2026/02/28 のログ
ご案内:「訓練施設」に武知 一実さんが現れました。
■武知 一実 >
今日は朝から予定も無かったので訓練施設にやって来た。
軽く汗を流すつもり――ではなく、
たまには本格的な運動をしといた方が良いんじゃないかという気になって、わざわざジャージまで持って来ちまった。
そもそも運動不足ってわけじゃねえんだけどな……肉体労働系の昼バイトに、夜バイトはドンパチ系だし……。
「……まあ、いつまたあのバケモンが現れるか分からねえし」
思い出すのは、商店街で遭遇した人の姿をした怪異。
あの時は向こうが慢心してたからどーにかなったが、同じ手が通じる気はしない。
そして今後、奴と似たような怪異が現れないとも限らねえ。
「つっても、オレぁ喧嘩屋なんだけどな……」
そろそろ喧嘩屋の看板を下ろして、荒事請負人とかそういうのにジョブチェンジした方が良いかもしれない。
あるいは何でも屋とか。まあ、その辺は追々考えるとして……。
そんな事をぼんやり考えながら、運動後の休憩としてロビーのベンチに座っている。
運動に使った部屋の片付けもしなきゃな……。
ご案内:「訓練施設」に上下院 禰喪さんが現れました。
■上下院 禰喪 >
君の異能を活かすためには、袴は動きづらいのではないか。そんなことを先輩に言われた。道着と袴は剣士の誇り……だと思っていたが、それで今より強くなれるなら、試してみる価値はあるだろう。背中まである長い髪を解いて、垂らす。これも実験の一環。
片手には、獲物でありお守りでもある日本刀、そのまま訓練施設に入れば、見覚えのある人物を見つける。
「む……、あれなるは。」
見た事がある。されど、話したことはない。ロビーのベンチに腰掛けた彼の元へゆっくりと歩み寄る。
この人物は、以前、風紀委員の先輩から説教を受けていたはずだ。遠目にその現場を目撃したことがある。そして、その先輩から、よく喧嘩をしている危険な人物であるとも聞いている。確か、名前は――――。
「武知一実先輩でありますな?自分は、風紀委員の上下院禰喪と申します。」
声を掛けたのは、興味があるから。喧嘩で慣らした彼から、強さの秘密を聞き出せるかもしれない。そんなエゴ。彼の目の前に立てば、微笑みながら首を傾げて、自己紹介を始めた。
■武知 一実 >
「あ?」
そろそろ戻って使用した部屋の片づけと、もうひと運動して帰ろうかと考えていた矢先。
こっちへと近づく気配は感じたが、オレ以外の利用者が居ても不思議じゃねえからスルー決め込んでいれば、声を掛けられた。
「風紀ィ? 見ての通り、風紀に声を掛けられる覚えは今ンとこねーぞ今日は」
今日は、と自分で言っちまう辺りが声掛けの原因になるんじゃねえかと言ってから気付く。
いや、でも最近は本当に風紀にとやかく言われるようなことは何も―――
あ、もしかするとアレか。異邦人街での詐欺紛いの売り付けを脅した事か。あのオヤジ逆恨みして風紀にある事無いこと言ったんじゃ―――
■上下院 禰喪 >
目付きの悪い眼光!怖い人相!そして、『今日は』という問題慣れした発言。間違いない、この人は……とても強そうだ!こちらを向いた彼の様相を見れば、きらきらと瞳を輝かせる。
そして、同時に誤解を与えてしまったことを悟る。しまった、そのような事情で声を掛けたワケではなかったのに。自身の意図を示すべく、片手を前に出して振る、必死の否定。
「違うのであります……その、通報を受けてきたわけではありません。個人的な興味、というか、そういう類の感情であります。」
しかし、彼の表情を見ると、何やらはっとしている様子。まさか、何か隠していることがあるのだろうか。だとすれば、それは問い質さなければいけない。風紀委員として、正義の代行者として。
「その……風紀委員から声を掛けられることに、身に覚えがあるので?」
■武知 一実 >
何か8割くらいスゲー失礼な印象抱かれてる気がする。
まあ、そうなる自覚はあるからいちいち口出しするつもりは無ェが。
まあ、いずれにせよあの詐欺オヤジの誤解は解いておくに越したことは――
「……あ?個人的な興味だァ?
