異能や魔術などの授業の実習に使われる施設群。
また、主に学生のための訓練施設が併設されている。
異能や魔術を制御するための実習や訓練であり、人や生物、器物を殺傷・破壊する目的のための訓練は認められていない。
参加者(0):ROM(1)
Time:01:19:21 更新
ご案内:「訓練施設」からスノウさんが去りました。
ご案内:「訓練施設」から武知 一実さんが去りました。
■スノウ > 「むー...わたしだって、してたも...ん。
...後、一瞬走馬灯、だっけ、みえそうになった。」
場数かあ...私じゃあまだ少ないって事かな。
異能にかんしても今回使ってないし、使えないし。
それに...。
(かずみんは気付かないだろうけど...す、す...)
顔を振り回して正気に戻る。
「...ありがとー。また...あそぼ...ね?」
抱えてもらえないのは残念だけど...今日は仕方ない。
でもまあ...一緒に手を繋げたのは、嬉しい、かな。
なんて思いながらニコニコしながら一緒について行ったそうな。
■武知 一実 >
「踏んでる場数が違ぇンだよ」
転移荒野の魔物やら、不定期に発生する怪異やらの討伐をしてりゃ嫌でも強くはなるだろ。
まあ、同じことをして貰いたいとは微塵も思わねえが。
コイツにはコイツの鍛え方があるだろうし、そもそもきな臭えのは向いてねえんじゃねえかとすら思う。
「ったく、甘えんな。
……今回だけだぞ、次は無ェからな」
とは言え服くらいは着させて欲しい。
スノウを引き起こして立たせた後は、一度パーカーと制服を着直して。
抱えたりってのは流石に御免被るので、精々手を引いてスノウを送り届けることにしたオレだった。
■スノウ > 「げっほ...げほ...」
電気、カッコいい...。あー吹き飛んじゃった...。
受け止めれると思ったんだけど、重すぎだよぉ.....。
「たてるー...だいじょうぶぅ....へいきだもん...。
かずみん、つよいねー...げっほ、げほ...。」
かずみん、つよいなぁ...私じゃかなわないや...。
手を差し伸べられてそのまま応じる形で立ち上がる。
不意打ちくらいならできるのだが、やっぱり続かないな...。
「ねー...かずみん...このまま、つれてってー...。
やっぱりたてないやぁ...。」
ちょっとおねだりしてみたりする。
このまま一緒に帰りたい、なんてことも追加して。
■武知 一実 >
「ふぅー……自衛って言う面じゃ十二分だと思うけどな」
余韻で散る火花放電を腕を振って払いつつ、盛大に吹っ飛んだスノウへと近づいていく。
受け止めようとしたのは良いが、スノウ自身のウェイトが軽過ぎだ。
課題は色々見えて来たから、後はスノウが個人でどこまで鍛えれるか、だろうな。
「おい、大丈夫か。
立てるか、ほら」
ったく、なんて顔してんだ。
スノウへと手を差し伸べながら、さっきの応酬を振り返る。
目隠しに速度強化が出来るなら、変に攻撃を受けたり避けたりってするよりは霧撒いてそのまま場を離脱すんのが一番の自衛になるだろうな。
■スノウ > 「そう、だといいんだけどなぁ...けっほ...」
やっぱり、挑んでよかったと思う。
「そ、そうだねぇ...はぁ...はぁ....
これくらい、うけれないと...ッ!イケナイ...ッ!」
ああ、これは...負けたなぁ....。
ここの出力程度じゃ、私、ダメなんだろうな....。
頑張ってふせ...っ
まともに拳を受け止めた結果、壁際まで衝撃が伝わる。
その勢いのまま吹き飛ばされてしまったようだ。
「....ッ!あっ....いったぁっ...いい....ッ。
えへへ...負けちゃったぁ....あははは.....っ
たのし...あ、わたしの、こうさんで...す...」
吹っ飛ばされたその後...壁際で痛がっている様子。
けれど、そこには悔しさはなく、酷い表情で笑っていた少女だった。
■武知 一実 >
「まあ、判断は悪くねえと思うぞ」
オレが上回ってるってだけだ、これから伸ばしてきゃいい。
どう訓練するかはスノウ次第だけどな。
「息上がってんぞ、まずは体力付けるとこからだな。
受けンのか、よし、じゃあ目一杯踏ん張れよ……!」
あの腕で受けンなら多少ガチで殴っても大丈夫だろ。
振りかぶった拳に電撃を纏い、そのままスノウの腕へと拳を突き出す。振り抜くとこまではいかねえが、それでも直撃と共に放電の二段構え。
さて、今のコイツに防げるかどうか―――ッ!!
「―――オラァ!!!」
拳を受ければそのまま閃光と衝撃がスノウを襲う!
■スノウ > 「...雷、かぁ。私の魔術程度だと、逃げられちゃうね。」
帯電した部分が溶けてる...私のは熱に非常に弱いから。
ああ、やっぱりまだ練習が必要だな...なんて。
「...ぜーっ...ぜーっ...まだ負けたくないしね...!
