2024/10/08 のログ
■ルビー山本 > 「シャアアアアアアアァァァ!!!!」
ナナさんを噛みつきにかかる大蛇。
だがその巨大な牙がナナさんにより掴まれてしまう。
そのままナナさんがぶんなげる形で、地面に突き刺さって大蛇が動けなくなってしまう。
身動き取れなくなった大蛇の頭に、ナナさんが一撃を決めた。
「ああ……アアアアアアアァァァ……!!!!」
断末魔と共に、地面に埋もれる大蛇。
大蛇は、そのまま白目を剥いてしまう。
■Dr.イーリス > 「大蛇が巨大である事を逆に利用して牙を地面に突き刺し動けなくする……凄いです! ナナさん、見事です!」
雑兵の方も、メニー・レインボーが大方気絶させていた。
「それでは捕らえさせていただきますね。レインボー・バインド・メニー!!」
気絶している雑兵、そして大蛇が虹の輪っかにより拘束された。
この虹の輪っかは異能や魔術を発動させ辛くする力もある。
白目を剥いている大蛇が元のルビー山本の姿へと戻っていく。
メニー・レインボーは気絶しているルビー山本を一瞥。
「……どうか、あなたも心を入れ替えてくださいね……」
そう呟いた。
そしてナナさんに駆け寄る。
「ナナさん、やりましたね! 暴走するルビー山本さんを止めてくださりありがとうございます。あなたのお陰で、ようやく闇に堕ちていくルビー山本さんを捕らえる事ができました」
ギルドを得て《常世フェイルド・スチューデント》を離反した面々を止める事ができた……。
イーリスが所属していた《常世フェイルド・スチューデント》は風紀委員の《フェイルド・スチューデント組》となり、今や楽しく学園生活を過ごしている。離反して悪事に走るルビー山本達も捕らえる事ができた。
七年前、エメラルド田村とイーリス、その他三名の五人により結成されたストリートチルドレンの不良集団《常世フェイルド・スチューデント》。盗みで生き抜いてきたりと問題も色々あり、苦難も乗り越えてきた不良集団は今や更生し、そして反逆者達も捕縛された。
そして《ネオ・フェイルド・スチューデント》が壊滅する。
それは、一つの決着でもあった。
■ナナ >
「その場の思い付きだけどね~
イーリスも周りの奴等の相手ご苦労様、お陰でこいつに集中できたよ~」
怪我もなさそうなので駆け寄ってきたイーリスをぎゅっと抱き着いて頬擦り
「捕まえられたのは良いけど、こいつが捕まって下の奴らが勝手に暴れたりしないかな?
一応総帥とか言ってたけど。」
トップが消えれば次の頭が出てくるか崩壊してバラけてしまう
全部捕まえ切れるかどうか…まぁその辺りは風紀委員とかに任せてしまおう
「後はまぁ、こんだけ暴れたら猫なんて逃げてるだろうしまた探し直しだよねぇ。」
大蛇と魔法が入り乱れて大暴れしたのだ、猫どころか住人もかなり逃げている
猫探しは変わらず進展なしな事に肩を落としたり
それでもイーリスの抱えている懸念が一つ減ったので、最終的には満足なナナであった
■魔法少女メニー・レインボー > ナナさんを抱きしめて、満面の笑みを浮かべて頬をすりすり。
「ふふ。ありがとうございます。親組織である《ネオ・フェイルド・スチューデント》そのものと無数の傘下組織に分かてる勢力です。総帥を陥落させて、《ネオ・フェイルド・スチューデント》のメンバーの多くを捕縛しました。《ネオ・フェイルド・スチューデント》は壊滅したと言ってもいい状態になるでしょう。傘下の違法組織はおそらく散り散りになり、また落第街の勢力闘争のどこかに組み込まれる事になるのかもしれません」
潰れたのは大元の《ネオ・フェイルド・スチューデント》のみ。彼等が支配していた傘下組織は、支配者がいなくなって、支配される前の状態に戻っていく事になるだろう。
バラけてしまう、という結果にはなるだろうか。
「風紀委員の応援を呼んでいますので、あとの事は彼等に任せましょうか」
ちらりと見ると、風紀委員の部隊が駆けつけていた。
戦っている最中に、体内コンピューターで応援を呼んでいたのだ。
ルビー山本とは後日、牢屋に赴いてお話しよう。
今は『数ある事務所』のお仕事中でもあるので、部隊の方々に任せる。
「それでは引き続き、ねこちゃん探しですね」
そうしてナナさんの手を引いて走りだそうとする。
その後、ご依頼の黒猫を見つけ出す事ができた。
黒猫は逃げたけど、ナナさんと魔法少女のメニー・レインボーが連携して保護し、そして依頼主さんに届けたという。
ご案内:「スラム」からDr.イーリスさんが去りました。
ご案内:「スラム」からナナさんが去りました。