なんだ、通報とか職質じゃねェのか、だったらオレの方こそ棘のある言い方して悪かったな」
聞けば異邦人街での一件は関係が無さそうだ。
そういう事なら、こっちとしても身構える理由はねーな。
「いや、オレの勘違いだ。
風紀からはやたらと口煩く言われることが多いからつい、な」
知り合いに風紀が居ない訳でもねえし、端から疑ってかかるのも良くねえな。反省反省。
■上下院 禰喪 >
「………?いえ、突然声を掛けたのは、こちらでありますから。」
謝られた―――!?口調は悪いが、丁寧な対応である。先輩方から聞いていた印象と、早くもズレが出ている。想定外の言葉に、思わず口を噤んでしまった。しかし、だとすれば、喧嘩百般という噂も間違いではないだろうか。念のため、確認しておくことにしよう。
「その、一実先輩は三度の飯よりも喧嘩を好むと聞いておりまして。ですので、お声掛けをさせて頂いた次第であります。」
また、疑いを持った件を訂正されれば、なんだ、そうなのかと納得。全く彼を疑っている様子もない。ぺこりと軽く頭を下げた。
「そうでしたか、いえいえ、此方こそ疑うような素振りを見せてしまい申し訳ございません。先輩に対して、粗野な疑問を抱いてしまいまして。」
■武知 一実 >
「……じゃあ、お互い様っつーことで手打ちにしとこうや」
見たところ一年か二年か、まあ風紀委員としてそんなに日も長くなさそうだ。
だったら資料や伝聞でしかオレの事は知らねえだろうし、変な印象を抱かれてるのも無理はない気もするが……
「……あァ? 確かに喧嘩はするが、流石に飯の方が好きだぜオレぁ」
前言撤回、後輩指導はもっとちゃんとやっとけ風紀委員。
つーか、風紀委員内でオレの個人情報ってどう扱われてんだ?
流石に偏見が過ぎんだろ……まあ、日頃の行いの所為って言われたら認めざるを得ねぇけどよ。
「まあ、別に目くじら立てる気はねーが、もう少し弁えるっての覚えとけよ?
慇懃無礼と取られても可笑しくねーからな、アンタ」
快活なのは良いことだとは思うが、程度ってモンがあるだろ。
■上下院 禰喪 >
「はい、了解であります!」
何となくだけど、悪い人では無い気がした。兄貴肌?兄貴分?こういう人のことを、どのように形容すればいいのだろうか。噂話を真に受けるのも考え物だと、少しの自省を加えて。
「そうでありますか!?……ふむ、ううん。実は、こうして声を掛けたのは、稽古を付けて欲しかったからなのです。風紀委員として、上下院家の剣士として、強き方とお話をしたかったのですよ。」
先程の発言から見ても、嘘を吐いているとは思えない。『喧嘩を好んでいる』という訳でも、ないのだろうか。だとすれば、自身の目的は、当たり屋的な行動になってしまう。どうしたものかと眉を下げて、自らの目的を正直に話すことにした。
「慇懃無礼……!そうでしたか、失礼しました!……と、いうのも、良くないですね。少しずつ、慣れるようにします。」
言葉の意味は知っている。しかし、自身の行動がそう見られるとは少しも考えておらず。大きく目を見開いた。そして、こくりと頷く。
■武知 一実 >
「はァ? 稽古だァ?
ンなもん、風紀の中でやっときゃ良いだろ。
別にオレぁ剣士じゃねーし、アンタが思ってる程強くもねーよ」
喧嘩は大抵負けねえが、それは喧嘩だからであって。
それこそ剣同士の立ち合いじゃ、風紀の先輩に負けてんだ。
人に、それも風紀委員に稽古なんざつけれるようなモンじゃねえ。
「それとも、後輩に稽古も付けらんねーほど風紀委員は多忙なのかよ?」
まあ、最近物騒なニュースも耳にするし、後進の育成に手が回らねえのかもしれねえ。
だからってお尋ね者……じゃねえな、風評の宜しくねえオレニ師事しようってのはどーなんだと思わざるを得ねえな。