2025/02/02 のログ
■落花彩晴 > (今は私自身の精神力と気合と、あと諸々で一応は安定化させてますけど…)
それも束の間の平穏に過ぎない。激昂したり極限状態に追い込まれたら勝手に『呪い』が漏れ出すのも経験済み。
解呪が出来ない以上、抑制が一番効果的だがその為の必要なものが全然足りないのだ。
「……祭祀局だったらその手の道具はありそう…ですけど…。」
【永久除籍】を喰らっている自分は、祭祀局には出入り禁止であるから、そっちはまぁ無理。
今、呪いを抑え込めている精神もかつて同僚から奪った分強化されているから一応抑えていられるのだ。
「…人から奪ったモノで自分を保っているというのは…本当、嫌になりますね…。」
あー駄目だ、これは悪循環に陥りそう。軽く頭を振って気を取り直す。
前だけをずっと見ていけるほど強い生き方は出来ないが、下ばかり見たらあらぬ方向に進んでしまう。
■落花彩晴 > 「…っし!…美味しいモノでも食べに行きましょうか!」
パァンッ!と、徐に両手で自分の頬を叩いて気分を無理矢理持ち直す。
空元気に近いかもしれないが、このまま沈んでても何にもならないのだし。
勢いよく立ち上がれば…ハッ!?とする。幸い周囲にあまり人気が無かったから助かった。
乙女としてはちょっとはしたなかったかもしれない…と、反省しつつ研究所をそそくさと後にしよう。
ご案内:「第六異能研究所」から落花彩晴さんが去りました。