2024/10/25 のログ
ご案内:「落第街 路地裏」に仕立て屋さんが現れました。
■仕立て屋 >
今日も今日とて相も変わらず楽し気な鼻歌交じりに女が1人
目の前には体格の良い青年が1人
厳つい顔に似合わず少し照れ臭い様子
「なぁる程、折角できた彼女さんと距離をさらに縮めたいと。
ふぅんむそれはそれは…因みに、こんな所まで私を探してくれるようなガッツの有る君は
若々しい雄らしい距離の縮め方をしたいという事でお間違いは無いかな?」
睨まれる、怖い
けれど青年は少し悩んだ後素直に頷いてくれた
「はいはいそれならお任せあれ!
あ、因みに君は誘われるのと誘うのとどっちが趣味?」
ガサゴソ地面に置いた大きなカバンを漁る
がま口財布に持ち手を付けて巨大化したようなそれは上からのぞいても黒一色
けれど中には大事な物が盛りだくさんな訳で…
■仕立て屋 >
「こちらの尻尾は何と狼男の尻尾、ベルトにまいたりして着けてみれば普段のワイルドさが5割増し!
顔に似合わず奥手な君は結城百倍ライカンマンに早変わりだ。
そしてこちら!
因幡の白兎から取ったと噂のうさ耳ヘアバンド。
兎は年中発情期なんて空想の中だけだと思ったかな?
こちらをつけてると強力ではない物の地味にムラムラが続いてしまう魔法のヘアバンドさ。」
取り出したる尻尾のアクセサリーとヘアバンド
両方を差し出して青年の反応を見る
「さて、押し倒すか押し倒されたいか…どちらが良いかな?
健全なカップルとして使うというならどちらも一万でご提供しよう。
あ、両方付けたら無茶苦茶になるからおすすめしないよ?」
青年はその後10分以上大いに悩み、虎の子の二万で両方をお買い上げ
カップル間で楽しむ範囲で使う事
ハロウィンが過ぎれば消えてしまう事まで伝えてお会計
電子決済にも対応済み
■仕立て屋 >
速足、それはもう速足で立ち去る青年を見送る
願わくば彼がハロウィンを彼女さんと楽しめる事を願うのみ
「それにしても、ハロウィンも変わったねぇ。
お客様の7割強は色恋沙汰関連とは。
楽しそうで実にいいね!」
鞄を抱えてまた移動
特定のルート等はない、ただ気の向くままに歩いてく
偶に危なそうな現場に鉢合わせそうなら避けてきた道を戻ったり別の道を進んだり
1つでもハロウィンを楽しみたい誰かと出会える様に
ご案内:「落第街 路地裏」から仕立て屋さんが去りました。