2024/07/18 のログ
黒羽 瑠音 >   
「こんにちは!あー確かにそれは分かるかも、風邪とかひいた時に外の天気がいいとむずむずする奴」

日陰のベンチで休んでたみたい、私もそのまま並んで座る

「それは良かった、私の奢りだから遠慮しないで飲んでね?それと、今日と前回の分の授業のプリント」
「講義って一回逃すと勉強する部分どんどん先いっちゃってたいへんだよね」

先生にお願いしてコピーしてもらった、イロハちゃんが出れなかった分の授業のプリントを渡す

「ん、そうだよ~?もう、次会ったらメタラグに誘おうと思ったら授業にいなくて……」
「どうしたのかなーって思ってたら入院してるって聞いたから思わず来ちゃった」

もしかしたら迷惑かな?と思ったりもしたけど、友達になったばかりの子が入院……それに
少し前にコレットちゃんが紅い屍骸と戦って入院した事を思い出すと、ちょっと、ね

「……少し前もさ、友達が入院したの、今落第街で暴れてる奴と戦って」
「その子は直ぐに退院できたんだけど――タイミングがタイミングだからさ、心配になっちゃった」

でもよかった、元気そうでと微笑む、見た感じ、退院までにはそんなに時間もかからなそうなのかな
イロハちゃんもこう見えて、すっごく強かったりするのかなぁ、なんて頭の隅で考えるけど

「だから、うん、お見舞いだよ~~イロハちゃん、早く退院できるといいね」

何はともあれ、不安が払しょくされたので一安心、私もポカリを一口飲んで息をつく

落花彩晴 > 「私、割とこう見えて体を動かすの好きなんですよ…だから、ずっと部屋に閉じこもっているみたいなのが苦手で…。」

あはは、と笑いながら。この少女…見た目”だけ”ならインドア派なのだが割とアクティブに体を動かすのが好きだ。
…問題は、そのアクティブさが対人関係にはさっぱり影響しない事だが。

「え?…あぁ!わざわざありがとうございます瑠音さん。正直かなり助かります。」

自分が休んでいた分の授業のプリントを受け取れば、素直に有難いのでまた会釈と共にお礼を。
実際、ただでさえ凡庸より少し危うい成績常連なので、遅れを取り戻す意味でも凄い助かる。

「…あの、それはそれとして…メタラグ…って何ですか?」

こてん、とまた小首を傾げて不思議そうに。そっち方面の娯楽はさっぱり知らないらしい。
勿論、迷惑なんて事は無い…まさかお見舞いに来てくれるとは思わなかったので驚きはしたけれど。

「……!…そう、ですか。」

おそらく自分と戦った相手とは違うが同じ”紅い怪異”の一種…かもしれない。
そう思うと、名も姿も知らぬ彼女の友達が気がかりだが、面識も無い自分が案じてもしょうがないだろうか。
ただ、直ぐに退院できたなら何よりだ。自分ももう少ししたら退院許可は下りるとは思うけれど…

「そうですね。体が鈍っているのも実感しましたし…あと数日中には退院できると思います。
ただ、右腕の怪我はちょっと酷いので何度か通院は必要かもしれませんが。」

ギプスと包帯、三角巾でがっちり固定された右腕を左手でちょいちょいと示して苦笑気味に。

折角頂いたのでこちらもポカリに口を付けながら一息。

「退院して、勉強の遅れを何とか取り戻せたら夏らしい事とか何かやってみたいんですよね…。」

ぽつり、とそんな言葉を漏らした。気が抜けているのは友達の前だからかもしれない。

黒羽 瑠音 >   
「へぇ~、私も結構体を動かすのは好きだけど、好きなゲームが出た時とかは引きこもっちゃうことあるなぁ」
「あ、でも最近はちょっと体鍛えてるから、外に出る機会もその分増えたかも」

むんっ、と腕まくりをして見せたりして

「ふふ、どういたしまして~~先生も心配してたし、早くまた一緒に授業、でようね?」
「メタリックラグナロク!VRのロボゲーだよー、ゲーセンでも、家庭用でも遊べるけど」
「一緒に遊ぶならやっぱりゲーセンかな、私はゲーセンデビューしたの最近だけどとっても楽しいよ!」

詳しくは退院したら教えてあげよー、と口元に指をあてて勿体ぶってみたりして
でも、イロハちゃんともメタラグできたら楽しいだろうなぁ、何時かチームくんだりしてみたいな

