2024/07/28 のログ
ご案内:「黄泉の穴」にメアさんが現れました。
メア > 「暗い………」

落第街の一角に存在する大穴
申し訳程度のバリケードに囲われた小さな異界
それを見下ろすメアの目にはただ闇が広がっている

「なんにも、見えない…ね……」

タブレットに観察した感想を書いていく
先生からのカリキュラム、黄泉の大穴を観察してみよう!
存在は聞かされていたがこれを観察してもどうすればいいのかな、と悩む

メアからすれば大きい穴が開いている、ただそれだけなのだ

メア > 聞いた話では怪異が時折現れるらしい
どんな怪異かは出てきてみないと分からない
中には化け物と呼ばれるような存在も居るようだが、そこまで心配しなくても良いらしい
なぜなら…

「中に、入らなかったら……だいじょうぶ……」

そう、穴の外には怪異がが出てくることはないとのこと
そしてまたタブレットに目を落とす
第一目標として観察した感想を書く事
努力目標の欄に目を向ければ、穴の中に入ってみよう!と書いてある

そう、穴の中も見てみようと書いてある

「入って、だいじょうぶ…なのかな……」

流石に、大丈夫なのかと考える
入れば危険、学園としても穴の中に入るのは禁止と言われている
ただ今回は先生からもらったカリキュラムに努力目標として入ってみようと書いてある

メア > 穴の中、入ってみるのは良いけれど出てくることはできるのか
エレベーターなんてものは勿論階段すらない
入るには最低限ロープでもないと帰ってこれない
空を飛べたら話も変わるのに

「行ってみる……べき…?」

そう問いかける
頭の中で声がする

「む…ばかじゃ、ない……」

他に誰も居ないのに、そう答え顔もどこか不満気…に見えない事もないかもしれない

メア > 「分かった………」

数分の沈黙、立ち上がり大穴の写真をタブレットで撮る
努力目標については今回は見送る事にした
ここは本当に危ない、らしい

「ちょっと、早く…終わった……」

観察に賭ける時間が大幅に短縮された
このまま帰るか、もしくは外で食事も良いかもしれない

どうしようかなと考える顔はほんの少しワクワクが滲み出ている

ご案内:「黄泉の穴」にシアさんが現れました。
シア > 「大きな穴だね、これは」

少女の前には、不思議な大穴があった。
更に、その前には小さな少女の姿。
怪しい場所に謎の少女。状況としては興味が惹かれるかもしれない。

「んー……なにしてるんだろ、あの子」

小さく首を傾げる
怪しいところである、という話は聞いてはいたのでちょっと不思議ではある。

「なにしてるの、貴方は?」

場に似つかわしくない呑気な声で話しかけた

メア > 「ん……はじめ、まして……」

声をかけられた方を向けば年上に見える女性が1人
動きやすそうなジャージ姿で、目立つ武器らしきものは無い

「穴の、観察……貴女も、そう…?」

タブレットをしまいながら答える
ここには観察目的以外にもトレジャーハントに来る者だっている
表向きは禁じられても居るものは居るのだ

シア > 「はじめまして、こんにちは」

挨拶をされれば、素直に頭を下げる。

「観察、観察……」

なるほどな、と頷く。
実のところ、正確なところはよくわかっていない。

「んー……違うよ、ボクは。
 ああ。違うとも言えないか、でも。
 見に来たの、どんなところか。」

観察というには興味本位。
見学というほどには大した理由でもない。
ただ、見に来ただけである。

「どう?見てて。あった、何か?」

興味深げに貴方に問いかける

メア > 「うん、観察……
なら、一緒……でも…穴しかない……」

観察はした、その結果が大きな穴。これだけだった
見に来たという彼女は自分以上に何かを感じれるのか、それとも同じ結論に行きつくのか

「怪異、も…ここにはこなさそう……
遠くからだと、暗いだけの穴…だね……」

安全ではあったが、正直ちょっとは見栄えしてくれても良かった
ただの穴を見るために落第街まで来たと思うと少し疲れを感じてしまう

シア > 「そっか。んー……」

額に手を当て、遠くを見るようにして穴を眺める。
じっと、しばし眺める。

「普通の穴に見える、ボクも。
 なにか違いそうには見えるけど、洞窟とかとは」

この場所から少女の目に見えるのはそこまでだった。
もう少し近づけばなにか見えるのだろうか?
もしくは、中にはいれば?

