2024/07/27 のログ
■武知 一実 >
「……よし、アレ試してみっか」
先輩との手合わせで使えた、一発を何発にも増やすやつ。
結局あの時以来、平時で扱えた試しが無かったが異能による感覚ブースト無しでも使える様になれれば、喧嘩でも役立つに違いねえ。
……もっとも、そこまで派手に喧嘩する予定は今ンとこ無えけども。
「体が覚えてっから、あの時の感覚でサンドバッグ殴ってみっか……!」
ひとまずやる事は決まった。
ベンチから腰を上げると上に着ていたパーカーを脱ぐ。
ついでにタオルもベンチの上に投げ置いて、オレは再びサンドバッグを叩き始めるのだった。
ご案内:「訓練施設」から武知 一実さんが去りました。