2024/12/13 のログ
ご案内:「『数ある事務所』」にDr.イーリスさんが現れました。
Dr.イーリス > 昼間はエルピスさんと共に、スラムの教会や孤児院に向かい、孤児院の子供達と一緒にクリスマスの飾りつけをしていた。
ちょっと遅めの飾りつけになってしまったのは、指定保護区域が指定されたのと同時期、10月に出来たばかりの孤児院でちょっと金銭事情とかもあったため……。
それでもクリスマス、子供達や指定保護区域の人達には楽しんでもらいたい。
イーリスにとって、指定保護区域フェイルド・シティの人々が幸せに暮らすのはとても大切……。かつてのイーリスのような、これまで孤児として暮らしたり、何かを盗まなければ明日を生きる事すら出来なかった恵まれない子達に、やっと救いの手を差し伸べる事ができたから……。

とは言っても、各方面からの善意の援助などで成り立っている孤児院と《指定保護区域フェイルド・シティ》。
《フェイルド・スチューデント組》が、島の辺境である落第街やスラムに勤務する末端中の末端部署。
荒れ果てた一部区画を平和にする程の影響で、落第街では一大勢力として《国営ヤクザ》のような扱いをされている《フェイルド・スチューデント組》でも、委員会内の立場で言えば弱い……。援助してくれている善意ある各方面にも頭あがらない。
相変わらず、資金面のやりくりは大変……。

ともあれ、《指定保護区域フェイルド・シティ》及び『数ある事務所』は、今日も今日とて落第街の闘争や不穏とは無縁のとても平和な日々。


夜、『数ある事務所』でも控えめながらクリスマスの飾りつけをしていた。

「予算などもあって、あんまり派手な飾りつけは出来ませんが、ささやかながらクリスマス気分です」

玄関扉にクリスマスリースを飾ったり、応接間にクリスマスツリーを置いたり、ツリーをオーナメントで彩ったりリボン巻いたり、クリスマスの小物とかもちょっと応接間に置いたりして。
エルピスさんと、もしかしたらナナさんも加わって、ご一緒にたのしくクリスマスの飾りつけ。
たまに事務所に帰ってくる赫さんも、クリスマスムードになれちゃうかもしれない。

『数ある事務所』でも、素敵なクリスマス。

ご案内:「『数ある事務所』」からDr.イーリスさんが去りました。