は、はやっ...い...ま、まだぁ...!」
口から冷気が漏れ出し、更に段階を上げていく。
この状態の私なら、かずみんの方も決めてくるだろう。
今日は外しても、怒られないだろうから...。
異形の腕のベルトを外す。...全部受け止めちゃおう。
腕が一段と大きくなり、より硬くなったように見えるかもしれない。
そのまま攻撃を受け入れて防御態勢に入るようだ。
■武知 一実 >
「ただの電気じゃねえ、オレのは“雷”だ」
オレが反応したのに合わせて即座に周囲を凍結させ始めたスノウ。
なるほど、名前に雪を関するだけのことはあるって事かよ。
――なら、出力を上げて両足を帯電させる。その熱で以てオレ自身の凍結は僅かに弱まらせたのを確認し、
「よく避けたな、反応速度の強化かその辺の類か」
したら――オレもギアを上げるか。
両足の帯電で筋力を増強、多少の凍てつきも強引に振り払う形で一歩、二歩跳躍。
足払いを躱して体勢を崩したスノウへと拳で追い打ちを掛ける
■スノウ > 「これで見えないでしょ...っ」
不意打ち程度で勝てるほど、私の世界は...。
いえ、かずみんの実力が分からない以上これしかなかったのだけど。
...しかし、スノウの予想に反して反応が非常に速かった。
「で、電気...!?...これじゃ場所がバレて...!
あ、氷領域(アイスフィールド)....!」
氷領域(アイスフィールド)...周囲を凍らせる練習してた技。
時間はかかるけど足止めにはなるはず...多分...。
通常の状態じゃ回避が間に合わない、流石としか...。
足払いが当たる直前で【強化術】の段階を上げて反応速度を加速する。
体に相当負担がかかるけど、この程度で負けたくない...。
が、ギリギリの回避なので体制は崩れてしまいそうだ。
■武知 一実 >
「気にすんな、もうちょっと体動かしておきてえところだったしな。
じゃあ……戦るか」
スノウが動くまでの僅かな間に、手首の調子を確かめておく。
まあ負担を掛ける殴り方はしてねえから、痛んだりはしてねえが加減が利かないと困るしな。
右、左、ついでに足首。うん、問題ねえ。
「……っ!」
さて、スノウがどう出るかと身構えたところで霧が立ち込め始めた。
視界が白く霞んでいき、向こうの姿が視認し難くなる。
魔術か何か知らねえが、視覚を遮る手段があるなら、別に自衛なんて訓練しなくても良いんじゃ……
「――が、視覚に頼らねえ奴も居るわ、な!」
パチ、と微かな音を立てて周囲に火花が散る。
霧が出始めた時から、此方も小手調べとして周囲に薄く電磁の網を張っていたのが、スノウの動きを捉えた合図だ。
出力は最小限、静電気程度のもんだが、相手の動きがわかりゃそれで十分だ。
背後に回り込もうとするのを牽制して足払いを仕掛ける――!
■スノウ > 「無理言って、くれて、ありがとう。
文句、言わないよ...私も久々に動けるから...」
今の状況。...あ、そっか。銃とナイフ、荷物の中か。
じゃあ私もステゴロか...後で拾ってきてもいいけど...。
この後の結果次第で考えようかな。怪我しそうだしね。
「お言葉に甘えて...じゃあ、いくね。
気象(ホワイトアウト)...!」
パチン、と指を鳴らして。
霧が濃くなり...視界がどんどん悪くなっていくようだ。
折角先手を譲ってもらったんだ...まずは霧で視界を遮ろう。
これ位はハンデ貰わないと勝てない相手...!
このままかずみんの後ろに回り込もうと全力で近づいてみる。
■武知 一実 >
「実戦向けのタイマン……か。
オーケーわかった、なるべく怪我ァさせねえ様に立ち回ってはみるが、あんまり手加減し過ぎても自衛にならねえしな。
……多少の怪我は覚悟して、後で文句もなし、良いな?」
空にした缶をゴミ箱へと放り込み、訓練施設の中央に立ち、正面からスノウを見据える。
さっきまで一方的に暴行を加えていたサンドバッグじゃなく、相手は人型。片腕はデカいが、得物は無し。
有体に言っちまえば徒手空拳って事だ。まあ、戦り慣れてるっちゃ戦り慣れてる。
「別にオレのことなんざ大した事ねえよ。
んじゃ、始めっか……そっちのタイミングで適当に、掛かって来いよ」
戦ると決めたら油断は無しだ。まずはスノウに先手を譲る態で様子を見る。
わざわざ訓練を希望してきたんだ、戦闘は自信がねえんだろうが、比較するもんが無ェからそのまんま鵜呑みにも出来ねえ。
最悪一発貰う覚悟で向こうの力量を確かめる―――!
■スノウ > 「うん...そっちの方がいいのは、事実。」
全部回避したり、逃げたり...避けれる事はした方がいい。
でも、それでも...私は友達置いて逃げたくはないかな...。
そう思えるようになったのも、最近だけど。
「かずみんも、苦労してるんだ...。
何となく...何となくかぁ...変に拘らないのはいいと思う。」
そう生きれたら、私もいいなって思う。
自分の過去に縛られる事なく、今を過ごすのは大切。
まあ、いつか、聞いてみてもいいかもしれないけど...。
「ありがと、付き合ってくれるの...凄く嬉しい。
えっと...普通に実戦向けのタイマン...だっけ?
私、そう言うのしか出来ないと思うから、あと。
かずみんの事それで知れたら、いいかもなーって...。」
かずみんからしたら、普通の組手とか、そういうの想像してたかも。
でも、私はそんな練習をした事ないから、手加減出来るか怪しいし。
本人が嫌だったら、別の提案を受け入れようかな、と考えている。
...ドリンク、美味しくなさそう。変な薬でも入ってるのかな。