2024/08/21 のログ
ご案内:「スラム」にナナさんが現れました。
ナナ > いつも通りの買い物と、見回りと、散歩
食品を買って通りを歩けばそこかしこでざわついている
妙に殺気立ってるというか落ち着かないというか

少し声をかけて何かあるのかと尋ねてみれば妙な話にありついた

「ギフタ―?それに悪竜って何よ。
あんたらファンクラブで通じる隠語とかじゃなくて分かりやすく話してくれる?」

よくよく聞けばギフタ―という救世主?と竜殺しの悪竜?が敵対したらしい
どちらも初めて聞いた名前、だが悪竜の方は特徴を聞けばなんだか覚えがある

「赤髪で刀四本持ちって…あぁ。」

あいつか、と合点がいった
知らない間に竜殺しが悪竜になったらしい
そして現在、ギフタ―とかいう奴の一派が彼を狙っていると

何をしでかしたんだろう彼は、なんて思ったり袋叩きにあってるのかななんて思うと冥福を祈る事にする
騒がしく悪い奴じゃなかったよ、なんて

ナナ > 後はまぁ、竜殺しなんて名乗っていなくてよかったと改めて思った
一応あのドラゴンを殺したのは自分と彼の2人がかりではあった
自分が間違って竜殺しを名乗っていたら妙な巻き込まれ方をしたかもしれない

「悪竜を見つけ出して捕まといいね。」

敢えて新しい二つ名の悪竜を強調しておく
あの時確か心臓を殆ど持って帰ったがあれを食べて竜にでもなったのか

暫くドラゴンの姿を使うのは避けた方が良いかと小さく舌打ち
かなり便利で気に入っていたのに

「にしても、ギフタ―って変な名前。
ギフトをくれるからギフタ―って安直過ぎない?」

と、どうも要らない事を言ったらしい
馬鹿にしたつもりはないが明確にこちらに敵意が向けられる
冗談やただの質問の類でこれなのかと辟易する

「あ~別にその人の事馬鹿にしたわけじゃないから。
そんな下らない喧嘩の売り方しないって、私よりその悪竜探そう?ね?」

ヘイトをずらす
分かりやすい名前を知ったところで丁度いい
ここ最近派手にやり合う事が多かったので穏便に済ませるならその方が良かった

ナナ > 一応、目の前で怒り爆発の戦闘ルートは回避できた
ありがとう悪竜

(にしても、こんなの宗教みたいじゃん。)

力を貰ったのか何なのか知らないけれど、それだけでここまで反応するなんて
個人的に信仰なんて持っていないので彼等のなにがそこまでの熱になるのか分からない

「ところでさ、そのギフタ―ってどこかで会えたりするの?」

そう尋ねてももう答えてくれない
襲いはしないが悪く言ったせいで嫌われたらしい
しょうがないと言えばしょうがない

態々目立って迄聞き込みをすることは無い
大人しく家に帰る事にしようかどうしようか

ご案内:「スラム」からナナさんが去りました。
ご案内:「スラム」にさんが現れました。
> どうも、昨夜からノリと勢いで【悪竜】にジョブチェンジする事になった俺です。
現在、”ギフト”を得た複数の連中から追われまくっています…しんどい。

「っはぁ!…くっそ、思ったよりしつっこい!!今日だけで何回撃退したり追いかけっこしたと思ってんだよ!」

まぁ、自業自得なんですけどね…うん。スラムの廃屋の一つに身を潜めながら息を整える。
流石に、ほぼ1日中逃げ回っていたのですっごい疲れた。むしろ逃げきれてる少年もアレだが。

「…半グレ連中に不良集団、一部マフィアとか違反組織の奴らに加えて、二級学生も…ほんと”ギフト”の影響地味にめんどいな…。」

息を整えながらも、周囲への警戒は怠らない。何せ、昨夜の出来事で完全に連中の標的の一人になっている。

【悪竜】は我らが”救世主”の敵だ――殺せ。
【悪竜】は自分たち反逆者の邪魔をする―――殺せ。
【悪竜】は―――…

「…いやはや、とうとう俺もモテ期到来か…照れるね全く。」

でも、追いかけられるならむさ苦しい連中よりやっぱり美女とか美少女の方が良いよね…。

> ちなみに、ついさっきは何かルビー…何とか?という奴と遭遇してバトルになった。
毒霧をかまされたので、「悪役プロレスラーかよ!!」ってツッコミ入れつつ取り敢えず撃退したけど。

そのせいか、そのルビー…何とかの所属する《ネオ・フェイルド・スチューデント》…だっけ?
そんな所とも敵対する流れになってしまった…おかしいな、敵がどんどん増えていくぞ?