「そっか、無理は禁物だからね?ちゃーんと直しておかないと後から響くだろうし……」
「その分治ったら一杯あそぼ!そうだなぁ……」

「駄菓子屋でラムネとか飲んだり、最近は海開きしたらしいから海にいったり?」
「スパが出来たからそっちに遊びに行くのもいいと思うよ、温泉エリアなら病み上がりにぴったりな筈」
「私、一回行ったから案内できるよ?」

「後はお祭りがそこかしこで開催されるみたいだから、どっかのタイミングでいってみたいよね、常世の花火ってどんなのだろう」

イロハちゃんの言葉に次々と案が浮かんで、とりとめもなく口にしちゃう
全部が出来る訳じゃないんだけれど、考えたり予定を組むだけで楽しかったりするんだよね、こういうの

「あんまり暑い日は図書館で涼むのもいいかもね~勉強にももってこいだし」
「うーん、他には……っとと、ごめんごめん、私ばっか話しちゃってるよね」

えへへ、とちょっと照れ臭くなりながらイロハちゃんに笑いかける
うーん、わくわくしすぎて話しすぎちゃったかも?

落花彩晴 > 「いいと思いますよー。私はゲームの類はあまりやった事ないですけど、何かに夢中になれるのは良い事です。」

そして、腕まくりをしてみせる瑠音さんをじーっと見つめる。
つい、癖で肉付きとかそういうのを観察しそうになり、ハッ、と我に返る。

「…先生にもご心配をお掛けしてしまいましたか…申し訳ない限りです。
メタリックラグナロク…ロボゲー…な、なるほど?」

VRやゲーセンは一応知っているが、実際に遊んだ事は無いので未知の世界だ。
もしこの少女が始めるなら、それこそゲーセンデビューという形になる。

「も、勿体ぶりますね…!」と、友達の仕草に抗議しつつも、まぁ退院後の楽しみが増えたと思おう。
どうやら、メタラグそのものに関しては意外と乗り気らしい。

「ですね…今回はちょっと無理して大怪我した感じなので今後は気を付けます。」

それでも、怪異――特に強くて危険なソレには、また独断専行で挑んでしまいそうな自分を自覚して。
友達や先生に心配を掛けたくないのは紛れも無い本音だが、だからこそ心苦しい。

「る、瑠音さん情報のキャッチが早いですね…私はそういうのいまいち疎いので…。」

と、口にするけどイベント毎に関わる式典委員会の一員なのだ、これでも。
彼女のマシンガントークに押されっぱなしだが、これはこれで少女は楽しんでいる。
やっぱり友達と話すこういう日常の何気ない会話は好きなのだ…今までぼっちだったから余計に身に染みる。