「怪異。見たことないな、ボク。
 やっぱりいないか、この辺には。
 見たことあるの、貴方は?」

小さく首を傾げて問う。

メア > 「見た事は、ない……」

そういうのが存在している、とは聞いたが実物は見ていない
今日見る事が出来るかもしれないとは思っていたがそれも叶っていなかった

「中に、入るのは…装備がない……」

ロープも何もなく生身で入るのは危険
そう判断していたところだった

「中、入る……?」

と、そんな事を聞いてみた

シア > 「残念、そっか」

眼の前の少女も見たことがないらしい。
怪異というのはやはり嘘だろうか。そんな気さえしてくる。
もちろん、そんな事実はないのだが。

「装備?
 道具とか、怪異退治の?」

彼女の興味はもっぱらそちらにあるらしい。
そんな質問を投げかけてくる。

「技とかあったりする?ひょっとして」

異能とかそういった何かを持っているのだろうか、と。
怪異と対峙するなら必須、かもしれない。

「んー。ありか、それも。
 どうする?貴方は」

中に入るか、と問われれば一考。
お誘いに問を返す。

「興味はあるんだ、ボク」

メア > 「ロープ、とか…灯りとか……」

怪異退治については道具は必要ない
手段はもう有る

「技……?異能、なら……
1人は、危ない……2人なら、ちょっとだけなら…」

異能は有る、それに薄暗い穴の中なら便利な類のものが
1人で突入する勇気はないけれど、2人なら少しだけ中を見てみるのもいいかもしれない

興味がある、と聞いてこくりと頷く
2人の考えは恐らく一致した

シア > 「ロープ……明かり……」

少女は少し考える。

「あるけど、ロープは。
 松明でもいい、明かりって?」

ごそごそと探って出してきたのは、鍵付きのロープ。
見た目はそれなりに頑丈そうであった。

ついでに出したのは、木の棒。
それを松明にする、ということだろうか。

「出せるの、これくらいだけど」

どうだろう?と首を傾げる。

「よければ潜入かな、二人で。」

条件が揃っていれば、と

メア > 「ロープ、あるの…?」

それに松明まで
何でそんなもの持っているのかは置いておく
きっとどんな有事にも対応できるためなのだろう

「すごい、十分……一緒に、行こう……」

パチパチと小さく拍手
これなら少しは穴の中を探索できる

そうと決まれば最低限の準備を整え…

「いざ、穴の…なか……」

好奇心を胸に探索を開始する

シア > 「十分?いこうか、なら」

ちょっとまってね、と棒の先に何やらを巻いて火打ち石と火種で火を付ける。
簡易な松明に火が灯る。

「さて、行こうか。中へ」

松明は自分が持つよと、手に持って。
少女と少女は穴に足を踏み入れていく。

「んー……?」

一歩入った先は……奇妙な湿り気と、なんとも言えない空気に支配されていた。
人によってはその時点で怖気に襲われているかも知れない。

「どう?貴方は」

なんとも言えない気配についてか、貴方に問いかける

メア > 「手慣れてる…ね……」

手際よく松明が完成する様子を感心して見つめる
火打石で火をつけるのはメアにはかなり難しい作業である

「ちょっと、ずつ……

暗くて、良い感じ……?そっちは、大丈夫……?」

穴の中は光が松明以外殆ど無く、人によってはここに居るだけでストレスになるかもしれない
が、メアは周りを闇に囲まれていた方がどこか安心できる
加えて…

「ここなら…私の、異能も……万全……」

自分の周りは全て闇に近い状況
自分と彼女を守りながら進むのにこれ以上の条件は無いかもしれない

シア > 「んー。普通だったからね、お山では」

火をつけるのも、ロープを使うのも日常であった。
