬉しい事」

うれしいねーそうねーとつまらなさそうに言いながら。
どうせ高くても安くても酒は酒。味に大した意味など持ちもしないのだし。

「スラムまで降りりゃ”素材屋”がごろついてら。
 そこならああいう黄泉の穴から出る畜生共の素材買い取る奴もいるだろうよ。

 オレもたまに使ってるからな」

黄泉の穴に落ちるのは何も一度や二度の経験じゃない。
腹が立った時、腕試しに、何度も自分から飛び込んでは魍魎の群れとやり合っている。

むろん金を稼ぐ気はないが、偶然拾ったモンが金になる場合もあるのでそういったときに時たま利用するのだ。

「旅行、旅行ねェ…
 なら表のが楽しいだろうに、悪趣味なガキだことで」

ニア >  
「喜んでくれても良いのに。
まぁ良いわ、そこまでのサービスは求めないから♪」

スラムの素材屋
そこなら捌ける、と

それならいくつか回れば在庫も捌けてお金も稼げる筈

「表も裏も、この島中を見て回るつもりなの。
人間が主に回してる街なんだから通貨は有って困るものじゃないでしょう?

あと、自己紹介まではともかく名乗ったんだから名前で呼んでくれても良いんじゃない?」

下から見上げる形でじろりと睨んだり

F.U.R.Y > 「つっても表じゃ紙幣なんざ紙切れみてーなモンだぞ。
 電子通貨がキホンだからな」

この土地では学生証が必要と言われるゆえんの多くがそれだ。
島にあるサービスを受けるためには、それを許可するパスポートがいる。

「テメェもってんのか?学生証。
 ァ?名前? ヒューリィって呼ばれてらァ。知ってるやつにはな」

獣には名乗るべき名はない。
名というより、通称しかないのだ。

ニア >  
「電子通貨?
…ほんと、妙な所は繁栄してるわねこの島。」

初耳の情報に少し驚く
単純な貨幣ではなく電子通貨が流通しているなんて、と

ここにきてすぐこの街にやってきたのが良くなかったのかもしれない

「無いわね、ここに来たばっかりだし。
丁度いいわヒューリィさん。案内もそうだけど色々物知りな貴方の話しを聞かせて頂戴♪
お礼はするし、もし喧嘩が好きなら遊び相手にもなってあげるから。」

お願い、とニッコリ笑顔
正直彼に対して笑顔は意味がないかもしれないけれど

F.U.R.Y > 「女殴る趣味はねェよ」

必要なら殴るが。
必要な時だけだ。

「偽造学生証ならスラム行きゃ作れねぇ事もねェよ。金余ってんならそれで作るとしな。
 オレに話なんてねェよ、ただのこの街のゴロツキの一人、ちいとばかし腕に覚えのあるな。

 
 強いて言うなら…言うこともねェか」

ちら、と黒い左腕見るものの。
別にこれについてだれかに話をする気もありはしないし。したところで意味もない。

怒れる獣宿した腕は、見るものによってはすぐにその本質が何なのかもわかろうものだから。

根源に存在する7つの大罪、その憤怒を司る力が具現化したものだ、と。

「それに喧嘩も好きなわけじゃねェ。見てると腹が立つから受けて立つだけだ、
 あいにく、どこ行っても嫌われモンでな」

ニア >  
「優しい人は嫌いじゃないわよ♪
偽造ね…それが先ずは一番ね、必要ならまた出稼ぎかしら。」

必要ならまた魔物を狩りに行かないと
面倒だけれど今の所はそれしか金策が無い

「私にとっては有益な情報源になってくれてるんだけれどね。

初対面で話す事じゃないのかしら?」

腕については、本人が触れられたく無さそうなら特に触れはしない
主観で言えば少し混ざっているぐらいでは特にそれについて思う所も無い

便利そうね、位の感想

「聞けば聞くほど見た目に反して穏やかなのね。
でも良いじゃない、自分で嫌われ者って言うくらいなら忙しくて大変ってわけでも無いんでしょう?

それなら無知なよそ者に少し付き合うのも悪くないんじゃないかしら♪」

加えて言えば、スラムとやらで彼が居れば話がいくつもスムーズに運びそうという思惑もある

F.U.R.Y > 「莫迦言え。
 面倒な女が落第街引っ掻き回す前に対処してるだけだ」

ふん、と首を突っぱねる。

「大したもんじゃねえだけだl拾いもんだしな。
 オレからすりゃお前のが気色悪くて得体知れねぇんだよ」

だとして、態度を変える事もないのだが。
優しいというのは少しイラッとする。

「まぁ暇なのは間違いねェよ。腹立つことにな。
 んで、場所まで案内必要かよ、この悪趣味女」

ニア >  
「ふふ、事前に対処が出来て偉いわね♪」

どうしてか、鬼やオーガに見えた彼の事が今は大きな犬っぽく見えてしまった
犬…と言うより獣人か

「なら、良い拾い物をしたわね。
欲しい人間からすれば喉から手が出ても足りない物よ?

ま、こんな場所で1人で探しものをする女の子なんて気味が悪くて当然ね。
さっきも言ったけどこの島に旅行に来たニアよ。
初めましてなんだからそれ位が分かれば十分でしょう?」

気色悪くて得体が知れない、正論すぎて文句のつけようもない

一先ず、悪意はそこまでない無知な奴位に思ってもらえればそれで良い
実際そうではあるのだから

「場所案内と、私が交渉の時に後ろ手立って居てくれるだけで良いわ♪
こんな女の子一人だと舐められるでしょうけど、後ろで貴方が怖~い顔なんてしてくれたら相手もそんな気は起きないでしょ?」

足元を見る気は無いけれど、手早く用事は済ましたい

あと、流石にただただ舐められるのは好ましくないので

F.U.R.Y > 「へいへい」

女子供のガイドなんざ、やった経験もないのだが。
仕方ない、これもまぁ何かの縁だろ。


「ただ突っ立ってるだけだからな。それ以上はやらねぇ」

そう言って…不気味な女のガイド、なんだかんだ最後までやったんだろな。
酒はまたの機会に、受け取ることとしよう。

ご案内:「落第街 路地裏」からF.U.R.Yさんが去りました。
ご案内:「落第街 路地裏」からニアさんが去りました。