「いいえ、瑠音さんはとても楽しそうに色々話してくれるので、私も楽しいですよ。」

本心からそう口にしてにこりと笑いかける。片眼鏡をしていないのでオッドアイがより強調されて。

「…あ、退院したら眼鏡も買いに行かないと…。」

思い出した。左目をぺたぺたと触りながらポカリをまた一口。

黒羽 瑠音 >   
「えへへ、そっかな……あ、イロハちゃんは何かそういう趣味とかあったりする?」

そう言われるとやっぱり嬉しい、ぱたぱたと足を動かしながら私からも聞き返してみたりして

「ふふ~心配かけたバツ、って事で?」
「そ~だよ~、といっても、怪我する時はするものだしね」

口元に指をあてながら冗談めかしつつ

「無風紀の人達とか、頼っていい人もたくさんいるけれど……何時も其処に頼れる人がいるかは分からないし」
「だから私も、今ちょっと体鍛えてるし?」

そう、いつもいつも安全な場所に入れるとは限らない、なんて事を少しだけ知っているのだ、今は
まぁ私自身が巻き込まれたわけでは無いんだけれど

「そうだなぁ、無理しないで、何て言ってもアレだけど」
「怪我したら、それだけ遊ぶ時間が減っちゃって"勿体ない"から、がんばろーって事で?」

イロハちゃんにも何か事情があるかもしれないけれど、私から見て言えるのはこのくらいかなぁ

「楽しそう?……そりゃあ、友達と話すのは楽しい事だし」
「あ、ならショッピングもいいかも!デパートって中涼しいし~映画館とかも入ってたりするし」

好きなジャンルとかある?一緒に映画とかも楽しいかも、なんてまた話を零しながら笑いあうのだ

落花彩晴 > 「趣味ですか…特にこれといって…あ、でも体を動かす事は全般好きかもしれません。
今の季節で言うなら水泳とか…あとは、キャンプも結構楽しいですよ?」

何だかんだ趣味は体を動かしたりアウトドア方面らしい。
屋内で過ごすのが嫌い、なんて事は無いが外の空気を吸うのが矢張り自分は好きなのだ。

「…それを言われると何も言い返せませんね…。」

むぅ、と少し眉を寄せつつも友達に心配を掛けてしまったのは事実なので。
確かに怪我はする時はするが、自分の場合は望んで怪我をしに行ったようなものだから。

「――最終的に頼れるのは、結局自分自身ですからね。」

実感があるのか静かにそう口にする。勿論、周りに頼れる誰かや友が居るなら有難いが。
何時もその人たちが居てくれる訳でもないし、矢張り鍛えたり備えておくのは無駄では無いと思う。

――もしかしたら、隣で笑顔を浮かべている友達も何かに巻き込またりする事があるかもしれない。
勿論、その時は微力ながら友達の為に動くつもりではいるけれど。

「――そう、ですね…。」

一瞬言葉に詰まるが、ややあって深く一度頷いた。
彼女の言葉は割と少女に刺さる。でも、だからこそ戒めにもなるのだろう。

「片眼鏡って割と特殊ですけど品揃えとかどうなんでしょうね…映画、ですか?」

少し考える。あまり映画を見た経験は無いが…。

「割とアクション映画とか…あ、ホラーも行けますね。」

体を動かすアクション映画は戦闘の動きのヒントにもなるし、ホラーはまぁ普通に耐性があるのだ。

黒羽 瑠音 >   
「キャンプ!昔学校の遠足で川にいって… お魚の塩焼きをその場で作ったけど美味しかったなぁ」
「後、皆でカレー作ったり……ふふ、楽しそう」

キャンプは考えてなかったかも、虫刺されとかはいやーな感じだけど、そこらへんはちゃんと探索して
一緒に料理作ったりもきっと楽しいだろうな、なんて考えるのです

「そうだね~~でもさ、イロハちゃん」
「最後に頼れるのは――自分の力だけど」
「手に入れた力の切欠も、求めた理由も、全部が自分だけのものじゃないから」
「きっと、その時だって一人でも独りじゃないって私は思うな」
「……  ふふ、どう、今のセリフ、ちょっとカッコよくなかった?」

少しだけ真面目な顔でイロハちゃんを見つめてみる
自分が手に入れたものは、誰かが教えてくれたもの、誰かに貰ったものばかりだから
だから私も、少しだけでも誰かの、目の前の友達の力になれたらいいなぁ、と思うのだ

「其処は見てみないと何ともかな~品揃えがいい所ならきっと、ある、と思う?」
「おぉ、私はホラーはあんまり……だけどアクションは好きだなー、後はコメディとか」
「ポップコーンとコーラが合う映画はサイコーだよね!」

頭の中で今上映されている映画を思い出しつつ、遊びに行くならこれかなぁ、なんて想像する
まぁ今のところ予定があるわけじゃないけれど、見る機会があったら話題に出せるしもーまんたいってやつだ

落花彩晴 > 「…大自然の中で食べる魚の塩焼きとかキャンプ飯はいいですよ…勿論カレーも定番ですよね…!」

ちょっと楽しそうなのは、本当に趣味というか好きなのだろう。
退院したら、ちょっとキャンプしに遠出するのもいいかなぁ、とか思いつつ。

「――そう…ですね。自分一人だけで得られる力なんて孤独で寂しいですから…。」

やっぱり、誰かの意見…考え方というのは色々と新しい発見や気付きがある。
自分は、この島に来て人に恵まれているんだな…と、そんな事をふと思った。
自分の”価値”が呪いだけではない、と。改めて強く思わせてくれた。

「うーん、瑠音さんはカッコいいセリフもいいですけど、元気で前向きなノリがやっぱり似合いますよ。」

と、少女にしては珍しい軽口を叩いて。だけど、彼女は笑って前を向いて進んで欲しい。これからも。
少しだけ真面目な彼女に対して、敢えて軽口っぽく返したのは…思う所や気付きもあったから”敢えて”だ。