それ故の備えなので、彼女にとっては何も不思議ではない。

「平気、ボクは。
 暗いのがいいんだね、貴方は。
 嫌ではないけど、ボクも」

暗闇を見通すような能力はない。
それでも、闇は大して障害にはならない。
相方の少女も苦にならないのであれば、悪いことではない。

「そっか。そういうのなんだ、異能」

原理はよくわからないし、そもそもどんな能力か知らない。
けれど、相手の言動から闇に関連するらしいことは想像がつく。

「大丈夫なら、どっちも。
 行こっか、それじゃ」

奥を指差し、それでも警戒するようにそろそろと進み出す

メア > 「山…?山に住んでる、の……?」

山のぼりもしたことがない
やるとしてもロープがいらない初心者コースが限度かも

「うん…暗い方が、強くなる……」

それでも、警戒しながら進む
有利であるとはいえここから先は異界に近い
怪異も、穴の中には存在している筈

闇の中を目と、異能を使い探っていく
進めば進むほど何か自分達以外の気配を感じ始める

「気を付け、て……あ、そういえば…名前……」

シア > 「住んでた、正解は。ああでも。いいな、それも。
 山があるし、この島」

山育ちであるので山は暮らしやすい。
そう思えば、山で暮らすのもありではないか、と少女は思った。

「いいね、暗い場所に行くなら。」

暗いほうが強い、というならこの暗い場所は最適だろう。
程々に明るくしているのは許してもらうとして。

奥までは見渡せないが、それでも夜目が一般よりは効く。
その眼で奥を見るが、よくわからない。

「ん……」

見通せはしないが、なにか妙な気配を感じ取る。
動物とかとも違う、様な気がする、が。
怪異の気配、なんだろうか、と少女は考える。

「ん? ああ。忘れてたね、言うの。
 シアだよ、ボクは。貴方は?」

名前を問われ、そういえばと答える。
ただ、感じる気配への警戒は解かない

メア > 「すんでたん、だ……」

山の中での生活と言えば聞こえは良いがサバイバルである
メア1人でサバイバル生活はとてもできないので、純粋にすごいと賞賛する

「よろしく…シア……私は、メア……」

少し似た名前である
そうこう言っている間にも気配はどんどん近付いてくる
もうすぐそこに何かが走る音が聞こえてくる

「シア…戦ってみる……?」

そう尋ねてみる
恐らく向かってくる相手の目印は松明である

シア > 「メア、よろしく」

似た名前であった。
当然、ただの偶然である。
しかし、こうして出会ったのは運命なのかも知れない。

「ん。どっちでもいいよ、ボクは。
 けど。できるの、逃げるとかって。」

闘うか、と問われればそう答える。
少女自身、異能などはないが闘いの経験はある。
主に獣との、であるが。

そのうえで、そもそも戦いを避ける道があるのだろうか、と疑問を返す。

「一応、狩りとかの経験はあるよ、ボク。
 初めてだけど、怪異とかなら」

メア > 「そっか……できる、けど…」

逃げるのも可能
けれどこの状況と、恐らく怪異と言っても大物の様な気配はしない
となれば戦ったほうが早い

「捕まえて、みる……」

メアの足元から黒い手が視線の先へといくつも伸びていく
続いて何か獣じみた声の後…

『――――――!』

金切り声の様な叫び声が聞こえてくる
そしてずるずると、黒い手が体中に絡みついた
狼の様な…否、形がそれに近いだけの異形が引きずられてくる

シア > 「できるんだ、逃げるの」

単純に相手が大したことがないのか。
それとも、この少女が凄いのか。
そこは伺い知れないところだが

「捕まえ……?」

少女の言葉とともに、足元から現れる黒い手。
