2024/07/29 のログ
メア > 「死んだふり、かも……」

拘束を緩めたとたん食らいついてくるかもしれない
なので、少し念入りに壊しておいた

「先生に、良い報告……できそう…」

ちょっとした冒険も経て多くの情報が得られた
成果としては十分で…

「ありがとう…シア……」

そう言って、暗い穴を進む
無事出口までたどり着けば恐らく家路は危険な事も無いだろう

シア > 「擬態か……」

気配的には死んでいたように思えた。
ただそれは通常の生物の枠に限っての話。自分の感覚が怪異に当てはまるとは限らない。
困ったものだな、と少女は思った。

「先生?報告?
 ああ。そういうのなんだ、メアの観察」

なにかの課題か、宿題か。
細かい差異はともあれ、そういうことだったらしい。
中身まで気にしたのはそういうことだろうか。

「気にしないで、別に。
 見てみたかったから、ボクも。
 ありがとう、勉強になったよボクも」

僅かの間であったが、収穫は色々あった。
見返りは十分だろう。

そして
そこまで深くまで入り込んでなかったのが幸いしたか、帰りは何事もなく出られた。

ご案内:「黄泉の穴」からメアさんが去りました。
ご案内:「黄泉の穴」からシアさんが去りました。