「孤立無援たぁこの事かぁ。…もうちょい友達作っとけば良かったぜ…。」

友達が居たとしても、この少年の状況を助けてくれるとも思えないが。悲しいね。
ちなみに、何でも屋をやっていた塒ですが見事に襲撃されて色々お釈迦になりました。

「…とうとう宿無し野宿生活か……金目のものは別の所に隠しといて正解だったなぁ。」

【悪竜】とか適当にノリで名乗ってみただけなのに、完全に連中の忌み名になってるのが笑える。
…いや笑えねぇな。昨夜の俺にちょっと殴り込みにいきたい。ノリと勢いで突っ走るなと。

> 「…ま、俺の自業自得もだけどギフターの旦那の演説と立ち回りが巧妙過ぎたわな…ありゃ俺じゃ敵わんわ。」

まぁ、個人的には面白い仮面紳士…紳士か?まぁいいか。面白い奴だとは思うが。
しかし、あの時集会に居た連中だけかと思えば、そこからどんどん広がってこんな状況だ。

「ま、俺が体を張って”囮”になってると思えば無駄でもねぇかぁ。他にも探ってる連中居るだろうし。」

とはいえ、昨夜の旦那との会話と様子からしてギフターの旦那は別に逃げも隠れもしないように見える。
…と、いうか無駄に堂々としていたので会おうと思えば案外会える奴は多そうだが。

「…取り敢えずあの仮面の下が気になるわなぁ。素顔がイケメンだったらちょっと殴りたいけど。」

何か喋り方や振る舞い、体格からして仮面の下もイケメンそうだな…ちょっとイラッと来た。ちくしょうめ。

「しっかし…これじゃ何でも屋のお仕事ものんびり出来ねぇな~…むしろ生活費どうすっかな…。」

現実的な問題に直面した。取り敢えず、撃退した連中からはきっちりお財布は頂いているが。襲ってくる方が悪いんだ。

> よし、小休止は終わり!ずっとこそこそ隠れてるのも性に合わないし。
物陰から周囲を確認してからゆっくりと外に出る。さて、とどうしたもんかねーこれから。

「…一つだけ収穫あるとすりゃ、短時間で無駄に異能や魔術沢山見せ付けられて”慣れてきた”ってくらいかねぇ。」

ちなみに、100を軽く超える異能や魔術の追撃を食らいまくってたので正直死ぬかと思いました。
しかし、こっちも簡単に死ぬ訳にはいかんので頑張った!…頑張ったら余計に連中のヘイトが増した気がするけど。

「…まぁ、ハインケルと共闘した時のあの旦那たちに比べたら流石に見劣りしたしな…。」

やっぱりピンキリはある気がする。あのレベルの連中に追跡されてたら多分俺はとっくに死んでる。

> さて。じゃあ一先ず…うん、飯食いに行こう、腹減ったし。
連中は殺気だってこっちを探してるようだがずっとこっちを探し続けている訳にもいかんだろう。
特に組織だった連中は、組織を維持する為にやる事がゴロゴロある筈だ。

つまり――【悪竜】にかまけてると足元を掬われるぞ?という訳だ。

「なんてな。調子乗るとまたやらかすのが俺だからなぁ。」

苦笑い。そのやらかしの結果が【竜殺し】から【悪竜】へのジョブチェンジだ。
ともあれ、こっちの最低限の情報はどうせ知られてるしむしろこそこそするのも馬鹿らしい。
堂々と、スラムの街を赤毛の少年は飯を求めて歩いて行くのであった。

ご案内:「スラム」からさんが去りました。