それを思わず観察すると、それは闇の奥に進み……

「異能……」

ぽつり、とつぶやく。
その直後、獣じみた声とともに、引きずられてくる何か。
それは自分が見知った狼に似た……しかし、どこか異なる生き物。

「怪異かな、これが?
 生きてるのかな、捕まえるってことは」

臆すること無くそれを眺める。

「で。どうする、この後?」

捕まえたままなのか、トドメを刺したりするのか

メア > 「うん、捕まえる……」

そもそも触れられない相手であれば逃げる
捕まえる事が出来るのなら、少し調べてみたい

雁字搦めになった怪異は今も身悶えしているがこの状態では無駄な行為

「お化けとか、なら…むりだった……
生きてるん、だね……」

一緒になって観察する
狼に似てるけど絶対に違う生き物
穴の中が異界なのだと改めて目の前で突き付けられている気分

「実験…したい……怪我したら、とか……どうしたら、死ぬのか…とか……」

そう答える
蛙の解剖の様に今からバラしてみる、と…

シア > 「……」

じっと、闇の色の手を見る。
どうやら幽霊のようなものは捕まえられないらしい。
ということは、あれも物理的な何か、なのだろうか。

「死んでるのかな、やっぱりお化けって。
 この狼っぽいのは生き物っぽいけど、少なくとも」

生き物の定義とは、みたいな話になる。
そんなことを口にした少女自身、そんな哲学的なことを考える知識はないのだが。

「へえ。
 そういう興味なんだ、メアは。
 いる?道具とか。異能で十分、それとも?」

突然の解剖宣言に、特に驚くことも引くこともなかった。
そうなんだ、と受け止めて確認を取る。
自分だけでできる?と。

「捌くのなら得意なんだけどね、ボクも」

研究、みたいな話になるとちょっと勝手が違うかも知れない。

メア > 「分からない……でも、お化けみたいな…怪異は……」

割とお手上げである
物理が通用する相手ならこんな感じだが、それが効かないとやはり逃げるしかない

「ん、どういう存在なのか…気になる……
シア、山育ち……解体、してほしい……それか、指示…欲しい…」

狼をさばいた経験は?ある訳がない
今も捕まえたは良いがどこを切れば死なないか、逆にどこを切れば死ぬはずなのかも分からない
あくまで異形で動物ではないが、自分がやるより参考にはなると思っている

シア > 「そっか。あるんだね、できないことも。
 仕方ないね、それは」

じゃあお化けみたいなのが出たら逃げないとだ、と考える。
当面は大丈夫……かもしれないが。

「肉もあるし形も似てるし近いのかな、狼と。
 ん。ボク? いいよ、やっても。
 ただ解体するのが中心だよ、ボク。」

全身をバラバラにして、血を抜いたり、皮を剥いだり、内臓を抜いたりする。
それから肉を部位ごとに切り分けたりする。
そういう作業だ。
つまり、基本、殺してバラバラにする。そういうものだ。

「こうしよう、じゃあ。
 メア。したいのは、どんな風?」

方向性を指示されれば、できるだけそれに沿おう、と提案する。

メア > 「ん、生き物らしいのか解体して…ほしい…」

まだ暴れる異形の頭をへし折る
途端におとなしくなる異形に拘束の力は緩めない

「とりあえず、中身が見たい……
今も、首を折った時…変な感じがした…」

肉の中の骨を砕いたというより、何とも言えない手応え
大人しくなったのか死んだのかすらわからない

「中身を、ちょっと見てほしい……」

そう、お願いする

シア > 骨の折れる、鈍い音が洞穴のような場に静かに響く。
少女と少女。
見た目からすれば、およそ縁のなさそうな音であった。
しかし大きな音ではないが、それは確かに耳に届いた。

