2024/07/09 のログ
能守重高 > 「地上を生きる者とは別の目はやはり空に注がれるのでは。
 飛んでは見たかったですが人でいる以上叶わぬ夢でありました。
 魔法で飛べ、というのとは別ものなので自力でいつか飛べるのでしょうか。
 緊急時の対応について時間を作って組み込みます。」

きちんとした所で作成したので修正するのであれば
きちんとした場所、寺とか神社とかの社務所で作りなおしたい。

「よいですよ、お近づきの印に。
 使用者のところにお名前お書いて頂ければ 崛葺さまがその鳥の親となります。
 使用はご自由にどうぞですが…はい。」

飾るより実用性で作った式符、動力源は霊力か魔力の何れか。
鳥としての知能はある、魔力さえ尽きなければ鳥として強い。

「あわわ。符を額に???? 念じるのは何となくわかり…。」

何がいっぱい集まってきました、
彼女に言われるがままに札を額に当て念じていたら何となくに繋がった気がした。

何者かと目があった気がする!ちゃんとした霊媒特訓を受けたことがなくて最初は戸惑ったが、

「あのですね、昨日の夜中にうちの式が―」

おっかなびっくり「何か」と簡単な会話をし始め、
結論いえば 式は撃破されたことが伝えられショックで肩を落としたり
崛葺さまと幾つかの会話を楽しみ やがて訪れる別れの時まで談笑を楽しんでいったという。

ご案内:「スラム」から能守重高さんが去りました。
ご案内:「スラム」から崛葺 茉璃さんが去りました。
ご案内:「スラム」にエルピス・シズメさんが現れました。
エルピス・シズメ >     
「と言う訳で、すこしだけ暴れに来ました。
 イーリスちゃんが元気になって動くように以上、『配信を見て浮き足立つ人』はいるよね、たぶん。」

 喧噪の絶えないスラムの一角。
 両刃斧を堂々と立てて、周囲を見る。
 
「たとえそれが、取るに足らない"さざなみ"や"ゆらぎ"にしか過ぎなくても。
 その過程の『流れ』は、よりよいものであって良いと思うから。」

 自分か、あるいはそれ以外の何かに言い聞かせるように呟く。
 
「僕の事務所も、そろそろ色んな人に嗅ぎ付けられいるだろうし。」 

エルピス・シズメ >   
 
「やいのやいの!僕は『数ある便利屋、エルピス』!
 ──イーリスちゃんは僕しか知らないところに匿っている!」

「それで、イーリスちゃんに手を出そうとする輩を見掛けたら──仕置くからね!」

 

エルピス・シズメ >  
 スラムの往路で叫ぶ。
 大多数の人間は、奇異の眼や可哀そうな妄想患者を観る目で見つめてきた。
 いちおう、ブラフも混ぜている。

(……言ってて恥ずかしくなってきた。でも続けないと。)

「こんな感じにッ!」

 暴力性を示威するように、全身全霊を以って両斧で地面を叩く。
 人の身体より大きなクレーターと、数十m程の亀裂を作った。

ご案内:「スラム」にファレーマンさんが現れました。
エルピス・シズメ >   
(もうちょっと火力欲しいなあ……
 後は、どれだけまともな人に情報が回るかなんだけど。)
 
 出来る限りはやったけれど、派手さに欠ける。
 とは言えこれ以上は出力の面でも配慮の面でも難しい。

(……そして、少しでも意味があると良いんだけど。)

 "こいつに絡むと厄介なことになる"。
 少しでもその喧伝を出来るように。

ファレーマン >   
ファレーマン 彼は公安としては目立つ側の人間だ
生徒ではなく顧問であるというのもあるが……
単純に異能が肉体のパンプアップに繋がるので『目立つ』のである

更に元より潜入捜査に向く異能でもない
その為変装などは最低限に備え、半ば"睨みを利かせる"形で落第街に出入りする事が多い

逆に言えばそれは、彼が単独で襲われても問題がない人物だと判断されている事の現れでもある

「―― おや」

その日の"仕事"は公安のマークにギリギリ引っ掛からない程度の『準要注意団体』の動向調査
平たく言えば落第街における見回りだ、よくある事である
だが、珍しい事が今日は一つ

「彼は、ふむ」
「うぅむ、工事会社に迷惑がかかるからのぅ、余りこういった行為は慎んでほしいんじゃが」

斧が亀裂を作り、少なからずざわめく雑踏をすり抜けるように彼の前に現れる
そのまま亀裂を踏み越えながら顎髭を軽くなでた

「シズメくん、暫くぶりじゃな、元気そうでなによりじゃ」
「もっとも少し元気すぎる挨拶をしておったようじゃがなぁ」

そういって口角をあげて笑うだろう

エルピス・シズメ >  
「あ、ごめんなさい。
 とりあえず、登記されている建物だったら経年劣化ってことに……ならないかな」

 なんと、先生にみつかってしまった。

 諫められればすぐに謝る。
 申し訳なさそうに斧を収めた。

(うーん、ちょっと失敗。)

「で、こんばんわです先生。
 ……えーと、その、元気よく挨拶しておけば、伝わるかなって。
 『対話目的の暴力』ってのを、龍宮 鋼先生に少し教えて貰って……。」

 歯切れが悪い。罪悪感もあるのだろう。
 それでも、自分がやろうとしたことを伝えた。

「ケンカは"わからせ"って、教えて貰ったので。」

ファレーマン >   
この辺り(スラム)の建物は不法改造まみれじゃからな、請求自体は来ないじゃろうて」

「あぁ、成程――しかしシズメくん、君も中々危ない橋を渡っておるようじゃのう」

反応の素直さや前回の立ち振る舞い、彼が『通常の』生徒である事はほぼ間違いないと踏んでいた

「龍宮先生か、この辺りの事情にもある程度詳しいのじゃろうな」
「対話が暴力、或いは武力とならざるを得ない場合は確かに存在するの」

「先ほどの言葉から察するに、敢えて自らの立場と、簡単に知られるであろう情報を晒す」
「そのうえで自らの力を鼓舞する事で、寄ってくるものを事前に牽制するといったところか」

片目を瞑り、あなたの考えに思いを巡らせているようで

「ほっほっほ、わからせか、面白い表現をするのぅ」
「今度龍宮先生とも一度お話はしてみたいが、しかし」

「そのやり方は大きなリスクがある事は知っていてやっているのかの?」

一瞬、声色が低くなり、あなたの目を覗き込むように視線が向けられる

「例えば――呼ぶ必要もない虎の尾をふみかねない、  何て冗談じゃが」

それは一瞬の事で、直ぐおどけたように笑いながら髭をなでる

エルピス・シズメ >  
「気付くと身体が勝手に動くんです。
 何というか……『エルピス』ならそうしろ、って。」

 危ない橋を渡っている自覚があるのだろう。
 こくんと静かに、頷いた。

「概ねその通りです、ファレーマン先生。
 さざなみの中をゆらいでいる小魚に出来るのは、このくらいです。」

 コトの大きさと、自身の至らなさを再認しているのかもしれない。
 ファレーマンが瞳を覗き込もうとするまで俯き、ようやく視線をあげる。

「うん、覚悟は決めています。
 そうです、見つかることのなかった虎穴で得られるものがあるなら──って、冗談なんですね。
 ファレーマン先生も人が悪いです、もう……。」

 声と瞳に覚悟を乗せていたものの、
 冗談と言うことになれば直ぐに引っ込めた。