2024/08/26 のログ
■緋月 >
「……ふぅ。」
瞑想を止め、目を開く。
時計を確認したら、結構な時間が経っていた。
「本当に、時間を忘れてしまいますね…。」
それだけ集中していたというのもあるだろうが、やはり多少なりとも焦りというものはあるのだろう。
傍らに置いていた刀袋を手に取ると、ゆっくりと立ち上がる。
足が痺れているわけではないが、随分長い間正座していたので、少し注意が必要だった。
「さて、と…今日はこれで引き上げましょうか。」
明日からは、また別の鍛錬を行うのがいいだろうか、と思いつつ、施設の窓口へ向かう。
思ったよりも喉が渇いていたので、帰りに自動販売機でお茶を買って帰る事にした。
ご案内:「訓練施設」から緋月さんが去りました。