2024/11/19 のログ
ご案内:「『数ある事務所』応接間」にDr.イーリスさんが現れました。
Dr.イーリス > 11月も後半に差し掛かる。だんだんと肌が凍えるようになった季節。
『数ある事務所』の応接間で、人型メカの《ジャンク・アーミー》二機がこたつを置いていた。
イーリスは、ソファーでその様子を見守っている。
キメラ型メカのキメちゃん、猫型メカのミケちゃんとクロミちゃんが少し離れたところでこたつを置く《ジャンク・アーミー》を眺めていた。

そうして、《ジャンク・アーミー》がこたつを置き終える。
こたつを置いた後は、クッションも置いてくれる。こたつを設置し終えた《ジャンク・アーミー》達は、応接間から撤収してしまう。

「じゃん! 《あったか籠城式こたつ》です! とてもあたたかく、居心地が最高のこたつ! さらに、こたつに命令すると中からアームが伸び、こたつから半径三メートル以内にあるものを取ってきてくれます! こたつから出ずして、少し離れたものを取れる優れた天才的大発明!」

どやっ、とソファーで胸を張った。
こたつを出ずして少し離れたものを取ってくれる機能……。籠城の如く引きこもってしまうこたつ。人をだめにするメカであった……。

Dr.イーリス > 「お部屋を暖めてくれる暖房メカも用意してます。《カンテラ型暖房》! 一見照明器具ですけど、お部屋を暖めてくれる機能を搭載です!」

《カンテラ型暖房》を各お部屋に設置。寒い冬も快適に過ごせる。
ナナさんと赫さんのお部屋に置く《カンテラ型暖房》は、お二人がそれぞれがいる時にお部屋にお邪魔させていただいて渡しに行った。
イーリスは早速電源を入れて、こたつに入る。
キメちゃんもこたつに入り、ミケちゃんとクロミちゃんはクッションで丸くなった。

Dr.イーリス > イーリスはこたつに入り、まるでかたつむりみたいになってしまう。
こたつの中でスマホを弄っている。

「快適なこたつです。今日も『不可思議通りの御伽噺』の朗読配信を聞きましょう。今は何を朗読しているでしょうか」

朗読を聞いていると、イーリスはうとうとしてくる。
キメちゃん、ミケちゃん、クロミちゃん、イーリスは《あったか籠城式こたつ》で丸くなって眠ってしまった。
この日の夕食は、エルピスさんひとりに作らせることになったのかもしれない。

ご案内:「『数ある事務所』応接間」からDr.イーリスさんが去りました。