「容赦ないね、メア」

顔色を変えることもなく、少女は感想を漏らす。
仮に怪異だろうと、通常の獣であろうと迷うこと無く首を折れるのだ。

「感じが、変。そっか。」

跪いて、捉えられた狼をしげしげと眺める。
やはり、見た目は狼のようである。ただ、どことなく違和感も感じる。
毛皮の質感や、眼の様子。そういった、細々としたや目に見えないなにか。

「確かに。やってみるか、とりあえず」

何処かから取り出したナイフ。
それで、まずは首を一閃。通常であれば頸動脈などが流れているであろう場所。

しかし

「出ないね、何も」

本来であれば大量の出血が起きるであろう、それ。
しかし、その喉からは何も出なかった

「次ね、じゃあ」

ずぐり、と喉の下あたりに迷いなく刃をいれる。
やはり、何も出てこない。

「……変だね、手応え」

慎重に、ゆっくりとナイフで腹を切り進めていく

メア > 「だって、暴れるから……あぶない…」

万が一拘束を抜けてこちらに襲い掛かってこないとも限らない
なので止めを刺した、メアにとってはそれだけの事

「うん…変な手応え……」

何とも言えないが、変だった
そして予感は確信に変わる

突き立てられたナイフには血も何もついていない
そこから切り開いた中身、その中も…

「何もない………」

喉から腹にかけて切り開いても、何もない
ただ黒い、それだけ
狼の様な異形は本当に見た目が狼に寄せているだけ

それを見た時初めて悪寒を感じた

「シア…もどろ……
これ以上は、危ない……」

少し穴に入っただけでこれ
自分達の常識が全く通用しない世界なんだと改めて見せつけられる

シア > 「伽藍洞の、空っぽ」

妙な手応えの正体はこれだったのだろうか。
肉の感触はするのに、肉を切った実感がない。
それは本当に奇妙な感覚であった。
同時に、"怪異"という異質な存在の実在をまざまざと感じさせた。

「これだけ、じゃあ」

どずり、と頭を穿ってみる。
しかし、そこも同じ。あるべきものがなかった
本当に、空っぽなそれ。

「お化けだね、それこそ」

この奇妙さを、そう評した。
肉であって肉でなく、中身はあるようで中身はない。
それなら、これはどうやって考えて、どうやって行動していたのか

「そう?
 じゃあそうするか、メアがいうなら」

シア自身は、奇妙さは感じていても、脅威を感じていなかった。
しかし、自分よりはそういうことに詳しそうなメアが危険を感じるのであれば、そうなのだろう。

「仕事でもないしね、別に」

トレジャーハンターなどであれば、こんなところで引き返すのは名折れだろう。
けれど、少女たちはそうではない。
なら、どこで引き返したところで自由だ。

「戻ろ、じゃ」

メア > 「うん、あと………」

腹を裂かれ頭を穿たれた異形を黒い手は締め上げ、すり潰す
中身があれでは死んだかどうかすら怪しい
物理的に動けない状態にして奥の方へと放り投げる

「安全、第一……」

これ位の脅威であればメア1人でもどうとでも対処できる
しかし普通の対処で十分か分からなくなった以上、これ以上探索を続けるのは不安材料が多すぎる

「ちょっとした、冒険……だしね…」

来た時よりも少し駆け足で入口へ向かう
命あっての物種、お土産が無いのが寂しいが五体満足で買えれればそれでいい

シア > 「安全第一……」

締め上げ、すり潰さて遠くへ放り捨てられる残骸を目で追う。
普通であれば、あれだけされれば完全に死んでいるであろう。
あれが通常の生き物なら

実際のところ、どうなのかは神のみぞ知る、である。
もしくは……追いかけて、確かめるしかない。

「そうだね、それも。」

あれだけしてさえ、仮に生きていたとしたら対処は難しいだろう。
その時、どうなるのか。想像するだけでも、あまり良い結果は見えてこない。
そこまでする価値は、多分ないだろう。

「ちょっとした冒険、そうだね。」

別に、大冒険を求めたわけでもない。
身軽な足取りで駆け足の少女についてでる