2024/11/25 のログ
ご案内:「スラム」にF.U.R.Yさんが現れました。
■F.U.R.Y > 落第街の奥の奥。
スラムと呼ばれる無法地帯で、欠伸をしながら昼寝に興じる男一人。
「暇くせぇ…」
なんぞ、最近は”外”で怪異の騒ぎもあるらしいが。
ここじゃそんな危険は日常茶飯事だ。今更取り上げる事でもなし。
何がどう怪異になろうと、誰がどう怪異になろうと、ここじゃどうせ人権も何もねぇのだから。
「ふぁぁふ」
だから興味は引かねぇ。どうせ、表の連中が対処に勤しんでんだから。
逆にその分こっちに来る奴らが減って、気が楽ってもんだ。
「ま…張り合いねェが」
ここに来る連中相手にしてる自分としちゃ。
やり合う相手が減る分、暇は増えちゃいるが。
■F.U.R.Y > とはいえ、だ。
争いが好きなわけじゃァない。
スラムに居つくような無法者とは違う。男は別に違法を求めて来ているわけじゃない。
ただ、ここにしか居場所がないからここにいるだけの男だ。
自分の居場所を守る為に戦うしかない男なのだ。
そういう生き方、してる分。
暇という状況には慣れが少なくはあるか。
「藪つつく気もねェが」
突けば周りにいる奴らにも面倒降り注ぐのだ。
それは男にとっても望むことではない。
戦うだけが生きがいの男、それ以外にはとんと、無頓着であるからして。
■F.U.R.Y > まァ。
別に表の人間が来ようとこまいと。
ここで騒ぎを立てる奴など、事欠かず。
『フューリィのガキャア何処じゃあ!!!!』
昼寝にふけようとすれば、喧噪にたたき起こされることだって、ここじゃ珍しくはないのだ。
「ハッ。
俺に何か用かァ…? 誰だかわかんねェツラしてるけどよォ!!」
そんな連中がいようと、このスラムじゃどこの誰とも知れぬ”一般市民(モブ)”みたいなものだが。
だが、平和よりかは張り合いがある。
平和に生きるには荒事に慣れすぎた身。その身の半身、左側を変質させながら。
くろがねの左腕握りしめ、騒ぎの元ににやりと牙向ける。
「おゥ、来いよ!!
てめェらも溜まってんだろォが…!相手してやらァ!!!!」」
■F.U.R.Y > 怒りの悪童が吠える。
この無法地帯にはいつもの事。
だが、いつもの事であるからこそ。
気負いなく。 誰にも気にせず気兼ねなく。
ご案内:「スラム」からF.U.R.Yさんが去りました。