「あと、ジャンルと言えるかは分かりませんが群像劇…ですかねぇ。
こう、主人公が一人に固定されてなくて、複数の視点で物語が展開されていく感じの。
結構、視点が入れ替わったりするので把握するのが大変ですし、登場人物も多くなりがちですけど。」

と、好みのジャンルに追加でそう口にする。眼鏡については、まぁ実際お店で探してみないとだろう。
「やっぱり扶桑百貨店とかですかねぇ」と。あそこの品揃えは島でも随一だろうし。

「ポップコーンも色々と味がありますよね…私はキャラメル味とか好きですけど。」

定番と言うかありあちな味の一つだが、だからこそれがいい。

黒羽 瑠音 >   
「うーんやりたくなってきた、一夏じゃやりきれなさそう!」

わくわくしながらぐびっ、とポカリを飲んで息を吐く
夏が始まったばかりなのに、もう次の夏まで予定が埋まっちゃいそうだ

「え~これでも私、ロールプレイは得意だと思ってたんだけどな~~ふふ、でもありがと?」

「群像劇か~何というか、こうさつとかも滾ったりするやつが多いよねそういうの」
「ドラマとかだとはらはらする展開が多そう……そだね~とりあえず今度いってみよ」
「見てるうちに買いたいもの出てくるかもしれないしね、あ~、いいね!私もキャラメル好き、うーん食べたくなってきた」

そういいながら一つ欠伸

「さーて、イロハちゃん、実は私、もう一つお見舞いの品があるのです」
「そう、レモンの蜂蜜漬け…しょじじょーで作りまくった奴…!」
「日陰もいいけど、やっぱり病室の方が涼しいだろうしそろそろ戻ろうよ、私ちょっと汗かいてきちゃった」

イロハちゃんもちょっと汗かいてるように見えるし、盛り上がってきたけれど残りは病室で、がいいだろう
あんまり長く居座って熱中症とかになったら申し訳ないし、それに私自身、結構熱くなってきたのである

落花彩晴 > 「夏はこれからですけど、案外短く感じてしまいそうですねぇ。」

何かに夢中になれば、そしてやりたい事を片っ端からやっていったら、季節問わず何でもあっという間に過ぎ去るもの。

「…あはは、でも瑠音さんの真面目な顔、ちょっとドキっとしちゃいましたよ?」

と、付け加えながら小さく笑い返した。友達になら軽口は叩けるんだけどなぁ、と思いつつ。

「頭は悪いですけど、そういう考察とか割と好きだったりするんですよね私。
そうですね…話して盛り上がるのもいいですけど、実際行ってみるが一番でしょうし。」

キャラメル味、定番の味の一つですけどいいですよねぇ、と相槌を打ちつつ。
と、彼女からの追加のお見舞いの品に目を丸くして。まさかポカリ以外もあったとは。

「…そうですね、まだこれから気温が上がりそうですし…中に戻りましょうか。
少しくらいなら病室で雑談しても怒られたりしないでしょうしね。」

流石に自分は兎も角、友達までこの炎天下に付き合わせるのは忍びない。
それに、元々屋上に来た目的は既に達成しているので、中に戻る事にそもそも異存は無く。

「よし…っと。じゃあ中に戻りましょうか瑠音さん。」

空になったペットボトルは近くの専用ゴミ箱に捨てつつ立ち上がり。
そのまま、友達と一緒に冷房がしっかり効いた院内へと戻っていくのでした。

黒羽 瑠音 >   
そんな様子を見て、本当に大丈夫そうだな、と胸をなでおろす
まだ会ってそんなに長い訳じゃないけれど……うん、多分、無理してるわけでもなさそう

「うん、あ、実はプリント私の分も持ってきてるんだ、食べながら復習しようよ」

何て誘いながら病院の中に戻っていく
見上げれば空には燦燦と輝く太陽、夏、真っ盛りだ

「夏休みの課題、ぱぱーっと終わらせないとな~」
「頑張ろうね、イロハちゃんっ♪」

そう、夏を楽しむために、まずはやるべきことを終わらせないと
そんな意気込みを胸の内に秘めながら、一先ずはイロハちゃんとのこの時間を大切に過ごそうと思うのでした

ご案内:「一般病棟 屋上」から黒羽 瑠音さんが去りました。
ご案内:「一般病棟 屋上」から落花彩晴さんが去りました。