2024/07/30 のログ
能守重高 > 狙撃や弓術に特化しすぎて近接武器は出来るかな程度。
体術と歩法はその筋の方々に教わっている、刀を使う系統は才能はないと思っている。

「ぎゅっぎゅと丸めるようにするだけですが?そうですか」

さもぎゅっぎゅとおにぎりを作るような手の動かし方が
人間卒業しているような握り方に見えてもおかしくない。
物理的な潰し方で魔法的な圧縮とは違っている事に気づいていなかった。
祭祀局になりたてでまだまだぺーぺーの局員です。
彼がまさかそのヤバいものを所持しているか知らないのだった。
後で知らされたとして今後も敵対しない限り何もしないつもりであった。

「なりたてですけどね…姐さん?ではここでお別れとしましょうか。
 ではまた、闇夜の深いころに出会えることを祈って」

では、と彼に会釈をするとするするーと闇夜に紛れるように提灯を持ったまま浮遊していき、
少し離れた所ですとんと提灯の光が落ちるように気配がぶつと途切れた。

ご案内:「スラム」から能守重高さんが去りました。
> 「おにぎりじゃねぇんだけど!?」

…あ、ツッコミしたら小腹が空いてきた。さっきのサンドイッチ君だけでは足りない…!
こういうとんでも芸当を普通に息をする感覚でこなせる連中がありふれてるのが怖いよなぁ。

ちなみに、風紀からは犯罪者として手配中で、祭祀局の封印対象のブツを無断所持してたり色々アウトです。

「闇より深い深淵とか、ここじゃ割とゴロゴロありそーだけどな…なんて。あいよー、またなー能守の姐さん。」

軽く手をひらり、と振りつつバラックから飛び降りて着地。
そのままブラブラと塒へと戻る少年であった。

(つーか、ああいうカッコいい去り際を俺もしてみたいんだが?)

残念ながら、普通に少年は徒歩で帰りました。

ご案内:「スラム」からさんが去りました。