2026/03/01 のログ
■サロゥ > そして呟く。
「可哀そうな子」
右手を第三の目にめり込ませる。
眼球を抉り出すように、右手の掌で第三の目をホールドし、引き抜く。
生生しい音と共に第三の目は掘り抜かれ、額には穴があく。
血は出ないし、穴の奥にも特に何もない。
その穴も、再び額が沸騰すればきれいさっぱり消えさった。
「あんなものあっても面白くない」
あからさまな不満のこもった声。
人の心を読める第三の目は、少女のお気に召さなかったらしい。
少女は青年が逃げたのとはまた別の方へと去っていく。
第三の目だったものは、その辺に放り捨て。
少女の目には青年も第三の目も、既に映っていない。
ご案内:「落第街 路地裏」からサロゥさんが去りました。